火曜日。この日は競技場での練習。防府で実施。この日も動けるのが私だけだったのでついに一般道路でのマイクロバスの運転となりました。早朝に長距離が合宿しているセミナーパークへマイクロバスを借りに行ってそこから学校へ。練習道具と選手を乗せて防府へ。45分くらいかかります。できるだけ広い道をと思いながらも最短距離で。移動だけでかなりのエネルギーを使いました(笑)。ダメですね。
競技場にはかなりの選手が来ていたので接触がないようにという指示だけ出しました。競技場の「回数券」があるのですが、防府に住んでいる選手に購入を頼んでいました。入場するための券は競技場では購入できません。少し離れたところにある体育館で販売しています。そちらによってから競技場に来ると時間のロスなので選手に購入を依頼。が、「券」だけを持っていました。実際は券売機で券を買ってそれを受付で「回数券」に変えなければいけません。中学時代にやっているはずなのでわかるだろうと安心していましたが忘れていたとのこと。結局私が購入しにいくこととに。場所が変わればこの手の対応が増えます。まー仕方ないのかなという部分もあります。
人数が多いのとアウェイなのが重なって女子の一部がトラックの横断などができなくなっていました。タイミングを見計らってという感じだったのだと思いますが遠慮してできません。声をかけて渡らせましたが。あとで全体に話をしましたが「自分たちのやるべきこと」を優先してできないといけません。遠慮していたらそれができない。「〇レーン行きます」などと大きな声を出して自分たちの練習ができるようにしなければいけません。大きな大会に進んだ時にこんなに遠慮してやっていたら勝負をする前に負けてしまいます。とにかく指導していくことが多い気がします。一つずつ一つずつでしょうか。
フリーでアップしてからバトンへ。バトンが始める時間を確認して。その時間に合わせてバトン。バトンが終わる時間まである程度決めておけばよかったかなと思います。跳躍系の専門練習があるのだからそれに合わせてある程度の時間制限は必要だと思います。限られた時間の中でやっていくという感覚が必要です。
衝撃的な部分が。あるペアが「バトンが渡らない」といっていました。確認をすると「前日と同じ距離でやった」とのこと。前日は「追い風」でやっていました。この日は「向かい風」です。その状況で「前日と同じ距離でやった」のであれば渡るはずがありません。ここが「陸上偏差値」といっている部分です。追い風であれば前走者がスピードに乗ってきます。向かい風であれば前走者はスピードが落ちます。当然の話です。そうであれば「マーク」を置く場所が近くなるはず。移動する距離が短くなるのだからその部分も踏まえて調整しなければいけません。実際の試合の時には「自分たちで判断」することも必要になります。そのための「知識」は身に付けておく。「渡ればいい」というのではなく「最大スピードで」というテーマの中でやっています。「どうすればいいのか」「何が目的なのか」を明確にしながら、理解しながらやっていく。「考える」ことの必要性を改めて感じています。
男子はある程度の修正ができています。1本目で上手くいかなかった部分を修正しながら。それぞれが加速に乗った状態でバトンの受け渡しをする。特に2-3走は絶対にやってもらわないといけません。勝負がかかるのはここですから。
ショートスプリントはスタート。ここは自分たちで。私はヨンパのほうに。同時展開でロングスプリントの選手に前半の入りの練習をしました。競技場でしかできないことをここでやっておきたいというのがありました。ショートスプリントと違って加速の部分にポイントがあります。がむしゃらにスピードを上げていくのではなく力みなくスムーズに加速していく。そのためにはある程度の距離が必要です。「感覚」でできればそれでもいいですが、今の選手の感じからすればある程度「練習」をして習得する必要があると考えています。
ヨンパも風を想定しながらやっていきます。予定した歩数でいけないかなという感じもあるので女子に関しては歩数を増やして初戦を迎えることにします。2か月近くまともに走れていない状況からの今です。3月当初と比べるとある程度動くようにはなっていますがまだまだ、昨年末の感じからすると物足りません。何とか県総体までにという感じでしょうか。「中国大会で」といいたいところですが今は「県総体を抜ける」というのが必要になります。次年度は3年生が強い。そこに対応できる力は今はありません。それでも残りの2か月間で間に合わせたい。そのための準備はしています。焦らずでしょうか。男子も歩数を増やして対応する予定ですが、17歩で4台目以降がしんどくなります。17歩で勝負することを考えると最後まで17歩で押していくというのが必須です。走力の部分も影響してきますが「完走する」ことが目的ではなく「勝負する」というのが目標であればやはり「17歩で押し切る」というのは必要不可欠です。
課題も明確になってきています。どうしても「専門練習」になると「ハードル」に目が向きやすくなります。が、やはり基本は「走力」です。走ることができなければハードル種目で戦うことはできません。小手先の技術でごまかすのではなく「力」が必要なのです。そこが忘れられてしまうのでとにかく走らせたい。まー「走らせすぎ」という人もいるのでしょうが、今の練習はそれほど走っていません。足りないかなという感じもある。ここは人それぞれの判断だと思いますが。
練習が終わってから必死になって学校に戻る。これが一番しんどいなという感じがあります(笑)。何とか無事に。その後は何かをしたような。次年度の打ち合わせなどもそれなりに。なかなか大変な感じがします。1年前に感じたこと、同じようなことを感じている部分があります。「意見の主張」がどれだけ認められるのか。去年感じた怒り。「働き方改革」ってなんですかね。本当に。どこの現場も同じだと思います。
ぼちぼち書いておきます。ぼちぼち。