kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やっていることの意味

2019-07-10 | 陸上競技
少し練習について。
 
この数週間、競技について練習について一切触れていない状態です。自分で見直してみると6月29日にスピンバイクでの練習について書いただけ。過去のblogを読み直す気にはなりませんが、ここまで練習について触れなかったのは初めてかもしれません。書く気にならなかったというのもありますし、練習以前の問題でした。途中、本当に今の仕事を辞めたいと思うこともありました。転職するというのはなかなか難しい気はします。それでも本当に本当に今の状態が耐え難いと思う部分が。まー別に私が今の仕事を辞めたとしても陸上競技を離れたとしても「どうでもいい」としか思われないと思います。
 
自分の中で感情を押し殺しながら、沈み込む気持ちを立て直しながらやっていました。blogに書くのは「最小限」にしています。想像を絶するレベルです。過去最高レベルのストレスかもしれません。色々とあるのですが「絶対に自分自身を保ちたい」とは思います。気持ちの意図がある切れてしまう事がないようにしたい。自分が一番危険だと分かっているので。
 
練習。動きに関して考える事があります。そこについては自分の中での残しておきたい。陸上競技から距離を置く日が来るかもしれない。それでも書いておくことで誰かの役に立つかもしれない。そうであればここに書く事の意義はあります。自己満足という部分があるのは分かり切っています。
 
実は県総体以後、段階を追って「走りを作る」という部分を考えていました。スーパーな選手と戦っていくためには「狙いを持った走り」をしたいと思っていたからです。先週の土曜日に学校に来られたmsdさんも言われていたのですが「力があって速い者には勝てない」という厳しい現実があります。うちの選手がどれだけ一生懸命に100%の練習をしたとしてもボルトには勝てない。日本一にはなれない。それだけは確かです。だから「やらない」という選択肢もあります。しかし、それでは面白くない。そうであれば技術的なことをしっかりと身につけて戦える可能性を見出したい。そう考えていました。
 
昨年末、大阪に行きました。この時otk高校で見た練習がありました。この時にこれはスプリントに活かせるなと感じました。感覚的な問題です。跳躍系の練習として位置づけられていたのかなと思いましたが、台を使ったトレーニングの中でこれは間違いなくスプリントに活かせると感じたメニューがありました。それは私が目指す動きを強化するために効果が高いと思っていました。だから絶対にやりたい。
 
しかし、「なぜその動きをするのか」を理解させなければいけない。これはきっと分かりません。練習メニューの意味が考えられない選手に何を提供しても絶対に効果はないからです。だからこそ段階を追ってやっていく必要があるなと感じていました。フォロースイングとそのタイミングで進む。ジャンプ系の要素を含みながらです。
 
県総体が終わるまでは「台ドロップ」として本当に基礎的な事をやってきました。段差を利用してそれを走りに活かしていくというメニュー。降りる時にしっかりとフォロースイングを使う。軸足を保つ。走りに必要な要素がここにある。そう思って実施してきました。県総体後はそれを進みながらやるようにしました。片足ドロップです。降りた時にフォロースイングのタイミングを合わせて地面からもらった力を前への推進力へと変えていく。言葉では説明しにくいですが。
 
軸を作るのは地面からしっかりとした力をもらうためです。緩んでいたらそこから力が逃げてしまう。地面に加えた力をしっかりともらわないといけない。それができないと走れないと思っています。しかし、力を加えるだけでは進まない。フォロースイングのタイミングを合わせて方向を変える必要がある。接地ポジションや膝締めなどもここに繋がってきます。上半身と下半身のタイミングも合わないといけない。やることはかなりあります。
 
ある一定水準まできたら大阪で学んだ事を実際の練習に取り入れたいと考えていました。かなりの時間をかけてやっとそこまできました。まーこの種目を取り入れて初めて実施した時に選手が内容もわからずに勝手にやり始めたのでもうやる気はほぼなくなりましたが。教えた事、ポイントを指示したこともないメニューが勝手に出来るのであればもう好きにすれば良い。そんな感覚がありました。繰り返しになりますが「メニューさえ提供すれば良いのか」という憤りがかなりありました。耐えていますが。
 
最終段階の練習をやる事になんとか来ました。片足で降りて反対足で台に上がる。その前段階で片足で降りて同じ足で台に上がるという練習をしています。ホッピングができないので台を利用する事で片足での力の発揮と方向転換をしていました。今度はそれをより走りに近づける。片足で降りで反対足で台に上がる。身体の真下で地面を捉えて力の方向をフォロースイングでタイミングよく変えていく。シザースではありません。ここも勘違いしやすい動きなのですが。
 
土曜日に選手に手本を見せました。口頭で説明したのですがやりたい動きとは全く違う動きをするので。ドロップした時に完全に潰れてしまう者、タイミングが遅れて届かなくなる者、力で無理やり持っていく者。タイミングで進みたい。無駄な力を使わずに進む動きをしたいのです。なかなかできない。私的には簡単に出来るのですが実際に選手にやらせてみるとできない。目で見た動きを真似る力が育っていないのだろうなと感じています。
 
結局、走るために何をやっているのかが分かるかどうかの話だと思います。それぞれの練習が独立して存在してしまうから分からない。私の練習は常に「流れ」と「段階」を意識しています。その前の段階手間やってきた動きを走りに近づけていく。走りの中に活かせる動きをやっていく。ここだと思っています。
 
ポイントややっていることの意味が分からなければきっと「身体を動かすだけ」になります。練習メニューの工夫は実施する選手によって「薬」にも「毒」にもなります。やるだけの選手にとっては何をやってもそれほどプラスにはなりません。力がうまく使えないということで怪我のリスクが増えるかもしれません。そう考えると「理解する」というのは必須だと思います。
 
何を狙いとしているのか。ここはひたすら繰り返し言います。が、受け取る側が「やれば良いんだろう」くらいの感覚でやれば何も生み出さないと思います。本当に強くなりたいと思うのであればやはりやっていることに興味を持つはず。持たない者に持たせるための練習をすることは意味があるのかどうかはわかりません。
 
分かりにくい事を書いています。頭が整理できたらもう少し書きたいなと思います。イメージはあります。それを体現できるかどうか。フォロースイングのタイミングの連写の中にスイッチング&○○をやる事で走りが変わっていきます。自信はあります。これができれば飛躍的にスプリントが上がる。それをどう理解させるか。その気にさせるか。ここに尽きると思います。
 
多分また書きます。たまには競技のことを書いておかなければいけないなと思うので。では。
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訪問してもらう

2019-07-10 | 陸上競技
最近の出来事を少しだけ。
 
あまりにも自分の範疇を越える出来事が多すぎて耐えきれないことが増えていました。blogもその関係で書く気にはならない。書いても楽しいと思えることは全く書けないでしょうから。この苦悩を記しておきたいと思っていましたが、それは私にとって苦しいだけかもしれない。これまでblogに書いている内容自体は一部でしかない。何倍も信じられないような事が起きます。精神的に抱え込まないようにしようと考えてはいますが。
 
土曜日、練習自体をやるのかどうかを真剣に考えてきました。やる意味があるのかどうか。一般的な事を求めているだけ。それさえ成り立たない。高いレベルのことを求めているのであれば「無理だろう」と言われても仕方ない。しかし、本当に基礎的な話しか求めていません。何かあれば次につながる反省をする。同じことを繰り返さない。それは当然のことだと感じています。
 
感情を全て押し殺して。自分を押し殺して。技術的なことはきちんとやろうと考えていたのでそこに関しては丁寧に。引退した3年生が気にかけて来てくれたので随分助かりました。
 
そんな中で学校に訪問者が。失礼ながら全く面識がなかったので誰なのか分かりませんでした。話を聞いてみると昨年度何度か練習に参加してくれていた他校の選手の保護者でした。職場に本校の卒業生がいることもあり、挨拶をしたいとのことでわざわざ足を運んで下さいました。少し選手に話をしたいということだったので時間を作ることにしました。
 
私がblogを書いているのでそれを見てくださっているようでした。その中で感じたことを話をされました。「何のためにやっているのか」という部分。自分のお子さんの話も織り交ぜながら。
 
子供が競技をして切る理由。同級生のライバルがいた。その選手は強くて全国で優勝するくらいのレベル。どう考えても勝てない。最大限の努力をしても勝つ事はできない。それでも少しずつ追いつく事ができる。自分が少しずつでもタイムを短縮する事が出来れば追いつく事ができる。
 
インターハイに行くというレベルではない。大学で競技をやるレベルではないとずっと考えていた。それでも続けたいと言って進学。色々と練習をしていく中で出来なかったことができるようになる。そうやって自分の中での変化や成長を感じる事ができる。それが楽しくて競技を続けている。
 
ありがたい話です。「何のためにやっているのか」という部分。伝わる者には伝わったと思います。
 
うちに練習に来てくれていた選手は「陸上競技が好き」という大前提がありました。工夫しながら練習をする楽しさを知っている。技術的なことも知りたいと思ってやっている。そうでなければ1時間以上電車に乗ってうちに来るというのはないと思います。意欲的に取り組める資質があった。キツいことでも楽しくやってくれていました。そういう姿を見るとこちらも楽しめる。
 
質問されました。「他校の選手を指導する事があるが、ライバル関係にある他校の選手に対しても指導をするか」という内容。今の私なら分かりませんが、通常の状態であれば指導するのではないかと思います。指導した事で相手が強くなったからといってそれで云々というのはやはり面白くないですから。もちろん個人的な感情が存在するので「指導したくないな」と感じることもあると思います。勧誘関係で「指導を受けたい」と他校を選ばれたのであればそちらで指導を受けてくださいという感覚はあります。これは当然の感覚だと思っています。心が狭いのかもしれませんが。
 
私でなければいけないという理由はないと思います。競技をやりたいと思って、成長したいと思って指導を受けることを選んでくれるのであれば私は力を貸します。当然の話だと思います。特別に宣言するレベルでもないですし。
 
まとまりませんが。とりあえず記録しておきます。
コメント (2)
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