kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

インターハイ生活3日目

2012-08-01 | 陸上競技
火曜日、インターハイ生活も3日目となりました。やっぱり長いですね~。高速道路を使っての「通勤生活」にもかなり慣れてきました(笑)。

この日も投擲種目が早くからあるのでそれに合わせて出発。うちのハードル選手は落としの日としていたので軽く動かす程度。投擲選手のアップのウォークとジョグに混ざってやって終わり。30分程度でした。私の仕事はほぼなし。

砲丸投げにうちの選手が出ていたのでそれを観戦。一投目の投擲は本人の自己ベストとは程遠いものでした。素人の私が見てもイマイチだなーというのご分かりましたが私にはどうにも出来ず。esaki先生は円盤投げのアップに付き添っておられたので結果を報告すると技術的な返事が…。

さすがに私が呼んで指示するのは気が引けました。その場おられた我が師匠にアドバイスをお願いしました。普段から合同練習で砲丸投げを見てもらっているのでその辺りは選手との関係も良好です。取り敢えず私も付いていって後ろにいました(笑)。それだけでもちょっと緊張(笑)。その後の投擲は少しずつ改善されていきましたが力を出し切れず…でした。

本人はかなり悔しがっていました。すぐにでも練習をしたいと繰り返し言っていました。選手が伸びていくためにはこういう経験が必要です。悔しいから「強くなりたい」という気持ちが生まれる。だから練習に一生懸命に取り組める。きれいごとではなく本人の強い「意志」が必要になるのです。この気持ちが継続できれば間違いなく強くなるでしょうね。

円盤投げも見ました。これも本来の投擲とは違う投げとなっていました。後で話を聞くと「頭が真っ白になった」とのこと。インターハイ独特の雰囲気に飲まれてしまったのだと思います。なかなか思うように力を出し切れません。本当に難しいなーと改めて感じました。長い時間をかけてやってきて競技場内でパフォーマンスをするのはほんの数秒。たったこれだけのために多くのものを犠牲にしてやっていく。簡単なことではありません。強い意志と覚悟が必要ですね。

なかなか思うことが多い時間でした。普段こんなにじっくりと投擲種目を見ることはないですから貴重な時間だったと思います。いい勉強になりました。
コメント
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