アジア太平洋圏21ケ国が経済協力で統合を目指すAPEC首脳会議がパプアニューギニア
で開催された。
此の処中国は南太平洋諸国を一帯一路戦略に引き込もうと盛んにカネをつぎ込んで施設
建設等を行って居ます。
中国はパプアニューギニアを拠点に南太平洋8ケ国と深く関わろうとしています。
中国はアフリカに続き南太平洋にまで手を伸ばし始めた事になる。
一方米国は保護貿易政策・一国主義を打ち出し中国と激しい貿易戦争を行って居る。
今回この両大国の激突で終始しました。
中国習主席は激しい口調で米国の保護貿易と自国第一主義を非難。
これに対し米国はトランプ氏に代わり副大統領が出席し、中国の通商貿易を非難。
米中の深まる亀裂で首脳宣言も断念する異常事態となった。
今月末アルゼンチンで開催予定の米中首脳会談はどうなるのでしょう。
ここでも中国習主席と米国トランプ大統領の激突は避けられない様です。
処で現在太平洋圏での経済連携構想は、中国韓国インドを含むRCEP通商条約。
米国を除く豪・加等11ケ国のTPP通商条約。
これらすべての国とロシア・南太平諸国を含むAPEC構想。
この中でASEANが関係し、中国・日本・米国・豪州が大きな存在となって居ます。
いずれの構想も中国の一帯一路主義と米国自国第1主義が大きく影響して居る。
そんな大国の争いの中で日本は右往左往して居るのが現実です。