kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨の離任式

2012-04-16 | 陸上競技
金曜日(週が明けたにもかかわらずまだ金曜日)、離任式でした。昨年度末の人事異動で大幅な異動があり10人以上が新しい学校で勤務されることとなりました。私がこの学校に赴任してきてからずっと一緒にやってきた方々も多く転勤されました。部活動の指導で私が行き詰った時に多くのアドバイスを下さった女子バスケ顧問もご栄転。これは本当に辛いですね。まずは自分がしっかりと指導ができるようになり「kanekoきちんとやってるな」と言っていただけるような指導者となり恩返しができたらと思います。

また、この移動で1年間一緒にクラスの生徒を見てきた副担任の先生もご栄転となりました。多くの部分で頼っているところがありましたし、なんとか卒業式を一緒に迎えたいという話をしていたのですが希望叶わず。クラスの生徒も異動が決まった時点でかなり落ち込んでいました。それでもこの現実は受け止めてしっかりと自分たちのやらなければいけないことをやる必要があります。それ以外にはないのです。そのため副担任を送る会を実施できたらと思い準備をしてきました。

基本的に生徒主体で動くのが理想です。ほぼ生徒に準備をさせました。細かい部分と「もっとこうしたら喜ぶのでは?」というのがあったのでその部分だけはアドバイス。アルバムに写真とメッセージを挟んで送ることにしました。また副担任は家庭科の教員だったので生徒が「エプロン」を選んできました。実習でも家でも使えるようにということです。送るモノを選ぶというのは「心」が込められていると思っています。モノを選ぶ時間は相手のことを考えているからです。適当にあるものを買うのではなくこうやって「心」を込めて選ぶ。大事なことだと思いますね。

離任式終了後、教室で「お別れ会」をしました。前で話をされているのを聞くとこみ上げてくるものがありました。生徒の大多数は涙を流しています。こういう「感情を出す」というのは高校生では恥ずかしいことなのかもしれませんがそれを抑えきれないくらいの「想い」があったからの涙です。私は素敵なことだと思います。今回は全体で「花束」を送りませんでした。代表者が渡すというのを避けたかったからです。一人一人が「花」を直接渡せるように人数分の「花」を準備してもらいました。お世話になった人に直接、「ありがとうございました」という感謝の言葉と気持ちで花を渡す。代表だけではなく直接というのが大事だと思いました。時間はかかりますが(笑)。見ていると泣き崩れて話ができないような生徒もいました。それだけ慕われていたのだと思いますね。この日は私は前では話をしませんでした。転出される先生の言葉が他の言葉でかき消されるのを避けたかったらからです。本当に貴重な時間が過ごせました。子供たちにとってこのことがどのような形で残っていくか?見守っていきたいですね。

終了後、すぐに会議。先日服装のことについて科指導を行いました。この内容についてです。詳しくは書きませんが微妙なニュアンスが合いません。このままでは指導が十分にできないであろうという雰囲気がありました。先日私が生徒の前で話をしました。これにより今までルーズであった部分にラインが引けたと思っています。それだけでは全員の納得がいかないということもあります。そこをどう対応するかの部分を考えていきました。これが2時間強。ヘロヘロです。生徒のためにと思っていますし、それをうちのクラスの生徒は感じ取ってくれていると信じています。しかし、それを本物にできるかどうか。全員の共通認識が必要です。生徒だけではなく教員側の共通認識が求められます。ぐったり。

練習は・・・。全く見ていません。雨ですから走る予定はありませんでした。落とすつもりでいましたが見ていません。どういう動きをしていたのかを後日確認できたらといいう感じですね。色々なことがあったので疲弊しました。ぐったりです。
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