kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

葛藤

2013-08-25 | 陸上競技
今更ですがかなり疲れています。ここ最近の中で一番疲れているんじゃないかなと思います。身体的にも精神的にも疲労度はピークです。12時間近く睡眠を取りましたが回復する兆しはなし。うーん、ちょっとしんどいですね。

この1週間、練習を見てきてちょっと厳しいなとずっと感じていました。こちらが伝えたいことはほとんど伝わらない中で練習をしていく。この夏休みに入って「チームとして」という話をずっとしてきました。合宿中に全体の雰囲気が重く全く声が出ません。何度も言ってきたのですが。

うちだけでなく全体的に返事が出来ない、声を出さないというレベルでした。全体を引っ張るという選手がいないのも大きな要因だと思います。この中で他の指導者から指示が出てまだ返事がない。行動が遅い。そこでまたかなり注意を受けました。「一番一生懸命にやってるのはkaneko先生ではないのか??」という投げかけが選手に対してありました。

この時にあーそうだなと感じた部分があります。私が一生懸命になって選手に高い目標を与えてそれに向かわせようとしていたのかもしれません。本人たちは望んでいない。県新人に出て決勝に残れたらいいやというレベルなのかもしれません。それをこちらが叱咤激励をしながら練習をさせる。この状態でチームが上手く行くはずがない。

声を出す、挨拶をする、返事をするという本当に基本的な事を求めていました。しかし、それが何ヶ月たってもできていないのです。こちらが繰り返し話してきた事が全くと言っていいほど伝わらない状況の中でなにをするのか??

難しい事を求めているのか?違うと思います。声を出すことは誰にでもできるのです。やろうとするかどうかの問題。やればできる事を恥ずかしい、走るのに必要はない、誰かがやればいいという中で誰もやらない。こちらだけが本気だったのかなと情けなくなりました。

練習の質が上がらずこちらがやりたい事がなかなか出来ない。支部新人の結果が全てを表していると思います。記録は気にしない部分がありますが、雰囲気というか全体的にこちらが考えているものよりも数弾低い結果でした。勝てば良いという部分がこの大会ではありますが、勝ち方があまりにも良くない。一番メインだと考えていた4継は51秒2かかりました。春先から2秒落ちています。メンバーはほぼ変わっていない。それで2秒落ちですから。来年インターハイを狙うというのはちょっと遠過ぎます。

中国大会が終わってからの流れ。私自身も見直さなければいけないと思います。色々な意味で難しいなと感じています。批判されるのかもしれませんが。かなりエネルギーを使ってきました。1人でどこまでエネルギーを注げるのか?見返りを求めるのは教育的ではないのかもしれません。しかし、「声を出す」「返事をする」という最も基本的な事を求め続けてきてその見返りもないというのは無力感があります。私が進もうとしている道と選手が進みたい道は全く別なのかもしれません。

かなりの葛藤があります。ここ数年、ちょっと辛いものが心の中にあります。私自身、色々と考えなければいけないと思っています。なにも求めない指導が良いのであれば今の私には出来ないと思っています。適当に集まってそれなりに練習して、何となくレースに出る。みんなが必死になって上を目指してきた数年前と比べて今は「私が一生懸命になっているだけ」なのではないかという葛藤が。

上手く書けません。精神的な部分が大きいですね。そこまでのエネルギーが今のわたしに残っているか?自信はありません。

書けたらまた書きます。書けたら...ですが。
コメント
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