曖昧な記憶の中であれこれやっています。何が何だか。
2年生が修学旅行から帰って来て木曜日から練習を全員で実施。この日はクラスマッチということもあり午前中で終わり。午後からの練習でした。基本学年ごとに練習を分けて行うことに。2年生が修学旅行の間の行動について色々と話を聞きました。
前日に戻って来てから数人は練習をしていたようです。体育コースは練習があるということで気持ち早めに帰ってきたとのこと。が、残念ながら「旅行メイン」だった選手もいる様子でした。練習日誌に目標は「旅行先を知る」「楽しむ」と書き込まれていたと。楽しむのは悪いことではありません。日誌はあくまで競技について記す場所。向こう側での練習について触れる。これが1月や2月に修学旅行にいくのであればまた違うかもしれません。が、強行日程で3月末に行く修学旅行です。そうであれば「シーズンを意識した行動」が求められます。
何人かは朝早く起きて1時間から1時間半の練習をしていたようです。坂道を走ったりなどもしていたと。同じことを話していても「競技者」としてどうするかという部分で全く行動が異なっている。ここに「意識」が出てくるのだと思います。何度も話をして来ました。複数人でそれぞれの視点から同じことを伝え続けています。それでも「楽しむ」というのが日誌に書かれる。難しいですね。こういう場面での行動が「気持ち」なら現れると思います。残念ながらこの辺りは改善されないのかもしれません。
何度も「変わらないと」という話をしています。が、本人達は「自分たちはやっている」と思っているのでしょう。客観的に見てどうなのかというのが大きいのですが。
翌日にkd先生が1時間以上厳しく話をされました。これだけ話をするというのはかなりのエネルギーが必要です。雨が降っていたので軒下での話でした。私は途中からの参加になっていたのですが、なかなか質問に答えられない。言葉を選びながらなのかもしれませんが上手く返答ができません。かなり厳しい話をされていました。覚悟の問題。目的意識の問題。そこを問われています。本当に本当にこれが最後なのかなと。ここで変化が見られなければシーズンを戦うのは無理。
どこと比べるか。男子はある程度変化しています。が、比べる対象が「自分たちよりもやっていない人」では意味がない。本当に戦うために何をするかだと思っています。県内云々ではなくもっときちんとやっているチームと比べていく。その辺りのことも男子にはこちらから伝えました。目指す場所をどうするかです。
kd先生からも話がありました。高い目標を掲げる。それに向けて逆算する。目標達成のために必要なことは何かを考えて行動する。目標だけを設定しても意味はないのです。このことも何度も何度も言っています。目標設定さえすれば勝手に強くなるわけではない。その部分がどれだけ分かるか。これはskyに行ったら強くなるという盲信的な考え方にもつながると思います。どこでやるかではなく何をやるかだと思います。今はスタッフが揃っています。どこにも負けないと思っています。しかし、その環境をどう活かすか。
結局は本人達がどのような意識で取り組むかなのだと思います。もちろんこちらも環境を整える必要があります。しかし、最後は選手の「何が何でも」という気持ちなのかなと。当たり前の話ですが、我々は走ることはできません。紐をつけて引っ張って練習をすることもできない。そうであれば本人達が何を感じてやるのか。こういう話があったときに「次からは」みたいな話になって同じ反省が挙げられる。何も変わっていない証拠だと思います。現実を突きつけられてはじめて気づくのかもしれません。それでは手遅れ。その部分に対してどのように伝えていくか。かなりしんどい部分ですが。
やれることをやる。伝えられることを伝える。その繰り返しなのかなととは思います。最後に後悔して欲しくない。その場面にならないと分からないことなのかもしれません。伝えられることは伝えていきたい。
一進一退。留まっている印象があります。それでも何とかしたい。何とかしなければいけない。こんな内容ばかり書いていたらまた批判されるのかもしれません。それはそれで仕方ないかなと。私の捉え方が間違っているのかもしれませんし。
やれることを。ただただそれをしていきます。