女子のショートスプリントについて。このblogにおいて他の人が関心を持つのはこの部分なのではないかと思っています。私の考え方云々よりも「本当に走れるのか?」というところなのかなと。まー興味関心を持ってもらえる指導をしているかどうかは全くの別問題ですが。
女子のショートスプリントに関して。結果としては100m、200mいずれも1・2・4位でした。評価は難しいところです。2月以降いろいろと思うことがあってblogを更新することを避けていました。気持ち的にも自分の中で微妙な感覚があったからです。本来であればここは表彰台独占という形にならなければいけない。それが果たせなかったというのは私自身の未熟さだと思っています。
2月に絶好調であったSが足を痛めました。これも不慮の事故という感じでどこにもぶつけることのできない状況。ごまかしながらやっていましたが痛いところがあちこちに移る。実質2か月近く本格的な練習ができていません。まともに走り始めたのは県記録会が終わってから。そこまではごまかしながらの練習でした。本人はかなり苦しんだと思います。走れない辛さ。中国合宿にも参加させませんでした。
1週間強の練習でどこまで対応できるのか。出場しないという選択肢もあったと思います。が、私もSもその選択はしない。走ります。不安の残る中でのレース。個人的には納得いかない部分しかないと思います。それでも逃げさせない。100mのアップの時にはかなり不安が出ていました。それがレースに出る。当然です。レース終了後話をしました。態度も態度だったので突き放す。ここまで何のためにやってきたのか。それがわからないようであれば練習をしてもしかなないと思います。レースに出るというのは「現実に直面する」という部分ですから。
レース終了後、極力選手と話をするようにしています。「どうだったか?」という部分の振り返りをするためです。その部分ができなければ次にはつながらない。Sは100m予選後、考えることを避けていました。思うように走れないという現実があったのだと思います。その部分はわかります。しかし、それで何が変わるのか?今やるべきことはそこではない。そう思いました。
走れていた自分がいる。それが思うように走れない。練習が積めていない。レースに出ていない。そういう部分の不安が積み重なっていたと思います。不安になるから自分の動きができない。予選で13秒16でした。向かい風の0.3。本人的には納得できない記録でしょう。12秒7がこの大会の最低目標でしたから。本来の動きはできていません。しかし、本当に13秒かかる走りしかできないようであれば前日の48秒38は出ないと思います。不安から自信を持てずに自分の走りができない。それがレースに出ました。
態度が良くなかったので突き放しました。何でもかんでも優しく許容することが本人のためになるわけではない。しばらく自分で考えさせてもう一度話をしました。やるべきことを冷静に判断する。課題となる部分をもう一度洗い出す。その中で決勝をどのように走るか。動きが悪いから決勝は出ないという選択肢もあったのかもしれません。しかし、修正するチャンスはここにあります。今の時点での走りを少しでもいい方向に持っていく。タイミングだと思います。
本人が挙げた課題の部分を修正する方法を話し合って自分で決勝のアップをさせました。タイムは予選と同じ13秒16。タイム的には不満が残るかもしれません。このときは向かい風が1.8m。予選より条件が悪い中で記録が同じということはかなり改善されたと思います。本来の走りとは遠かったですが、確実に一歩前進したと思います。逃げるのは簡単。しかし、どこかで必ず自分自身と向き合わなければいけない。ここは指導の中心だと思っています。速く走ることだけを教えているわけではないですからね。
周りから見れば「微妙な記録」といわれるかもしれません。しかし、大きな記録だと思います一歩踏み出すことができた。なんとかして2月の最高の走りを取り戻したいと思います。この子がいてくれるから今の女子チームがある。取り組みの姿勢での変化は著しい。だからこそ絵結果につなげる。できることは何でもしようと思っています。治療が必要であればどこへでも行きます。一生懸命な姿を見せてくれるからこちらもエネルギーをもらえる。
この子が本来の力を出せばチーム自体はすごいことになると思います。故障してしまったことは本当に辛い部分です。しかし、本当に大切なのはそこから何を学ぶか。県総体まで何をするのか。しっかりとやります。こちらも命がけです。
微妙な記事ですかね。楽しい記事ばかりはかけません。できるだけこの件に関しては2月以降書かないようにしていました。それでも先に進むために記しておきます。必ず走れるようになる。自信を持ってスタートラインに立てるように。それだけのためにこちらも必死になります。
女子のショートスプリントに関して。結果としては100m、200mいずれも1・2・4位でした。評価は難しいところです。2月以降いろいろと思うことがあってblogを更新することを避けていました。気持ち的にも自分の中で微妙な感覚があったからです。本来であればここは表彰台独占という形にならなければいけない。それが果たせなかったというのは私自身の未熟さだと思っています。
2月に絶好調であったSが足を痛めました。これも不慮の事故という感じでどこにもぶつけることのできない状況。ごまかしながらやっていましたが痛いところがあちこちに移る。実質2か月近く本格的な練習ができていません。まともに走り始めたのは県記録会が終わってから。そこまではごまかしながらの練習でした。本人はかなり苦しんだと思います。走れない辛さ。中国合宿にも参加させませんでした。
1週間強の練習でどこまで対応できるのか。出場しないという選択肢もあったと思います。が、私もSもその選択はしない。走ります。不安の残る中でのレース。個人的には納得いかない部分しかないと思います。それでも逃げさせない。100mのアップの時にはかなり不安が出ていました。それがレースに出る。当然です。レース終了後話をしました。態度も態度だったので突き放す。ここまで何のためにやってきたのか。それがわからないようであれば練習をしてもしかなないと思います。レースに出るというのは「現実に直面する」という部分ですから。
レース終了後、極力選手と話をするようにしています。「どうだったか?」という部分の振り返りをするためです。その部分ができなければ次にはつながらない。Sは100m予選後、考えることを避けていました。思うように走れないという現実があったのだと思います。その部分はわかります。しかし、それで何が変わるのか?今やるべきことはそこではない。そう思いました。
走れていた自分がいる。それが思うように走れない。練習が積めていない。レースに出ていない。そういう部分の不安が積み重なっていたと思います。不安になるから自分の動きができない。予選で13秒16でした。向かい風の0.3。本人的には納得できない記録でしょう。12秒7がこの大会の最低目標でしたから。本来の動きはできていません。しかし、本当に13秒かかる走りしかできないようであれば前日の48秒38は出ないと思います。不安から自信を持てずに自分の走りができない。それがレースに出ました。
態度が良くなかったので突き放しました。何でもかんでも優しく許容することが本人のためになるわけではない。しばらく自分で考えさせてもう一度話をしました。やるべきことを冷静に判断する。課題となる部分をもう一度洗い出す。その中で決勝をどのように走るか。動きが悪いから決勝は出ないという選択肢もあったのかもしれません。しかし、修正するチャンスはここにあります。今の時点での走りを少しでもいい方向に持っていく。タイミングだと思います。
本人が挙げた課題の部分を修正する方法を話し合って自分で決勝のアップをさせました。タイムは予選と同じ13秒16。タイム的には不満が残るかもしれません。このときは向かい風が1.8m。予選より条件が悪い中で記録が同じということはかなり改善されたと思います。本来の走りとは遠かったですが、確実に一歩前進したと思います。逃げるのは簡単。しかし、どこかで必ず自分自身と向き合わなければいけない。ここは指導の中心だと思っています。速く走ることだけを教えているわけではないですからね。
周りから見れば「微妙な記録」といわれるかもしれません。しかし、大きな記録だと思います一歩踏み出すことができた。なんとかして2月の最高の走りを取り戻したいと思います。この子がいてくれるから今の女子チームがある。取り組みの姿勢での変化は著しい。だからこそ絵結果につなげる。できることは何でもしようと思っています。治療が必要であればどこへでも行きます。一生懸命な姿を見せてくれるからこちらもエネルギーをもらえる。
この子が本来の力を出せばチーム自体はすごいことになると思います。故障してしまったことは本当に辛い部分です。しかし、本当に大切なのはそこから何を学ぶか。県総体まで何をするのか。しっかりとやります。こちらも命がけです。
微妙な記事ですかね。楽しい記事ばかりはかけません。できるだけこの件に関しては2月以降書かないようにしていました。それでも先に進むために記しておきます。必ず走れるようになる。自信を持ってスタートラインに立てるように。それだけのためにこちらも必死になります。