kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

支部練習会

2019-07-22 | 陸上競技
日曜日。支部での練習会を実施することに。今回は私があれこれ手配をして準備をすることになっていました。一応地区の競技力向上委員になっているので。もっと好き勝手にやりたい人間なのであちこちと調整して進めていくというのはちょっと苦手。いい大人なのだからこれくらいはやるないといけないのですが?
 
数日前から台風が接近してきていて更には大雨警報が出続けるという状態。本当に実施できるのかどうか。かなり危ぶまれていました。各方面に連絡をして周り前日に実施を決定。予報は朝の9時くらいには小雨になるという感じだったので。やると決めたからにはやろうとお願いをしました。
 
今回は投擲をesk先生に跳躍をsgi選手にお願いしていました。支部のスタッフだけでは対応できない部分が出てくるので。特に投擲はなかなか指導できない。信頼できる指導者に頼むということです縁あって前任校で一緒に指導させてもらっていたesk先生に。ご配慮で教え子も手伝ってくれることになっていました。こちらへも連絡をしなければいけない。やると決めたからにはやる。
 
が、日曜日の深夜3時くらいから大雨。雨音で目が覚めました。いやいや、こんなに雨が降ったら流石に無理だろうという気にもなる。こうなると本当にできるのかというのが気になって寝れない。身体は疲れているので寝たいのですが練習会のことが気になって眠れない。末期です。ひたすら雨。6時の時点で予報では少し雨が弱くなってくるという感じでした。更には午後からは天気が持ち直すのではないかという感じ。何人かの指導者からは連絡がありましたが、「9時になったら止むから大丈夫です」と言い切って実施(笑)。
 
9時開始でしたが気になっていたので7時には競技場へ。早めに開けてくださったのでこちらも少しずつ準備を進めていくことに。8時くらいには奇跡的に雨が止む。これなら練習ができそう。タータンですが水たまりができるのでその処理を。2年生男子が中心にやってくれていました。一応私が主でやっていることです。選手がこうやって手伝ってくれなければできない。2年生男子がやっているのですが1年生男子は....。もう少し動かないといけません。気が利かないというのがかなり目立ちます。こういう時に普段の取り組みが出ます。当然ですが。
 
しかし、またも雨が酷くなりました。この競技場では雨よけがほとんどありません。軒下も限られている。全員で100人超になっていたのでロビーだけでは到底練習できません。急遽、会議室を借りることにしました。本部と会議室の机を全て廊下に出してある程度練習ができる環境をつくる。かなり手狭でしたが強引に準備してやることができました。使用料なども半額になるので会議室は10時間借りても大きな額にはなりません。練習環境を整えるというのは大切だと思います。
 
雨は降ったり止んだり。私自身指導をしていたので他のパートの練習や全体の状態を把握することができませんでした。合間には追加で使用願いを出した会議室の使用料の支払いに行かなければいけませんでした。やることがかなりあっていっぱいいっぱい。天気も悪く開始式もできず。各先生方にもきちんとした挨拶やお礼も言えず。色々な意味で申し訳ないなと感じました。今更ですがやはり運営するというよりはワーワー言っている方が得意ですね。
 
改めて多くの人に支えられてやっているというのが分かります。私1人ではとてもできない。そして1人なら絶対にやらない(笑)。半強制的に「やって」と言われてやっているだけ。
 
人数が増えると色々と手間が出てきます。合宿に参加しているだけというのが一番楽です。他の人がやっていることに乗っかっておけばいいというパターン。是非ともそのパターンに乗りたい。が、そうもいかないのが現状です。前も書きましたが数日前には夏に行われるプライベート合宿の施設申請と宿泊申請をしました。こちらも100人規模です。こちらの方が圧倒的に楽。細かい調整が必要ないので。それでも外部とのやり取りは大変ですが。
 
なんだかんだで17時までやりました。練習時間としてはトータルで6時間強でしょうか。色々な意味で新鮮な機会でした。今後どうやって開催するかも合間に話を少ししました。一時的なものにならず継続してやっていければいいなと思っています。
 
内容に関してはまた別に書きます。多分。
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有酸素系

2019-07-22 | 陸上競技
前の記事の補足というか追加というか。
 
雨が続いていて屋外の練習がきちんとできない。これは仕方ない。できることをやるしかない。補強系は種目をかなり組み込んでサーキット形式でやるようにしています。単純にトレーニングをするだけではなく心肺機能に負荷をかけていく必要もあると思います。
 
これも以前書いていますがサーキット形式の練習になると「意識の差」が大きく影響します。強制的にやる部分ではなく「力を抜ける部分」がかなりあるからです。負荷をかけようと思えば休まず動き続けることでかなり負荷は増します。が、最大負荷をかけずにやろうと思えばできます。ここはかなり難しい。全員に最大負荷をかけられるようになればいいと思いますがそれは今の状況ではほぼ不可能。これも仕方ないかなと。
 
今更ですが「有酸素能力」が必要だと思います。関西ではハイアップなどを実施されている。距離を踏むだけではなく負荷のかけ方で「有酸素能力」を上げていく。筋力向上も必要だと思います。ベースになる部分は「有酸素能力」ではないか。負荷をかけるのでしんどいと思いますがやはり必要な要素だと感じています。
 
室内での練習しかできない。そうであればこの環境を利用して心肺機能に負荷をかけていくことができるのではないか。そこで一昨年何度かやっていた「階段走」を。1階からスタートして階段を上がって2階を走る。逆側の階段を降りてきてスタート地点へ。距離的にはそこまでではないと思います。一番速い者で1周30秒くらいで帰ってきます。もちろん30秒で走るとその後が持ちませんが。これを4周。2分20秒前後走り続ける。
 
他校がどのような練習をしているのかは全く分かりません。今のうちに必要だと感じたので実施しました。雨が3日続いたので3日連続で。有酸素能力の必要性を改めて感じました。もう少し定期的にやっておかなければいけないなと。
 
苦手意識もあります。最初から「嫌だな」と思っている子はこの手の練習で最初から行けません。それでもやり続けないと力が上がらないと。単純に数回やって効果が出るとは思えません。年間を通してやっていける方がいいなと。この部分がきちんと出来るようにならないと練習量が追えなくなります。ある程度繰り返しやらなければいけない部分あるので、基礎持久力も必要。ロングジョグのような持久力ではなくこういう瞬間的な持久的なメニューを入れておくことで変わってくると考えています。
 
これまでは思い出したようにDM往復走をやっていました。しかし、これは1往復して1往復分休憩になる。ペアでやるので仕方ない部分がありました。有酸素系の負荷をかけることを考えると3往復くらいは連続でやらなければいけない気はします。3往復を2サイクルやるようにすればある程度の負荷をかけられる。1往復では息が切れたくらいですぐに戻ってしまう。息が切れた中でどう持続するかというのも日強かなと。
 
単に追い込みたいという話ではありません。単純にヘトヘトにするだけならさほど難しくない。狙いがあってそれに合わせた負荷のかけ方が大切だと思います。瞬発系の種目がメインだとしてもそれ以外の負荷も必要になる。負荷のかけ方をしっかりと見極めていきたいなと思います。何を目標にやるのか。選手に提供するメニューの中で意味のないものをやる必要はない。もちろん、何が意味があって何がないのかはわかりません。こちらが「意味がある」と自信を持って与えることができる練習でなければいけない。ここだけは変わらないと思います。
 
マルチスプリンターを育てる。ここも色々と考えさせられます。今のパターンでショートスプリントだけを目指してやっていく。それは1つのやり方だと思います。しかし、様々な幅がある方が面白い。そう考えるようになりました。
 
見ていて感じたことを形にしていく。そこが大切かなと思います。少しずつ。少しずつ。
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基本の徹底

2019-07-22 | 陸上競技
数日間、ひたすら雨が降るという天候。屋外での練習がほぼできないという感じでした。体調や他の業務に追われる状態だったのでずっと練習に付いてやるというのはできません。時間がない中で練習計画を立てます。「メニューありますか?」と聞きに来ますがすぐにはできません。午前中で行事が立て込んでいるときに作るのは至難の技です。繰り返しになりますが「メニューがあるのが当たり前ではない」と思っています。こちらの状況も多少なりと気を配れるようになってもらいたい。
 
グランドで走れない。この状況で何をするか。夏休みに入るということもあります。時間の確保がある程度できるので「基礎の徹底」をしておきたい。メインはトレーニングと動きの基礎。ここをひたすらやる事に。地味で面白くないですが。
 
体幹強化サーキット、股関節強化サーキット、シャフトトレーニングなどを組み合わせながらやっていきました。毎日同じメニューをすることはなし。まだまだやっていないトレーニングもあると思います。もっと精査して必要なメニューを組み込まないといけないと考えています。バランス良く練習をしていく。
 
数日間、「ドリル」の時間を設けました。40分の日や30分の日を設ける。練習の意味がわかっていない者が多い。これは仕方ないかもしれません。1年生とはいえ既に4ヶ月が経過しています。この段階でメニューも練習も覚えられない。これはかなり厳しいと思います。「やるだけ」になる。そうであれば一律のメニューではなく」意識して取り組める者」に合わせて取り組む方がいいのではないか。そう考える部分がありました。
 
更に選手によって「必要な要素」が異なってきます。時間がない時の練習であれば「一通りやる」形になります。走りに必要な要素を確認するために流れの中でやっていく事になる。いつ書いたか覚えていませんが大学時代のライバルが一気に強くなった理由と重なると思っています。「自分に必要な要素に時間を割く」ことができるから。高校時代ではそれがなかなかできません。「各自練習」をやることも必要。しかし、「何をやったら良いのか分からない」状態の者に「好きなことをやりなさい」と提示してもできない。
 
夏休みの練習になる前に動きの確認を徹底しておきたいと思っていました。難しい動きをするのではない「膝締めの徹底」を。これも感覚的なものがあると思っています。それだけではなく「何故やるのか」という根本的な部分がわかるかどうか。何を与えられても「意味」が分からない限りは効果は出ない。
 
膝締め。ここは徹底したい部分。進み始めるとこの動きが作りにくい。重心移動を伴わない動きをしていくことでやりたい動きの徹底に繋がる。本当は入学当初しっかりとやっておく必要があります。やっていたとしても時間が経過すると動きが元に戻る。だからこそある時期に「基礎の徹底」をしておく必要がある。進むための動きをするために進まない動きを徹底していく。色々な考え方があると思いますが。
 
膝締めのとほんの少しの重心移動をともなう動き。このパターンをかなり準備しています。方法論が1つだとその方法が合わなけれ動きを身につけることができない。Aという練習は合わないかもしれないがBという練習であれば少し感覚が掴めるかもしれない。そうであればこちらが幅を持った練習を準備しておきたい。何種類か準備しておいてそれを段階的に組み合わせていく。その中で見えてくるものがあると考えています。
 
私はほとんど見ていません。ドリルに関してはかなり提示しています。その中から何を選んで何をするか。その選択が最善かどうかは分かりません。自分で考えて選んで実行する事に意味がある。逆に考えずにやるのであればその時間は何も生み出さない。それだけのことです。
 
かなりの時間を要しました。負荷としてはまったくないと思います。時間的な問題だけ。負荷はかからないのでやっていてもキツくない。その中で何を考えてやっていくか?「楽だから良い」と思っているのであればそれはそれなのかなと。本来的な目的ではないかもしれないが。その辺りは何度か言いますが「速く走ること」を考えないのであれば何をやっても同じです。
 
ひたすらやる。間違いなく「差」が生まれる。今は分からないかもしれないですが。普通の選手がどうすれば速く走れるようになるか。ここに関しては常に追い求めていきたい。
 
まとまりませんが。書いておきます。
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