kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

伝わらない「言葉」

2007-10-30 | 陸上競技
何故か選手が筋肉痛らしい。はっきりと理由が分からない筋肉痛…。日頃使わない部分だから新しい事をすれば筋肉痛になる。ハードル跳んだりするだけでも筋肉痛になる可能性は十分あります。他にも原因はあるかもしれませんし、ひょっとしたら別の練習で「故障」したのかもしれません。自己解決を期待します。今の段階の練習で故障してしまうとこれから先の練習はできません。全て自己責任で取り組んでいかなければ……。

話は変わりますが、最近私も言葉を選んで話をしています。こちらが伝えたい事を「理解しない」のではなくて「理解できない」可能性があると感じているからです。私の「言葉」は高校生にとっては「何が言いたいのか分からない」のかもしれない……。私にとって「当たり前」だと思うことも高校生にとっては「何が言いたいのかわからない」「無駄に話をしている」と思われている可能性があるなーと今更ながら感じています。それは部活だけではなく全ての高校生に対して感じている部分です。
「言葉」を使う事で仕事が成り立っていますが、それすら上手く出来ていない気がする…。こちらが求める事の水準を下げるか、より分かりやすい「言葉」を選ぶか…。どちらかしかない気がしています。

授業に遅れてきた者に「なんで遅れたのか?」と聞いたら「普通に歩いていたら遅れました」と答えられる…。これが常識的な「答え」だとするなら私は自分の存在価値を疑います。遅れて来ても「悪い」と思わない…、急ぐ風でもない…。うーん、これで本当に良いのだろうか?こちらが「反省」を促す投げ掛けをしてもその意味がわからない…。この状態で「情熱」を持って関わっていく事ができるほど、自分の中にエネルギーはあふれていない…。まだまだ未熟だからそう感じるのかな。そういう状態が「当たり前」だと割り切って人と関わるほうがきっと楽だと思う。そういう割り切りができたら、自分が自分でなくなる気がする……。
昨年、雨の中で練習した後に車の中に靴を置いて帰られた事をフッと思い出した…。こちらが「駄目だ」といった意味が伝わらなかった事を…。意味を考える事ができなければ同じ事を繰り返す。「自分が中心」という考え方が増えてくる…。考えると「力」が抜けていきますね……。
コメント
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