土曜日、この日はhikari高校で練習することとしました。数日前にtabe高校と一緒に練習をしようということになったのでhikari高校のグランドを借りての練習となりました。私の車だけでは選手の運搬が難しいのであれこれ考えていると同じタイミングで女子バレーの地区大会がhikari高校で開催されるとのこと。マイクロバスに数人便乗させてもらいました。ラッキーです。
かなり早く会場に着いたので各自で身体をほぐしておくように話しました。わざわざ遠くから来てもらうわけです。何も刺激を与えないというのでは困ります。この辺りに関しては選手にはかなり話をしておきました。ここが出来なければ意味がなくなってしまいます。他校への刺激と本校の選手の刺激。貴重な練習になります。高い意識をもって取り組んでいるチームと一緒に練習をすることでうちの選手には大きな勉強となります。この時期なかなか難しい部分がありますが時間を作ってもらったことに感謝しないといけません。
練習はフリーアップで。会場は大会以上にごった返しています。中学生、高校生、小学生と数えきれないくらいの人数がいます。この中で集中してアップをするというのは難しいことです。それでも大会ではやらなければいけません。各自が決められた時間内でどれだけ集中してアップをできるか。今回の練習は全てkubota先生にお任せ。前半は細かいことをやらずにしっかりと走るというメニューでした。男子は比較的走力が付いてきているのではないかと感じました。もちろんまだまだですがもう少し順調にいけば目標であるリレーで中国というところまで届きそうな感じがあります。女子は・・・。女子エース、先週の記録会で思ったほど走れませんでした。これにはいろいろな要因があると思っています。この1週間かけてある程度の修正はできたと思っています。木曜日はまずまずの走りができていました。この日も身体は良く動いています。しかし、思ったほど前に進みません。80mでは何とか持ちましたがその後の120m以降は全くです。動いていないわけではない。しかし、進まない。県大会でライバルになる選手たちについていくことができません。最後の60mは全く動いていませんでした。大きなショックを受けたのではないかと思います。
グランドの土が非常に柔らかく反発が返ってこないため動きが非常に悪くなっていました。タイミングがかなりずれています。120mに移った時点で間違いなくずれています。このような状態であれば走るのを止めさせたほうが良かったのかもしれません。本人の精神的なダメージは大きかったと思います。進まないのにパワーで押し切ろうとするのでさらに動きのタイミングがずれます。意識させましたがこれだけでは修正できないところがありました。
その後基本的な動きを少しやる中でkubota先生からヒントをもらえました。特別意識して話をされたのではないかもしれませんが、私にとっては大きな一言でした。実際にtabeの選手と比べると間違いなくできていない部分があります。「速く」は動くのです。しかし、これだけでは前には進まない。この冬にしっかりやってきたつもりですが十分な対応ができていない動きがありました。「速く」の部分が強調され大事な部分が見落とされてしまっていました。大きなヒントでした。単独練習であれば絶対に気づかなかったかもしれません。自分のところの選手だけを見ていると比較対象が限られてしまいますから「錯覚」に陥ります。一緒に練習をしていく中で課題が発見されました。
帰りの車の中で女子エースは非常に落ち込んでいました。ここ最近ないくらいの落ち込みです。このような精神状態を引っ張るのは良くありません。学校に戻って最低限の負荷で身体を動かしました。走るというのではなく「動きの確認」だけです。これまで継続的にやってきたドリルがあるのですがいつの間にかやらなくなっていました。これは午前中に気づいた部分を意識させるためのドリルです。毎日の練習の中でいつの間にか見落としてしまっている部分でした。情けない話です。しかし、これが意識できれば動きは間違いなく変わるという自信もありました。基本的に冬期練習では体幹強化に時間を費やしてきました。この部分の強化は間違いないと思います。あとはこれを使えるようにしていくだけ。正直、ある程度の強化が上手くいっているので普通に走れるだろうと甘く見ていました。しかし、大事な部分を見落としていたら走れないのです。
本人の感覚的には大きく変わりました。膝がきちんと上がるようになってきました。あまり長時間やるのは避けたかったので翌日少しだけ走ることにしました。この中で本人が感覚をつかんでもらえたらと思っています。選手が上手く走れない時に指導者がどのようなアドバイスができるか。ここは本当に大きいと思います。まだまだ私は未熟だなと大きく反省しています。
劇的に変化しました。これはまた書きます。
かなり早く会場に着いたので各自で身体をほぐしておくように話しました。わざわざ遠くから来てもらうわけです。何も刺激を与えないというのでは困ります。この辺りに関しては選手にはかなり話をしておきました。ここが出来なければ意味がなくなってしまいます。他校への刺激と本校の選手の刺激。貴重な練習になります。高い意識をもって取り組んでいるチームと一緒に練習をすることでうちの選手には大きな勉強となります。この時期なかなか難しい部分がありますが時間を作ってもらったことに感謝しないといけません。
練習はフリーアップで。会場は大会以上にごった返しています。中学生、高校生、小学生と数えきれないくらいの人数がいます。この中で集中してアップをするというのは難しいことです。それでも大会ではやらなければいけません。各自が決められた時間内でどれだけ集中してアップをできるか。今回の練習は全てkubota先生にお任せ。前半は細かいことをやらずにしっかりと走るというメニューでした。男子は比較的走力が付いてきているのではないかと感じました。もちろんまだまだですがもう少し順調にいけば目標であるリレーで中国というところまで届きそうな感じがあります。女子は・・・。女子エース、先週の記録会で思ったほど走れませんでした。これにはいろいろな要因があると思っています。この1週間かけてある程度の修正はできたと思っています。木曜日はまずまずの走りができていました。この日も身体は良く動いています。しかし、思ったほど前に進みません。80mでは何とか持ちましたがその後の120m以降は全くです。動いていないわけではない。しかし、進まない。県大会でライバルになる選手たちについていくことができません。最後の60mは全く動いていませんでした。大きなショックを受けたのではないかと思います。
グランドの土が非常に柔らかく反発が返ってこないため動きが非常に悪くなっていました。タイミングがかなりずれています。120mに移った時点で間違いなくずれています。このような状態であれば走るのを止めさせたほうが良かったのかもしれません。本人の精神的なダメージは大きかったと思います。進まないのにパワーで押し切ろうとするのでさらに動きのタイミングがずれます。意識させましたがこれだけでは修正できないところがありました。
その後基本的な動きを少しやる中でkubota先生からヒントをもらえました。特別意識して話をされたのではないかもしれませんが、私にとっては大きな一言でした。実際にtabeの選手と比べると間違いなくできていない部分があります。「速く」は動くのです。しかし、これだけでは前には進まない。この冬にしっかりやってきたつもりですが十分な対応ができていない動きがありました。「速く」の部分が強調され大事な部分が見落とされてしまっていました。大きなヒントでした。単独練習であれば絶対に気づかなかったかもしれません。自分のところの選手だけを見ていると比較対象が限られてしまいますから「錯覚」に陥ります。一緒に練習をしていく中で課題が発見されました。
帰りの車の中で女子エースは非常に落ち込んでいました。ここ最近ないくらいの落ち込みです。このような精神状態を引っ張るのは良くありません。学校に戻って最低限の負荷で身体を動かしました。走るというのではなく「動きの確認」だけです。これまで継続的にやってきたドリルがあるのですがいつの間にかやらなくなっていました。これは午前中に気づいた部分を意識させるためのドリルです。毎日の練習の中でいつの間にか見落としてしまっている部分でした。情けない話です。しかし、これが意識できれば動きは間違いなく変わるという自信もありました。基本的に冬期練習では体幹強化に時間を費やしてきました。この部分の強化は間違いないと思います。あとはこれを使えるようにしていくだけ。正直、ある程度の強化が上手くいっているので普通に走れるだろうと甘く見ていました。しかし、大事な部分を見落としていたら走れないのです。
本人の感覚的には大きく変わりました。膝がきちんと上がるようになってきました。あまり長時間やるのは避けたかったので翌日少しだけ走ることにしました。この中で本人が感覚をつかんでもらえたらと思っています。選手が上手く走れない時に指導者がどのようなアドバイスができるか。ここは本当に大きいと思います。まだまだ私は未熟だなと大きく反省しています。
劇的に変化しました。これはまた書きます。