土曜日、練習は午後から。午前中にやりたいところですが競技場が使えないため午後からとしました。
午前中は少し時間があったので自分の考え、思っている事をblogに書いてみる。過去の指導を思い出しながら。随分自分でも角が取れたなという気はしています。ほとんど激怒する事がなくなりました。これは全てkanaのお陰だと思っています。鍛えられました(笑)。もちろん、全て合わせていたわけではありません。全てを許せないという指導をしていたらkanaは最初の数日で部活を辞めていたでしょう。なんせドリルをやっていたら勝手に止めて見ているのですから。「どうした?」と尋ねたら「飽きました」との返事。かなりの衝撃でしたね(笑)
2年生の夏休み後半だったと思います。kanaをキャプテンにしてチーム作りをしていました。暑い中での練習でしたが全体の声が出ていませんでした。インターハイから戻ってきて翌年のインターハイに向けてやっていこうという時でした。特にkanaにはチームを引っ張ってもらわないといけないと大きな期待をしていました。それで全く声が出ていないというのはどういう事なのか。個別に呼んで話をした記憶があります。
チームの雰囲気が暗くなる。これは良くない。かなりキツい言い方をしていました。すると「何故、お腹が痛いのに自分が声を出さないといけないのか?!」という返答(笑)。まー確かにそうなんだけど(笑)。一応チームとしてやろうとしているし、その中心選手なんだからもうちょい頑張ろうやー(笑)。この子はある意味本当に「素直」なんだと感じました。別に悪気があるわけではなく自分の感情に素直。この子に対して「枠にはめる」指導をしていたら絶対に上手くいかない。それを痛感しました。
これまでの指導の中で最も成長したキャプテンだったと思っています。この子を中心にチーム作りをすると決めていました。良くも悪くもこの子の影響力はすごいですから。最初の試合の時のアップ、かなり動いていました。経験上中学生のアップは少ないというのがありますがこの子はしっかりと動いていました。話を聞いてみると「アップやらないと身体が動かないじゃないですか」という返答。「強くなりたい」「結果を残したい」という気持ちは誰よりも大きかったのだと思います。だからこそアップに関してはきちんと考えて動いている。
普段は「キツい事はしたくない」というのが誰よりも大きい(笑)。それでも天秤にかけた時に「強くなりたい」というのが勝つのだと思います。普段の生活や様子を見ていたらとても想像できないと思います。でも基本私の言ったことは守る。ある意味素直なのだと思います。
冬期練習の時にかなりストレスを抱えていました。ある意味「ギャップ」があったからです。kanaは何か学んでもリレーでインターハイに行きたい。多分、私よりも「想い」が強かったのではないかと思います。が、他のメンバーからそこまでの「想い」が伝わってこない。ある日、「先生、他の人インターハイに行く気があるんですかね。普通に練習しているだけてリレーの話とか全くしないんですよね。私だけなんですかね??」と言っていました。多分本人は覚えていないと思いますが私は鮮明に覚えています。
何となく練習をするのではなく「リレーでインターハイに行く」という強い気持ちを持ち続けていました。全体がそこに向かわないので「今のままでは絶対にインターハイには届かない」という話をキツくしていた事もあります。本人は「先生を見返してやる」と思ってやっていたようです。枠におさまらないタイプですがこちらがやろうと思っている事を誰よりも感じ取ってくれていたと思います。
3年生になった時、かなりイライラしている時がありました。どうしたのか?と尋ねると「周りの子が全く動かない。周りを見て動くことができない。」とのこと。もう頭が下がります。最初の頃と比べると別人のような発言です。人は変わる。それも一律の方法ではなくそれぞれにあった関わり方がある。当たり前の事ですがこの子と関わって本当に目からウロコという感じでした。こちらも成長するのを待つ必要があります。特別扱いしたことはありません。ダメなことはダメだと厳しく言ってきました。キャプテンにしていましたから他のメンバーよりも厳しく言われる事が多かったと思います。ストレスはかなりのもの。それでも「強くなるため」に自分の弱い部分を少しずつ克服する事が出来たと思います。
この子の「想い」のお陰でインターハイに行く事ができました。リレーに対するこだわりは本当に強かった。リレーでインターハイが決まった直後、「疲れたから100m出なくても良いですか?」と言っていましたし100mでインターハイ決めた後に「200mは出たくない」と言っていました(笑)。本当に疲れていたのだと思います。説得して出場させてこれもインターハイ(笑)。本気で狙っている選手には申し訳ないかもしれませんが。これもこの子の強さなのだ思います。リレーに対する「想い」に比べたら個人種目への「想い」は小さいのだと思います。スタートラインに立てば「負けたくない」と思うのでしょうが。
私とkanaの関係だからこんな感じで済んでいるのかもしれません。他の指導者だったらどうなっていたのか(笑)。当初はこちらもかなりイラッとしたりしました。が、性格を受け入れた時からかなり楽になりました。自分の気持ちに素直。でも強くなるためには最大限(だったと思っている(笑))頑張る。中心となる選手が本気になって「何が何でもやるんだ」と思えば確実にチームは変わります。特に上級生がその気にならなければ絶対に不可能だと思っています。
この子の逸話は限りなくあります。書くとキリがないので何かタイミングがある時に書きます。この子は大きく成長しました。最後は本気になったからです。そこは私云々ではなく選手自身の問題になるかもしれません。やり方自体は大きく変えてはいません。当時卒業生から「優しくなりましたね」と言われていましたが今はもっとかもしれませんね。そういえばkanaが3月末に会いに来てくれた時に「大丈夫ですか?!」と心配してくれていました。チームの雰囲気や態度を見て心配してくれていたのです。まーなんとかやっています。
うーん、まとまりが全くない。そして書きたかったことが何だったかよく分からなくなってきました。記憶を手繰りながら書くというのはやはり難しいなと感じますね。
お許しを。
午前中は少し時間があったので自分の考え、思っている事をblogに書いてみる。過去の指導を思い出しながら。随分自分でも角が取れたなという気はしています。ほとんど激怒する事がなくなりました。これは全てkanaのお陰だと思っています。鍛えられました(笑)。もちろん、全て合わせていたわけではありません。全てを許せないという指導をしていたらkanaは最初の数日で部活を辞めていたでしょう。なんせドリルをやっていたら勝手に止めて見ているのですから。「どうした?」と尋ねたら「飽きました」との返事。かなりの衝撃でしたね(笑)
2年生の夏休み後半だったと思います。kanaをキャプテンにしてチーム作りをしていました。暑い中での練習でしたが全体の声が出ていませんでした。インターハイから戻ってきて翌年のインターハイに向けてやっていこうという時でした。特にkanaにはチームを引っ張ってもらわないといけないと大きな期待をしていました。それで全く声が出ていないというのはどういう事なのか。個別に呼んで話をした記憶があります。
チームの雰囲気が暗くなる。これは良くない。かなりキツい言い方をしていました。すると「何故、お腹が痛いのに自分が声を出さないといけないのか?!」という返答(笑)。まー確かにそうなんだけど(笑)。一応チームとしてやろうとしているし、その中心選手なんだからもうちょい頑張ろうやー(笑)。この子はある意味本当に「素直」なんだと感じました。別に悪気があるわけではなく自分の感情に素直。この子に対して「枠にはめる」指導をしていたら絶対に上手くいかない。それを痛感しました。
これまでの指導の中で最も成長したキャプテンだったと思っています。この子を中心にチーム作りをすると決めていました。良くも悪くもこの子の影響力はすごいですから。最初の試合の時のアップ、かなり動いていました。経験上中学生のアップは少ないというのがありますがこの子はしっかりと動いていました。話を聞いてみると「アップやらないと身体が動かないじゃないですか」という返答。「強くなりたい」「結果を残したい」という気持ちは誰よりも大きかったのだと思います。だからこそアップに関してはきちんと考えて動いている。
普段は「キツい事はしたくない」というのが誰よりも大きい(笑)。それでも天秤にかけた時に「強くなりたい」というのが勝つのだと思います。普段の生活や様子を見ていたらとても想像できないと思います。でも基本私の言ったことは守る。ある意味素直なのだと思います。
冬期練習の時にかなりストレスを抱えていました。ある意味「ギャップ」があったからです。kanaは何か学んでもリレーでインターハイに行きたい。多分、私よりも「想い」が強かったのではないかと思います。が、他のメンバーからそこまでの「想い」が伝わってこない。ある日、「先生、他の人インターハイに行く気があるんですかね。普通に練習しているだけてリレーの話とか全くしないんですよね。私だけなんですかね??」と言っていました。多分本人は覚えていないと思いますが私は鮮明に覚えています。
何となく練習をするのではなく「リレーでインターハイに行く」という強い気持ちを持ち続けていました。全体がそこに向かわないので「今のままでは絶対にインターハイには届かない」という話をキツくしていた事もあります。本人は「先生を見返してやる」と思ってやっていたようです。枠におさまらないタイプですがこちらがやろうと思っている事を誰よりも感じ取ってくれていたと思います。
3年生になった時、かなりイライラしている時がありました。どうしたのか?と尋ねると「周りの子が全く動かない。周りを見て動くことができない。」とのこと。もう頭が下がります。最初の頃と比べると別人のような発言です。人は変わる。それも一律の方法ではなくそれぞれにあった関わり方がある。当たり前の事ですがこの子と関わって本当に目からウロコという感じでした。こちらも成長するのを待つ必要があります。特別扱いしたことはありません。ダメなことはダメだと厳しく言ってきました。キャプテンにしていましたから他のメンバーよりも厳しく言われる事が多かったと思います。ストレスはかなりのもの。それでも「強くなるため」に自分の弱い部分を少しずつ克服する事が出来たと思います。
この子の「想い」のお陰でインターハイに行く事ができました。リレーに対するこだわりは本当に強かった。リレーでインターハイが決まった直後、「疲れたから100m出なくても良いですか?」と言っていましたし100mでインターハイ決めた後に「200mは出たくない」と言っていました(笑)。本当に疲れていたのだと思います。説得して出場させてこれもインターハイ(笑)。本気で狙っている選手には申し訳ないかもしれませんが。これもこの子の強さなのだ思います。リレーに対する「想い」に比べたら個人種目への「想い」は小さいのだと思います。スタートラインに立てば「負けたくない」と思うのでしょうが。
私とkanaの関係だからこんな感じで済んでいるのかもしれません。他の指導者だったらどうなっていたのか(笑)。当初はこちらもかなりイラッとしたりしました。が、性格を受け入れた時からかなり楽になりました。自分の気持ちに素直。でも強くなるためには最大限(だったと思っている(笑))頑張る。中心となる選手が本気になって「何が何でもやるんだ」と思えば確実にチームは変わります。特に上級生がその気にならなければ絶対に不可能だと思っています。
この子の逸話は限りなくあります。書くとキリがないので何かタイミングがある時に書きます。この子は大きく成長しました。最後は本気になったからです。そこは私云々ではなく選手自身の問題になるかもしれません。やり方自体は大きく変えてはいません。当時卒業生から「優しくなりましたね」と言われていましたが今はもっとかもしれませんね。そういえばkanaが3月末に会いに来てくれた時に「大丈夫ですか?!」と心配してくれていました。チームの雰囲気や態度を見て心配してくれていたのです。まーなんとかやっています。
うーん、まとまりが全くない。そして書きたかったことが何だったかよく分からなくなってきました。記憶を手繰りながら書くというのはやはり難しいなと感じますね。
お許しを。