kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

登校日&練習

2016-08-02 | 陸上競技
月曜日、登校日でした。翌日がオープンスクールのためそれに合わせての実施。朝練も実施しました。バランスディスク&ダイナマックスで。ワイワイ言いながら実施していました。私は棒高跳び選手の鉄棒に付き合う。とにかく基本的なことができるようにならなければいけません。懸垂逆上がりができるのが最低レベルだと言われていますからしつこくしつこくです。毎日毎日やるようにしていますから少しずつできるようになってきてはいます。本気になればできるようになるのではないかと思うのですがなかなか(笑)。スプリント組は終わってから自分たちで腹筋をしていましたね。もっともっとできることを見つけてやってもらうといいなと思います。

LHRで文化祭の準備&大掃除。これだけで午前中終了(笑)。かなりの時間を要しました。そのため練習自体をどうするか悩むことに。あまりに暑い時間帯でやるのは避けたいなという気持ちがありました。とはいえ、11時30分に終わってから1時間程度の練習のために昼食をとって始めるのもどうかなと・・・。諦めて準備出来次第開始としました。暑くてもやるしかない。どちらにしても1時間程度の練習としていました。やりたいことはある程度ありましたからできる限りに事をやっておきたいなと。

オープンスクールの関係で翌日も炎天下の練習としていました。少しは慣れておこうかと。翌日の練習の流れを確認する意味でもちょうどいいかなと。暑いと元気がなくなります。ここは大きな課題。集中が保てなくなる部分もあると思いますが、本当にいい練習をしようと思えばどのような状況であってもやらなければいけません。大事なことです。

スプリント系はいつもの流れで実施。ポイントになる部分をしつこくしつこく言い続けました。暑いからこそ集中しなければいい練習にはなりません。もちろん、休みを挟みながら水分を取りながらです。私自身普段は2リットルの水を飲むようにしているのですがこの日は500mlのペットボトル1つだけ。これは厳しかった・・・。マネージャーが作ったお茶を2杯程度飲みましたが水分不足。本当に気を付けなければいけません。選手もですが見ているほうも油断すると倒れます。

スプリントは同じことの繰り返しなのである程度選手が理解してくればできるようになります。ポイントになる部分だけ、できていない部分だけを指示して修正する感じです。スピードスキップの片足をやってから両足、チューブ5歩をやって並走。これで終了。本当に1時間程度になりました。翌日にやりたい練習があるのでそちらを優先することにしました。この日にやりすぎるとお練習の流れが悪くなって翌日できなくなる可能性があるからです。

棒高跳びとやり投げは最初から専門。こちらは1時間半程度。棒高跳びはとにかく踏切ができないのでハードルを使っての踏切練習をやってから跳躍。これを繰り返しました。跳躍ばかりやってもその前の段階に大きな課題があるので意味がなくなります。しっかりと踏み切るためにどうするか。ここを意識しながらやっていきました。かなり改善されてきていますがその成長は少しずつ。どこかで一気に伸びるのではないかと期待しています(笑)。

やり投げは先日の記録会の時に師匠からアドバイスを頂いたのでその部分を意識して練習。クロスがきちんとできない。基本的に私は投擲系の知識がないので言われたまま見ています。ポイントになる部分を教えてもらったのでそこに着目してみていると確かに身体が開いています。チューブを使ったりしながら強制。早い動きでやるとうまくいかないので歩行を中心にやっていきました。さらにはクロスの構えの時にやり先が完全に違う方向を向いている。正面から見て気づいたのでそこを意識させる。最後にクロスを意識して数歩歩いて投げると22m近く飛びました。現時点でのベストが24m。練習投擲で27m近く投げていたようですが測定時には24m。それが「基本的なこと」を修正するだけで歩きながらでもベスト近く飛ぶ。

こういう部分を考えると「専門的指導」を受けられるかどうかというのは本当に大きな差になると思います。投擲は顕著です。指導者の力が出ると思っています。わかりにくいかもしれませんがスプリントも同様だと思います。「以前より強くなった」という結果はあるかもしれません。が、専門的に指導を受ければもっと伸びていたのではないかという部分は考えないといけないと思います。陸上競技はどこでやってもできる。が、「自主性」という名のもとにほとんど指導を受けられないのであればそれは「マイナス」だと思います。投擲の指導を見るとその部分を改めて感じますね。

これから中学生は高校選びをすることになります。多くの情報があふれている感じはありますが「本当に必要な情報」は不足している気がします。自信を持って言えるのは私は一生懸命に選手と向き合うということ。それだけは負けないと思っています。技術指導をしながらも選手と向き合う。こういうスタイルでできるというのはなかなか難しいかなと思っています。せっかくのblogですから多少なりとアピールさせてもらっていいと思っています(笑)。行くんじゃなかった。そう思わせない関わり方をしているともいます。

いろいろと感じる1日でした。取り合えすここまで。また書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑記

2016-08-02 | 陸上競技
土曜日、午後からは聴覚障害を持っている選手の陸上大会が実施されたのでその審判を。少人数での実施でした。担当部署の仕事をきちんと理解していれば最低限の人数で実施できます。準備なども効率よくやれば問題なくできます。

こう考えると20人くらいで同部署の審判をやるのは多すぎますね。「前年度こうだったから」というパターンが多すぎる。前回の記録会では2人でやりましたからね。さすがにこれは酷いなと思いましたが(笑)。不要な仕事を削っていくという感覚。前例に習えという悪習を少しずつなくしていければ良いなと思います。まー何度も声を大にして言っているのですが。

「物事の流れ」がきちんとわかっているかどうかは大きいと思います。その担当部署の仕事がなぜ必要なのか。県レベルの大会で「練習場係」が本当に必要なのか。他の種目でも聞くことがありますが「その種目が好き」というのではなく「審判をするのが好き」という人も多くいるようです。ありがたい部分もあります。が、私は基本的に「審判をやるために」にやっているわけではありません。「練習場係」になったらレースは一切見ることができない。このような状況に置かれたら死んでしまいます(笑)。

審判は絶対に必要です。だからと言ってすべてを投げ打って審判をするのは違うかなと。本当に必要な仕事のみを残していき無駄を排除していけば運営費も安く抑えられる気もします。この辺りの事はもっと書きたいなという気持ちがあるのですが難しい部分なので割愛(笑)

日曜日は市内中学の学年別陸上大会が実施。前日に教えてもらったので見に行くことに。何だか分かりませんが人手が足りないということで急遽お手伝いすることに。この日も最低限の人数で大会運営されていました。出発係も2人でやっていました。過酷ですが1人でできるところもありますから何とか回っていました。私はスターターの手伝いをしましたが、出発係の仕事も少し手伝う。こうやって協力していけば大会は運営できると思いますね。

防府に赴任して1年ちょっと。少しですが私の存在も認知してもらえています。先生方と話す機会も増えてきました。こういう性格ですが一応様々な所に気を使うようにしています。分かってもらえないですが(笑)。普段から内外を問わず全力で指導するようにしています。このスタイルの下で競技をやってみたいと思ってもらえるのであればありがたいなと思っています。裏表なく指導をするようにはしています。もちろん最優先はうちの選手ですが。

以前はあれこれ考えるところもありました。専門的な指導が受けられない選手に対して何とか出来ないかなという気持ち。が、逆に言うとうちを選んでくれた選手は指導を受けたくて数多くの選択肢のから選んでくれた。そこが最優先だと思います。当たり前ですが。もちろん、合宿や合同練習などになれば違ってきますがそれ以外は良いかなと思っています。

話が逸れました(笑)。中学生のレースを見て感じることはたくさんありました。魅力を感じる選手も数人いました。伸び代を感じる。やはりこういう選手と一緒にやってみたいなという気持ちになります。専門種目のレベルを上げるために他の部分をやったら面白いだろうなと。ロングスプリントもハードルも基本的にはスプリント能力だと思っています。そこを上げるために何をすれば良いか。

10年前に今の感覚で指導できていたらもっと面白かっただろうなと思いますね。更には現役時代にこの感覚でできていたら。どうにもならない部分ですが(笑)。中学生の練習量などを見ていると一気に増やすというのは大きな負担になります。10年前はかなりやっていましたから選手はよく耐えてくれていました(笑)。今はそこまで増えてはいません。選手からすれば「どの口が言うのか?!」と思われるかもしれませんが、10年前のtokushoでは今の比ではないくらいの練習量でしたから。

今うちがやっているような練習を見てもらって「あんな練習をしてみたいな」と思ってもらえるかどうか。辛そうな雰囲気ではないのでそれなりに分かってもらえるかなという気はしています。以前は学内のみでの練習でした。今は競技場で練習することが増えていますから「アピールの場」にもなります。そういう気持ちはないですが「見られているかもしれない」という感覚はあります。市外の選手にはアピール不足があります。何とかしてアピールしなければ(笑)

このblogがアピールになっているかどうか。逆に「こいつには任せられない」と思われるかもしれない。まー分かりませんが。毎日見てくださっている方もいると思います。応援してくださっている方も大勢いると信じています。少しずつ足元を固めていってもっと良いチームにできたらなと思いますね。

本当に雑記。思いつくままに書きました。まーたまには良いかな(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする