kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

集中して

2013-08-20 | 陸上競技
月曜日、ミーティングが終わり移動して練習へ。本来であればここで練習をするというのも微妙なところです。「勝つことだけ」を考えるのであれば問題はないと思うのですが、心の成長が十分でない状態でどれだけ練習をしても効果は上がりません。実際、県総体前は一日練習をしない時がありました。大切な一日ですが「教育」という観点からしても練習最優先というのは良いことではないと思ったからです。

その時は同じような状態でした。「気を配る」の意味を履き違えて「誰よりも道具の準備をやる」というところに最大のエネルギーを使っていた。学校のルールを守れなかった。こういう状況で練習をしても意味がないと考えたからです。結局話は通じず県総体では同じような失敗をしてしまっていました。「注意を受けた」ことが次につながらないのです。なかなかしんどいところですね。

今回は支部新人の3日前。4継のバトン練習が十分ではないと思っていました。県総体前、県選手権でバトンミスをして失格(リレーゾーンに入る前にバトンを渡した)。ここで流れが悪くなっていたと思います。県新人で結果を出そうと思えばこの支部新人のリレーは重要です。一日にすべてをやるとはいえ最低でも大会記録は出せないと話になりません。「自分でやるべきことを考える」という課題を与え練習をすることにしました。これが本当に伝わっているかどうかは怪しい部分がありますが。

アップはフリーとしました。インターハイ会場でアップを見ていて感じたことがいくつもあるようです。これは選手からの申し出がありアップの流れを少し変えました。「チームで動く」という部分の意識づけです。特別変えるわけではないのですが試合に向けて「気持ちの統一」という部分でしょうか。

バトン練習を中心に行いました。風が吹いていたので追い風、向かい風の両方の確認をしました。これまでに比べて練習の中でバトンパスを行う頻度を増やしています。以前に比べて安定してバトンが渡るようになってきています。油断はできませんが。これまでは「渡る」ということが中心となっていましたがこれだけでは勝負はできません。情けない話ですがそこの段階まで行っていませんでした。今回は「渡る」という最低条件をクリアして次につなげなければいけません。

この段階での精度は今までよりは高いと思います。まずは最低限の記録を出す。普通に考えれば春先より記録は上がるはずです。条件的に厳しい部分はありますが最低でも50秒を切るというのは当然のことですね。全体の調子が上がりきっていないというのはありますが、来年に向けて今の段階である程度の記録は出しておきたいと思います。私がそう感じているだけで選手がどう感じているか?この部分も大きいと思います。

書きたいことは結構あるのですがひとまずこれくらいで。また書きます。
コメント
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