kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

オープンキャンパス&治療

2013-08-08 | 陸上競技
水曜日、オープンキャンパスがありました。こういう行事がある時には早く職場に行くようにしています。というか、前日の準備だけでは足りないのではないかと思い、焦っていた部分があります。口頭で話すだけではなく少し視覚的にも分かるようにしてもらいたいなと。1時間程度準備してなんとか形になりました。

3コマ担当しました。「情報処理とは?」という大きなテーマの中での授業です。中学校によって「情報」の授業でやっている内容が大きく異なります。全く触ったことがないという生徒もいますし、エクセルを使って年賀状を作るという学校もいる。まー統一するのは難しいのでこちらのペースで進めていきました。内容は「エクセルと使えると便利」というレベル。実際に足し算をしてもらう、平均を出してもらう。これを手作業でやってみて「大変だ」ということを実感してもらってからエクセルで足し算と平均を求める関数を使う。まー難しいことをさせても分からないので。内容的には面白くないのは当然ですよね!?面白くないことを少しでも興味を持ってもらうための工夫です。後は画像処理などの話を少しだけして終わり。反応はほとんどなかったので物足りないですが(笑)。この内容で授業が活気づくというのはちょっと考えられませんからね。

練習開始を12時からとしていました。かなり暑い時間帯ですがそれほど多くはやらないつもりだったので。練習の様子を見たいという気持ちがあったので時間を調整しました。この日の練習は確認程度にしようと思っていました。今後のことを考えるとバトン練習なども時間が取れない可能性があるのでそこまではやっておきたいなと考えていました。流れ的にはいつも通り。

チューブをやってマーク走に入った時点で一人走れません。走りのバランスがかなり悪くとても「走練習をする」という状況でありませんでした。1本走った時点で止めさせることに。これ以上走っても全く意味がない状態だからです。前日に脚が痛いと言っていた時にもう少し適切な対応ができたのではないかと思いました。これは私自身の反省でもあります。「大丈夫」というのでそれほど大きな痛みではないのだろうと判断してました。「痛い」と言った後にもう一本走っていたので。アイシングの指示は出していましたが不十分だったと思います。

間違いなく筋力低下が大きな要因だと思います。この2週間ほとんど補強らしきものをしていません。筋力が低下している状態で身体が動くと故障の原因になります。そうならないために時間をかけて筋力アップに努めています。地道な練習で培ったものであっても低下するのは一瞬です。本当に恐ろしいと思いますね。本人に「どうしたいか?」と聞くと「どうしても治したい」とのこと。その言葉を信じることにしました。すぐに予約を入れて車を走らせて治療へ。他の選手は「自分たちで」という流れとなりました。

ここまで来るとあとは「本人の強い気持ち」と「強い意志」だと思います。悪循環から抜け出すためには余程のことがなければできません。同じことを繰り返すというのではいつまでたってもレベルアップしないのです。「何とかしたい」という雰囲気はありました。その気持ちに応える必要はあると思います。どちらにしてもこの子が万全の状態でなければうちが上のレベルで戦える可能性はないのですから。

2時間近く治療してもらい痛みは治まったようです。これが一時的な回復である可能性も高い。翌日様子を見て治療をするかどうかを考えようということにしました。全く走れない状態であればかなりの治療が必要となります。筋力が弱っていて足の回転が後ろになっているのは明確でした。その部分を指摘はしていたのですが練習をしながら改善していくしかないと考えていました。それが不十分だったのだと思います。私の判断が甘かったのかもしれません。

ここまできたらあとは本人の「想い」の強さです。それに賭けるしかありません。何が何でも治す。どんなことがあっても走れるようになるという強い「想い」があるか。ここが全てだと思います。私自身もこの子の成長に賭けるしかないと思っています。不足する分の補強を自分でどれだけできるか?「やるように」と指示を出すことはできますがそれをやるかどうかは選手次第。やってもらわない限りははやり故障から抜け出すことはできません。

選手の「心」の成長が大きな結果につながると思っています。信じたいと思います。
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登校日&翌日準備

2013-08-08 | 陸上競技
火曜日、この日は登校日でした。これは翌日が商業系のオープンキャンパスになっているのでそのための掃除と準備のために行われます。ということで登校時間が早いので朝練をやることにしました。インターハイに出場した選手以外はかなりの練習量をやっていると思います。距離は踏んでいませんが本数的にはかなりやっています。この日の朝は走るというのではなく「動きの確認」に充てることにしました。30分ギリギリでした。もう少し時間に余裕があるといいのですがなかなかそうはいきませんね。

久々にクラスの生徒の顔を見ました。とはいっても学校で何度かあっている生徒もいるので「久しぶり」という感じはありませんでしたが。SHRで当日の予定の話をしてすぐに大掃除。30分ほどやって全校集会。これも20分程度で終わり。10時前にはほぼ全ての行事が終わっていました。早い(笑)。ということで練習開始時間を早くしました。当初は午後からやろうと思っていたのですがさすがに10時から昼食を取らせるのもどうかと思い変更。

練習開始前に少しだけミーティングを。先日も行ったのですが体調不良から復帰した者がみんなの前でインターハイの感想を話すことがd系ていなかったので機会を作りました。申し合わせたように「レベルが高い」「チーム力」の話をしていました。4継で勝負するためには一人が速いだけでは無理。もっと自分たちが「やらなければいけない」という気持ちになったと。こういう気持ちが本物になって行動と取り組みが変わってくれると大きいのですが。
また、「チーム力」も同様。うちは「サポートする」役割の者が選手に気を使わせるというあってはならない話が続いていました。「自分はサポートをしている」という自己満足で次につながらない状態です。「荷物を運ぶ」ことがサポートではない。選手が必要だと思うことを自らやるのです。これができないということはまだまだ周囲に気を配ることができていないという状況。まだまだやることが多いと思います。

練習としては軽めにしました。基本的な動き行ってチューブ、マーク走、バトン走。最後にスタートを数本やって終わり。どうしても動きの確認をしておきたいという部分がありました。国体最終に向けて「調整練習」とする必要があるのは一人だけです。基準記録を突破してませんからまずはその記録の突破、最低でも「勝つ」事が必要になります。選考にかかる位置にはいますがそのためには突破しなければいけないことがいくつもあります。今やろうとしていることがきちんとできれば十分可能性はあると考えています。それだけの潜在能力がある。何とかしなければいけません。

この日の練習中、休んでいた者が少し足を痛めた様子でした。うーん、非常に流れが悪い。2週間近く練習ができたいない状況で足を痛めてまた出来ないというのでは秋のシーズンは考えられません。この子がいなければ正直うちがリレーで上のラウンドに進むことはないからです。子日の状態では「大丈夫」と言っていました。すぐにアイシングをするように指示しましたが周りの者も慌てる様子もなく。「すぐに氷を取りに行くようにと指示を出したのですが悠長に歩きながらのんびり。これが「サポート」だと思うのですが話がつながりません。

少し走ってからウエイト。高跳び選手と休み明けの者は国体最終をパスしようと考えていましたから、食事をとってからシャフト補強と体幹補強。この時点では痛みを訴えていないので何とか大丈夫なのだろうと判断していました。

別メニュー2人が練習をしている間に翌日のオープンキャンパスの準備をしました。授業を担当することになっていたのでその準備です。今回は「エクセルを使う」という最も難しい内容でした。中学生にやってもらう内容自体は多分簡単です。しかし、内容が面白くないのです。こんな面白くないことを授業でやってもらうと「つまらない」と判断される可能性が高い。いや、正直、通常授業の内容になりますから「楽しい」はずがありません。エクセルが楽しいという話はこれまで聞いたことがない(笑)。この状況を打破するためには・・・とひたすら考えました。精神的にしんどいですね(笑)。

別メニュー組の練習を16時過ぎまでやって(1時間半の休憩をはさむ)、その後私はひたすら地味に作業。うーん、疲れました。
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