kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードル練習会_専門的に

2022-03-15 | 陸上競技

土曜日。午後からハードル練習会を。もっと早く連絡ができればよかったのですが、マンボウが解除されてからしか計画が立てられないので。最少人数になるかなというのはありましたが。それでも「機会」を作ることは重要だと考えています。定期的に行うことができれば全く違う結果になると思いますが、できなかったのであれば「次善策」ということで。

 

練習に関してはハードルを使っての股関節補強から。暖かかったのもありそれほぞ準備は必要ないかなと。かなり「雑」になっている選手もいました。ひょっとしたらこれまでやっていなかったのかもしれません。分からなかったら質問するようにと伝えていましたが、なかなか実行できないですね。少し止めて指摘はしました。「とりあえず来る」というのもありなのかもしれません。「普及」という意味では重要なのかもしれないと思っています。

 

その後簡単にリズムスキップ。股関節周辺の動きを作るためにです。素早く動くということも必要ですし。リズム感も強化しながらですね。そのままハードルドリル。とはいっても時間がそれほどないのでワンステップハードルを2段階で実施。これも簡単にあとはハードルを使ったもも上げのような動きを。

 

最後にちょっと応用的なものを入れました。が、できません(笑)。仕方なく簡単にお手本を。運動不足ということもありなかなか思い通りの動きができませんが最大限。それを見ていた周りの指導者が「もう一回」と言い始めて何本かやりました。すでに体が痛い(笑)。スマホをポケットに入れたままやって落としたら面白いなどと好きなことを言われていました(笑)。

 

スパイクで走ってアップ終了。そこからはショートハードルとヨンパに分かれて「専門練習」としました。この日は「1台目までのアプローチ」です。そこだけに特化して行いました。ショートハードルは最初の段階では5歩で跳ぶことを。正規の距離から少し縮めて。課題は「頭の位置」です。それほど難しくはないと思うのですが。

 

男子はユースハードルで実施しましたが「高さ」があるのでジャンプしてしまうと頭の位置が高くなります。やりたい動きに関しては「理由」があります。その「理由」も伝えながらです。高く跳ぶことで着地時に潰れます。それによる減速。そうならないように「ディップ」を効かせる。高校生レベルですからそれに応じた内容でよいと思っています。これだめ「ショートハードル離れ」が進んでいる男子でどうやっていくか。できるだけ「頭の位置を変えない」ためにどうするかを。

 

イメージしにくいかもしれませんが、「枠の中に納まる」という感じでやるといいなと思っています。ハードルの上に「枠」があるとイメージする。そのイメージの「枠」の中をくぐる感じです。身体が起きていると「枠」からはみ出します。「ディップ」を効かせるという考えをしてもたぶんわからないので「頭の位置」が高くならないように「枠の中」をくぐるほうが良いかなと。

 

女子はそれほどハードルの高さがありません。こちらは「頭の位置」を変えない。走りの中でハードルを越えていく感じですね。ディップを効かせるというのではなく「走る」ことでやっていく。女子で身体を倒す必要はないと思っています。ハードルリズムを崩さずに走れればいいかなと思っています。走力のレベルもあると思いますが意識的にやってもらいたいなと。そのために男女共に5歩で動きの確認をしていくことに。

 

そこから1台目のアプローチ。8歩の中でどのようにスピードを上げていくのか。ショートスプリントと違いも説明しながらです。ショートハードルでは1台目までに最大スピードが上がることはありません。8歩という決められた歩数。13mしかない距離の中でどう対応数か。スプリントではある程度上半身を抑えて我慢してスピードを上げていきます。徐々に上げていく感じですね。が、ショートハードルでは13mでしかないので上半身を起こさない中で走るのは難しい。ショートハードルに適した加速があると思っています。

 

それを踏まえてかなりの時間を1台目のアプローチを。身体が起こさないが「目線」は早めにハードルに向ける。距離感を大切にしたいなと思っています。前傾を最初の3歩を保ちたい。が、目線だけはハードルへ。そこから起こして踏切位置を遠くから。基本的な部分です。マークを置きながら踏切位置を設定しました。もちろん、各自で違ってきますが決められた距離の中で走るのは同じです。身長が高くても低くても決められた距離を走らなければいけません。高さのピークの部分も含めて細かい部分を。

 

ハードルの踏切の時の「目線」についても。どうしても目の前のハードルが気になります。が、これを気にすることで間違いなく腰が残ります。踏み切る段階ではすでに「次のハードル」を見るべきだと思います。そのハードルへの距離感が走りを決めていきます。本当は多くのことをやりたいのですがあえてポイントを絞ってやりました。多くを詰め込んでも身に付けることはできない。指導側の自己満足だったりします。そうならないように注意しながらやりました。

 

感じ的には大きく変わっている。もちろん短期間なのですぐに元に戻りますが。それでも「複数人」で「目的」をもった練習をすることで効果は上がると思います。もう少し書きたいのですがこれは別の記事にします。ぼちぼちですが。

 

面白い内容が書ければいいなとは思うのですが文才もないので。書ける範囲で書いていきます。

コメント
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