もう少しだけ。
全てにおいて競技を最優先する。簡単なことではありません。最優先とはいかなくても競技を中心に物事を考えていくという姿勢は必要だと思っています。大会に参加することが目的であればそこまで求めません。が、「勝負をする」ことを目指すのであれば「競技にマイナスになること」は避けるべきだと考えています。そこまで管理するのか?!と言われるかもしれませんが本気で競技をやり始めたら「自然に競技優先」になると思っています。
前の記事にも書いていますが例えばスカートを短くする。さらには化粧をする。これは競技に必要かと言われたら全く不要だと思っています。人間のエネルギーは限られています。必要のないことに力を配分していたら本当にやるべきことはそこではないと思います。
これも以前の話。情けない話ですが選手が化粧をしてレースに出ていたことがあります。日焼け止めというレベルではなく。ピンクのリップを塗って出ていました。私は気づかず。レース直前に塗っていたのかもしれません。その様子を見て他校の先生に「あんたの所は勝ってはいけない」と苦言を呈されました。あのような姿でレースに出るような選手がいるチームは県を代表する資格はない。強いチームには責任がある。他チームの目標とされるにはふさわしくない、と。高校生です。純粋に競技に向かう必要があります。それが出来ていないというのは参加する資格さえもないと思っています。
この時は前年に文化祭があってから大きく揉めたのを覚えています。文化祭では周りが楽しくやっている。ギャルと言ったら言葉は悪いかもしれませんが、その日を楽しく過ごしている生徒達が多くいました。その中で自分達だけ競技をやっているというのに疑問を感じたのでしょう。文化祭終了後、部活を辞めると言い出しました。私はそれを受け入れました。一度気持ちが離れた者は大切な時に勝負にならないからです。その時もスカートを短くしていたりしていたので常に注意をしていましたが見ていないところではやっていたようです。更には部活が休みの日に無断でアルバイトをしていたと後日聞きました。一事が万事。
辞めたのですが様々な事情が重なって翌年3月に1人復帰。私としては受け入れにくい状況でしたが。結局はその選手が化粧をしてレースに出るという状況でした。心の底から後悔しました。一生懸命に頑張ってやっているチームもいる。その中で力があるからといって「他者に失礼な行為」をしているというのはやはり許されることではない。常にその話をしていましたが結局伝わっていなかったという事実。情けなくて涙が出ました。
高校生が学内で化粧をしたり制服を着崩す必要はいと思っています。そんなどうでもいい事で目立つのではなく本気でやれることで目立てはいいのです。目立つ事を考えるのではなく一生懸命にやっていたら自然に目につくのです。休日の日にどのような服装をしても個人の趣味の範囲です。遊びに行くなというつもりもありません。気分転換は必要です。もちろんやるべきことをきちんとやっているというのが前提になりますが。
それ以後はかなり厳しく言うようになりました。というか、そんな「どうでもいい事」を指導する必要がなくなったというのが本当のところでしょうか。競技に向けてやっていくというのであれば日常生活のことは「出来て当たり前」です。競技以外の指導をしている間は絶対に強くなりません。全てはつながっているという感覚を選手自身が持っていれば自然に強くなるのです。結果、中学時代の実績が全くない選手でも中国大会に進むようになりましたし、県総体で総合優勝もしました。それを選手達も理解していました。当時は他県の先生方からも「インターハイに行って欲しい」と声をかけてもらっていました。それくらいの選手達でした。
今はまだ幼い。チームとして未成熟です。それでも無限の可能性があります。男女共にこれまで私が指導してきた選手達よりも「潜在能力」があります。が、それは可能性の話であってそこを磨けるかどうかです。練習のコントロールに関しては現場で私が徹底しています。先日あまりにも目に余ったので激怒してそれぞれに考えさせました。が、これが「練習」に対してでしかないと思っている。それ以外のつながりがまだ分かっていない。自分達の可能性を自分達で気づいていないのです。もったいない。
どれだけ競技に真剣に向き合えるか。ここが出来るようになれば勉強面も変わってきます。練習は頑張る、勉強はやらないという選手は決して大成しません。競技だけではなく全ての面で全力で取り組まないといけない。そこの感覚が持てるかどうかです。
こうやって競技に対してあれこれ考えられるの話誰のおかげか。一番近くで見守ってくれている保護者の存在があるからです。やってもらって当たり前ではない。そこの感覚も自分の行動をコントロールすると大きな要因になると思っています。保護者に対する感謝の気持ちが持てない選手はやはり強くなりません。始めてインターハイに私を連れて行ってくれたRina。この子は練習が休みの日は必ず家にいて手伝いをしてたようです。友達と遊びに行った事がないから引退したら何をしたら良いのか分からないと話していました。普段自分のためにあれこれやってくれる保護者。時間があるときしか恩返しが出来ないので家の事を優先していたと。
感謝の気持ち。ありがとうの気持ち。自分一人で生きているわけではない。その気持ちを持ち続けていたら自分自身が変わっていくと思います。苦しい時も辛い時も自分一人ではないからです。見えないところで自分を支え見守ってくれてる保護者がいてくれるから練習ができる。そう考えたら競技以外のどうでも良い部分に目を向ける暇はなくなります。試合会場で保護者に自分達が活躍する姿を見てもらうためにはやるしかないのですから。
自分自身のためにやる。当然の事です。しかし、それだけではない。それ以外にもたくさんの事があるのです。そこを忘れてはいけない。食事、洗濯、生活に必要な費用、部活に必要な経費は全て保護者が負担してくれています。それなのに横柄な態度を取るようでは競技では成功しません。素直に向き合うのは競技に対してだけではなく周りにいる全ての人たちもです。その感覚を育てていきたいなと思います。
思う事をひたすら書きました。適切ではない部分があるかもしれません。まー適当に批判してください。思想信条ですから。
全てにおいて競技を最優先する。簡単なことではありません。最優先とはいかなくても競技を中心に物事を考えていくという姿勢は必要だと思っています。大会に参加することが目的であればそこまで求めません。が、「勝負をする」ことを目指すのであれば「競技にマイナスになること」は避けるべきだと考えています。そこまで管理するのか?!と言われるかもしれませんが本気で競技をやり始めたら「自然に競技優先」になると思っています。
前の記事にも書いていますが例えばスカートを短くする。さらには化粧をする。これは競技に必要かと言われたら全く不要だと思っています。人間のエネルギーは限られています。必要のないことに力を配分していたら本当にやるべきことはそこではないと思います。
これも以前の話。情けない話ですが選手が化粧をしてレースに出ていたことがあります。日焼け止めというレベルではなく。ピンクのリップを塗って出ていました。私は気づかず。レース直前に塗っていたのかもしれません。その様子を見て他校の先生に「あんたの所は勝ってはいけない」と苦言を呈されました。あのような姿でレースに出るような選手がいるチームは県を代表する資格はない。強いチームには責任がある。他チームの目標とされるにはふさわしくない、と。高校生です。純粋に競技に向かう必要があります。それが出来ていないというのは参加する資格さえもないと思っています。
この時は前年に文化祭があってから大きく揉めたのを覚えています。文化祭では周りが楽しくやっている。ギャルと言ったら言葉は悪いかもしれませんが、その日を楽しく過ごしている生徒達が多くいました。その中で自分達だけ競技をやっているというのに疑問を感じたのでしょう。文化祭終了後、部活を辞めると言い出しました。私はそれを受け入れました。一度気持ちが離れた者は大切な時に勝負にならないからです。その時もスカートを短くしていたりしていたので常に注意をしていましたが見ていないところではやっていたようです。更には部活が休みの日に無断でアルバイトをしていたと後日聞きました。一事が万事。
辞めたのですが様々な事情が重なって翌年3月に1人復帰。私としては受け入れにくい状況でしたが。結局はその選手が化粧をしてレースに出るという状況でした。心の底から後悔しました。一生懸命に頑張ってやっているチームもいる。その中で力があるからといって「他者に失礼な行為」をしているというのはやはり許されることではない。常にその話をしていましたが結局伝わっていなかったという事実。情けなくて涙が出ました。
高校生が学内で化粧をしたり制服を着崩す必要はいと思っています。そんなどうでもいい事で目立つのではなく本気でやれることで目立てはいいのです。目立つ事を考えるのではなく一生懸命にやっていたら自然に目につくのです。休日の日にどのような服装をしても個人の趣味の範囲です。遊びに行くなというつもりもありません。気分転換は必要です。もちろんやるべきことをきちんとやっているというのが前提になりますが。
それ以後はかなり厳しく言うようになりました。というか、そんな「どうでもいい事」を指導する必要がなくなったというのが本当のところでしょうか。競技に向けてやっていくというのであれば日常生活のことは「出来て当たり前」です。競技以外の指導をしている間は絶対に強くなりません。全てはつながっているという感覚を選手自身が持っていれば自然に強くなるのです。結果、中学時代の実績が全くない選手でも中国大会に進むようになりましたし、県総体で総合優勝もしました。それを選手達も理解していました。当時は他県の先生方からも「インターハイに行って欲しい」と声をかけてもらっていました。それくらいの選手達でした。
今はまだ幼い。チームとして未成熟です。それでも無限の可能性があります。男女共にこれまで私が指導してきた選手達よりも「潜在能力」があります。が、それは可能性の話であってそこを磨けるかどうかです。練習のコントロールに関しては現場で私が徹底しています。先日あまりにも目に余ったので激怒してそれぞれに考えさせました。が、これが「練習」に対してでしかないと思っている。それ以外のつながりがまだ分かっていない。自分達の可能性を自分達で気づいていないのです。もったいない。
どれだけ競技に真剣に向き合えるか。ここが出来るようになれば勉強面も変わってきます。練習は頑張る、勉強はやらないという選手は決して大成しません。競技だけではなく全ての面で全力で取り組まないといけない。そこの感覚が持てるかどうかです。
こうやって競技に対してあれこれ考えられるの話誰のおかげか。一番近くで見守ってくれている保護者の存在があるからです。やってもらって当たり前ではない。そこの感覚も自分の行動をコントロールすると大きな要因になると思っています。保護者に対する感謝の気持ちが持てない選手はやはり強くなりません。始めてインターハイに私を連れて行ってくれたRina。この子は練習が休みの日は必ず家にいて手伝いをしてたようです。友達と遊びに行った事がないから引退したら何をしたら良いのか分からないと話していました。普段自分のためにあれこれやってくれる保護者。時間があるときしか恩返しが出来ないので家の事を優先していたと。
感謝の気持ち。ありがとうの気持ち。自分一人で生きているわけではない。その気持ちを持ち続けていたら自分自身が変わっていくと思います。苦しい時も辛い時も自分一人ではないからです。見えないところで自分を支え見守ってくれてる保護者がいてくれるから練習ができる。そう考えたら競技以外のどうでも良い部分に目を向ける暇はなくなります。試合会場で保護者に自分達が活躍する姿を見てもらうためにはやるしかないのですから。
自分自身のためにやる。当然の事です。しかし、それだけではない。それ以外にもたくさんの事があるのです。そこを忘れてはいけない。食事、洗濯、生活に必要な費用、部活に必要な経費は全て保護者が負担してくれています。それなのに横柄な態度を取るようでは競技では成功しません。素直に向き合うのは競技に対してだけではなく周りにいる全ての人たちもです。その感覚を育てていきたいなと思います。
思う事をひたすら書きました。適切ではない部分があるかもしれません。まー適当に批判してください。思想信条ですから。