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混迷する東京五輪競技場選定問題

2016-11-30 07:46:41 | Weblog

東京五輪着工に向け動き出した途端に工事費が余りにも掛かり過ぎると非難が起きて
来た時東京都知事選で小池新東京都知事誕生となった。

新都知事はまず汚染工事がなされてない豊洲市場と巨額に膨れあがった東京五輪の
経費にメスを入れた。

其処であまりにも法外なバレー・ボート・水泳の3会場見直しを迫った。

そもそも東京五輪招致条件は経費削減・コンパクトな競技場が都内にある事でした。

処がまずメインスタジアムの国立競技場問題でつまずいた。
国の威信をかけ奇抜な法外な工事費がかかる設計が採用されてしまった。

これは政府関係者や東京五輪組織委員会が暴走した結果でした。
世間の非難に答えて半分くらいの経費の新しい設計が採用され着工となった。
また東京五輪のシンボルとなるエンブラムでも盗作疑惑で新しく変更となった。

度重なる失態はIOCの信用をなくしてしまった。

其処に今度の3競技場問題でまたまた恥の上塗りをする事になった。

右往左往する日本側案とうとう堪らずIOCも乗り出して4者会合となった。
東京都・IOC・政府・大会組織委員会の4者のトップクラスの会合です。

今回水泳競技場はオリンピック水泳センターの観客席を1万5千に減らし経費
削減して建設決定した。

ボート・カヌー等の競技場は原案の海の森水上競技場をコストを抑えて仮設
新設で決定した。
これで震災復興支援の宮城県長沼ボート場の小池案は完全に消えた。

問題のバレーボール競技場については、有明アリーナーに、恒久的に新設案と
横浜アリーナーの既設施設利用の二つの案が決まらず、クリスマスまで先送り
される事となった。

是は横浜の既設施設利用を主張する小池知事と有明アリーナー新設を主張する
組織委のボス森会長との意見の対立に依るもの。

建設決定した水泳センターは当初案の687億円から514億円に削減。
ボート等の会場海の森は当初案の491億円から298億円に削減。
2会場で最大362億円が削減される勘定となる。

組織委員会ではこれで3兆円と言われて居たが2兆円を切る望みも出て来たと
コメントして居るとの事。

いずれにしても早く解決し無事東京五輪を成功させたいものですね。


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