記録だけしておこうと思います。色々書くとまた心ないコメントを書く人も出てくるのでなかなか難しいのですが。
今年に入ってからちょっとバタバタしていました。実際私が何かをバタバタしていたというのではないのですが、子供達の受験がありました。Facebookには「思い出を振り返ろう」みたいなお知らせがあるのですが、数日前に3年前の記事が上がって来ました。その日は息子の高校入試の合格発表の翌日。雨が降っていたところでふと書き込んだようです。普段はあまりFacebookには書き込みをしていないのですが、思った時に書いたのだ思います。
あれからもう3年。しんどいなと思う事の方が多かった気がします。それでも時間は過ぎていく。早いものです。
で、長男が大学受験、次男が高校受験。どちらも成績的に微妙なところがあるので「進路が決まるのか」というのがありました。共通テストも傾向がかなり変わる。高校入試も驚くほど変わる。こんなに変化をしなくてもという思いがありました。この子達が他の子に比べて努力をしていたのかというのは微妙なところです。間違いなく「高い目標を目指して」という生徒はたくさんいたと思います。その子達が「必死にやって来た事」が突然の変化によって報われなくなる。自分の子供達というよりも「全国の学生」の想いが想像できてしんどいなと思いました。
高校受験も例年と比べて20〜30点くらい落ちているのではないかという話を聞きました。これが事実なのかわかりませんが、塾などでそんな話をしているようです。山口県の公立高校は250点満点で行われます。その中で1割くらい得点が落ちるというのはどうなのか。テストが終わった瞬間に子供達がどのように感じたのか。しんどい話です。
大学受験はほぼ諦めていました。どこか行き先が決まれば良いなという感じでしたから。私学になんとか合格してくれていたのでそこで目標を定めて取り組んでくれたらいいなと。本人とも「最終目標」に向けてどこでやっても同じだからという共通認識でした。共通テストが思い通りにいかなかったので。それでも地元の大学の前期試験を受験。3月5日の土曜日が合格発表でしたが、息子からLINEが送られて来て「受かった」とのこと。もはや奇跡としか言いようがない。確率的には20%以下という状況でしたし、二次試験の配点もそれほど高くなかったので。それでも結果的に受かったという話を聞いて練習の合間でしたが流石に涙が出ました。翌日に「合格通知」が来るまでは本人が一番疑っていましたが。
次男も数日前に合格していました。見に行くのがしんどかったようでネットで見たとのこと。友達から電話があったので慌てて学校に見に行ったようです。前日までは私学の二次試験を受けるとか受けないとか言っていたのが現実でした。もちろんこれからも継続的に勉強をしていかないといけないというのは間違いありません。
正直、大学受験よりも高校受験の方が心痛でした。大学はどこかに受かってくれたら目標に進めます。が、高校はちょっと違うかなと。本人がやりたいと思っていることができなくなるというのは避けたいなと思っていました。が、実際問題よく分からない部分もあります。試験当日は全体が難しかったというのは本人は分かりませんから。かなり落ち込んでいました。いつもよりも20点近く落としていましたから。「絶対に無理だ」と言っていましたからしんどかったと思います。
やっていることが報われる。本当はその方が少ないのかもしれません。理不尽なことが多い世の中。競技も同様です。競技はやっていない者、自分はやっていると思っている者には勝利の女神は微笑まない。私自身はそういう選手は「上手くいかない方がいい」とまで思っています。正当な評価を受ける必要があるからです。競技は身体能力の部分もありますからそうならないこともある。それでも「きちんと努力したことが報われる」世界であって欲しいなと青臭いことを思い続けています。
長男。「疲れていたら泊まっても良いから」と言ってくれています。ありがたいことです。大学生の部屋に泊まるというのもどうかと思いますが、この心遣いだけでも嬉しいなと思います。舎監と息子のところで生活ができるとそれだけでかなり生活が楽になります。
少しずつ色々なことが変わりつつあります。受け入れていかなければいけないなと。子供達が自分のやりたいことに向けて少しずつ進んでくれることを強く望みます。