kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード練習と中間の動き

2018-04-30 | 陸上競技
金曜日。この日はNは別メニュー。さすがに少しくらい休ませないといけないと思うので。本人と話をすると「筋肉痛が結構残っています・・・」とのこと。おいおい。普段とそれほど変わっていない部分。それでも筋肉痛とは(笑)。もういいんです。やれることしかできないので。Nは朝は軽く散歩。午後は自分で軽く動いて終わり。残り時間は帰ってもいいと言ったのですが地味にストレッチなどをやっていました。

それ以外の者は当然ながら練習。スピード刺激を入れておきたいなと思っていました。疲労が抜けているとは思えません。それでもやるべきことをやるという感覚は大切にしたいなと。1年生は疲れが顕著に出始める時期だと思います。ここも確認をしながらやっていきたいなと。無理はさせたくない。少しずつ負荷を増やしていければいい。焦らず丁寧に。

この週からもう一度原点に帰りたいと思ってハードルドリルをやるようにしています。支部大会で切り替えが遅いなと感じる部分があったので。こういう部分をきちんとやっていくことで動きが明確にして変わっていきます。遅れる部分を走る中で修正するのは難しい。他の部分できちんと動きを作っていきたい。

ハードルドリルからシザース、スイッチング、スイッチングラン。やりたい動きを明確にしています。選手たちがそれを理解してきちんとできているか。ここはしつこく言い続けていきたいと思います。シザースがイマイチだなという感じがあります。膝の引き出しと重心移動がマッチングしていない。やはりここはすごく大切な要素だと思いますね。

チューブ走と前半マークを行なってトーイング。無理やり重心移動を作り出す。この日はtkg先生にも来てもらっていました。跳躍練習の部分を任せることに。1人で全てをやるつもりはありません。頼める部分は任せたい。スイッチングまでは跳躍系も一緒に行ってそこからは跳躍練習へ。

他の者はトーイングの後にスプリント。そのままシャフト補強へ。かなり負荷はあると思います。それでも翌日はトレーニングが不足するため取り入れておかなければいけません。長い目でやっていくという感覚ですね。距離は短めに。最後にB走とDM走。膝の引き出しをイメージしてやりたいなと。やっている中で動きに変化が見られます。ここをどうやって本物にするか。まだまだ不安定ですから。

話をするとDM走をやると動きの感覚が作りやすいということでした。こういう部分は選手の話を聞きながらやりたいなといつも思っています。私が思っていることだけをやり続けて方向性が違ってくるとマイナスになります。その日の感覚をつねに確かめたい。以前とはこういう部分も異なっています。完全に型にはめる練習が多かったですがそれぞれに合った感覚を作りたいなと思います。私自身がかなりコミュケーションを取らないといけないのですが。それは預かっているから当然です。一つ一つの部分を意識させながらです。

本人達が望まないのであれば細かい指導をする必要はないかなと思います。冷たいかもしれませんが押し付けになる。そうならないように会話はしながら進めていきたい。

その後に色々と合ったので記憶が曖昧になっていますが。少し早めに練習を終えて私はちょっと職員室へ。するとあれこれやることが舞い込んで来てしばらく仕事をすることに。翌日からのこともあるので早めに帰宅したかったのですが。結局19時半すぎ。まー早い方かもしれません。

翌日の移動のことも含めてあれこれ指示を出さないといけない部分がありました。任せる部分もあります。高校生ですからある程度のことはできないといけません。こちらは下準備だけをしておきました。電車に乗るとかは自分たちで対応できるはずですから。

この日からバタバタの日々でした。これはまた書きます。中身がない内容ですがお許しを。
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甘い部分が残る

2018-04-30 | 陸上競技
更新滞る。毎回のことですが。あれこれやることがあるとなかなかそこにたどり着きません。週末色々とバタバタしていたのでちょっと時間があるときにまとめ更新という感じになります。これはいいことではないのですが。感覚的なことを忘れてしまうので。それでも記録はしておきたい。

木曜日。この日は短時間で終わらせる予定としていました。2日連続で詰めて練習をしていたのでこの日くらいは少し早めに終わろうかなと。といってもやりたいことはある。その中でどうするか。

トレーニング系を入れてからスプリントとしていました。かなりの疲労度。週末にレースがあるN、股関節周辺が筋肉痛ということでした。完全に調整する気は全くありません。勝ち負けという話ではない。今やるべきことは調整練習ではないのでしっかりとやっておきたいなと思っていました。まだまだ身体作りが十分ではない。足りません。

トレーニングは体幹強化サーキットのみとしました。が、全く持って勢いがない。これでは・・・。声を出すことはいくらでもできます。毎回数を数えるように言っていますがそれができない。相手はまだ子供です。わかります。かなり疲労が蓄積していて体が重いという部分もあるでしょう。しかし、それで練習の質を下げるのはどうなのか。やるべきことをしっかりとやらなければいけない。こちらもそれを見越してメニューの組み立てをしています。

途中、男子キャプテンが「声だそうや」と投げかけていましたが応えず・・・。ここなんですよね。黙々と練習をするという感覚もありなのだとは思いますがうちはそれをやりたくない。レースの前のアップの時にもしっかりと声を出しながらやりたい。違和感を感じる声だしではなく「いきます!」という声。「○レーン行きます!」という安全確保。その部分ができるかどうか。普段と同じことを試合会場でやる。力を発揮するために必要なことをやるのです。その感覚がなければやはりダメ。

その手の話をしました。突き放すことも必要なのだとは思いますが、「教える」ことがベースにあってそのあと突き放すという部分だと思います。まー何度も何度も「教える」ということはしていますが。どうしていいのかわからないという状況では何も生み出しません。こちらが「やるべきこと」をある程度示してそれの中でどうこうどうするか。それができない間は勝てないと思います。どこのレベルで「勝つ」というのか。そこも重要になりますが。

昔ほど私も怒りをあらわにすることはなくなりました。今はそういう時代になっているのだと思います。それこそ本気で怒ったら「パワハラ」「体罰」だと言われかねない時代です。前任校ではかなり注意することもありました。もちろん、体罰などとは縁遠い話でしたが。しかし、「ダメなものはダメ」だと教えることは必要不可欠だと考えています。教えない中で何を学ぶのか。どれだけの遠回りをするのか。きちんと進むべき方向は示し続けたいなと思います。

怒っても引きずらないように自分自身意識しています。それにより練習の質が下がるのは避けたいので。やればいいというわけではない。が、気持が落ち込んでいい練習ができないようであればそれは時間がもったいない。そこは自分自身に言い聞かせていきたいと思っています。

練習自体はハードルドリル系を行って加速ドリル。支部大会での反省を踏まえてです。しっかりと動きを作りたいなという部分もありました。さらには一斉スタートの練習をしておきたいなという部分。これまでは「準備」でした。各自が各自のペースでスタブロからの出をやっていました。試合のことを考えるとピストルの音を聞いてからの一斉スタートが必要になるなと。今更ですが。段階を追って準備をしていきたいと思っています。改善の余地を残しながら積み上げていくスタイルです。

加速ドリルからSD。最後に10バトンと25並走。2時間きっちりやりました。早めに終わったので後の時間の使い方は任せました。Nは週末の試合があります。自分で身体のケアをできるかどうか。本当に勝負したいと思うのであればやはりやるべきことがたくさんあります。その手の部分まで考えながらですね。

まだまだ。競技力自体は上がっています。もう少ししっかりと取り組んでいければ本物になると思います。本物になればどうなるのか。そこは言うまでもなく。まだまだ。
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