kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

忘れないように

2016-08-14 | 陸上競技
8月9日から2泊3日で国体合宿が行われました。こちらの方はまた機会があれば書くことにして忘れないように書いておかなければいけないことが。

国体合宿が終わってその足で広島へ行きました。やり投げ選手を投擲合宿に参加させてもらっていました。とにかくこの子が少しでも投げるようにするためには私の知識では無理。専門家にきちんと教えてもらうことが大切だと感じていました。これまでも少しずつですが基礎的なことを教えてもらっていましたが、やはり本格的に教えてもらった事がありません。チャンスだと思って連れて行きました。

初日はO先生に頼んで連れて行ってもらい、私は2日目の午後練習から見学させてもらうことに。1日目は基礎ドリル、2日目は大学生が色々と教えてくれたようです。私が到着した時にはメディ投げをひたすらやっていました。バリエーションも多い。3日目はやり投げの専門の先生が教えてくれていました。そのため3日目は他の練習を全く見ずにやり投げをひたすら見る。

これまで言われていたことがスーッと入ってくる感じでした。何をやるためにその練習をしているのか。これまでずっと「手投げになる」と感じていた部分がありましたがその前の段階で色々と課題がありました。やり投げを始めた初期段階で「クロス」を教えてもらっていたようなのですがそこが根本的に間違っていた様子(笑)。私もほとんど分からない中でやっていましたから。そこからラストクロスが全くできない。考えてみればクロスがきちんとできていないのですから無理。捻りができない。横を向いてやることが大切ではないなーと改めて思いました。

投げの部分もひたすら教えてもらう。本当に貴重な時間でした。本当は合宿後、自分で練習という感じにしようと思っていたのですが帰りの車の中で「やる事が多くて時間が足りないのでは」という感じになりました。急遽ですがプライベート合宿に通いで参加して二部練の形でひたすら教えてもらったドリルを実施するようにしました。とにかく練習させたい。本人も「やる気」になっていますからそれをどう生かしていくかだと思っています。

こちらはチャンスを与えます。それを活かせるかどうかは本人次第。1年前にはこういう合宿に選手を連れて行くことは不可能だったと思います。そのための準備ができていませんでしたから。今はやっとそこの段階にたどり着いたかなと思っています。この夏が本当に大切だと思っています。甘い部分を捨てていき本当に勝負するためのチーム作りをしなければいけないと思っています。様々な経験をする事は間違いなく本人の人生にとってプラスになる。「やりたいことだけ」「居心地の良い場所に留まる」のではなくあえてキツイ場所に行く事でこれまでの自分の「殻」を破ることができる。そう思っています。

貴重な経験だったと思います。本人も良い表情をしていました。筋力アップに加え基礎ドリルを徹底。時間が足りなくなります。ここをどうやって補うか。ただひたすらやる。これしかありません。
コメント
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