阿倍首相は予告通り、28日臨時国会召集し冒頭で衆院解散総選挙を行う旨
表明しました。
衆院解散は首相の專権事項なので文句をつけようがない。
ただ巷では大義名分がない、森友加計疑惑隠し或いは小池新党に先手を打った
解散総選挙ではないかと、兎角批判が多い様だ。
それについては、19年消費税引き上げの財源2兆円分を国の借金返済から
全世代型福祉施策に組み替える事と、北朝鮮圧力強化について、国民の信を
問う国難突破の解散と大きく出ました。
しかし如何にも取って付けた様な理由には国民は納得しないのではないか?
2年先の話しですが消費税増税で約5・8兆円の財源確保出来ると計算。
これまでは、社会保障の充実に1・45兆円で後4兆円は社会保障の借金の
穴埋めに使う予定でした。
今回穴埋め分から2兆円を人づくり革命へ使途変更する。
人づくり革命とは、幼稚園や保育園の無償化・大学の奨学金や授業料減免
拡充・保育の受け皿整備の前倒し等、全世代型福祉政策を言う。
ただ2020年プライマリーバランスの黒字化は困難と認めるが黒字化は
目指すとしたそうです。
財政健全化のための消費税値上げがまたまた変更になったと言う事。
首相が言う国難突破解散とはどうして思えませんね。