日本郵政は郵便バンクの巨額の資金を持ちながら、国内の他の金融機関との
不公平競争を理由に本来の金融活動が規制されて居ます。
日本郵政も国債引き受け専門では遣って行けないのであれこれ生き残りを
賭けてし資金運営を模索しています。
その一端として豪州物流大手企業トール社の買収です。
6200億円で買収しました。
何処の企業もてっとり早く海外企業買収に手を出しています。
しかし海外企業の買収はそう簡単に成果は上がりません。
最近の例では東芝が米国原発事業で失敗して7千億円を超す損失を出し企業
存続を危うくしました。
今回日本郵政が海外大手物流企業として買収した豪州トール社の企業不振で
数千億円の損失が出た模様。
どうやら海外企業に詳しくない足下を見られ、よい様に弄ばれのが要因らしい。
何とか海外投資に活路を見いだしたいと言う焦りが甘い判断で失敗した様だ。
さて日本郵政はどう始末つけるか?
対応次第では政府が進めて居る日本郵政株の追加売却に大きな影響が出そうだ。