kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

年月は流れる

2013-06-19 | 陸上競技
よく分かりませんがうちの学校は卒業生がよく来てくれます。陸上部の選手もクラスの生徒もです。私に会いに来ているのかどうかは不明ですが嬉しい事です(笑)。

先日卒業生が来て中国大会の話をしていました。同じ職場で3人働いているのでこの時期になると話しになるそうです。早いものでこの子達がいた時から3ねんの年月が過ぎています。しかし、昨日の事のように覚えていますね。それほど大きな衝撃だった。忘れようがありません。

私にとっても大きな事ですがこの子達にとって一生忘れられない大きなできごとだと思います。今日、アクセス数の多い記事を見た時に数年前の中国大会が上位に来ていました。このBlogを見たり、練習日誌を見る事で当時の想いが蘇るのだと思います。この子達が見たのかどうかは分かりませんが(笑)。

中国大会に行けて良かったと思うレベルならここまでの想いにはならないはずです。もちろん選手によっては中国大会に進む事が最大目標という選手もいるでしょう。しかし、総体から中国大会までの間に目標を上方修正できるかどうかです。数年前は中国に行くのは当たり前という雰囲気でしたから全員が通過点という感じです捉えていました。自然にチームは強くなります。進むだけではなく戦うのが当然という雰囲気です。

そんな中で真剣に競技をやっていたからこそ、この時期になると思い出すのだと思います。高校時代の大半の時間を陸上に費やしていました。そういう姿を一番近くで見る事ができたというのは指導者しとして本当に幸せな時間だったと思います。

本当に月日は流れてしまいました。当時はマイルが全てというチームの雰囲気でしたし、選手もマイルで戦う事だけを考えてやっていました。当時は400mに出場するための競争が激しく61秒台ではレースに出場することもできませんでした。逆に100mは出る選手がいなくて枠が余るという感じ。200mはマイルがあるから出ないという状態でした。しかし、今は100mと200mがメイン。戦うのは4継。選手もそのつもりでいます。雰囲気も大きく変わってしまいました。

今は今の流れがある。選手もその時々によって違う。年月は流れているのです。しかし、根底には同じものがあって欲しい。戦いたいという気持ちを忘れてしまったらうちの良さは無くなってしまいます。年月は流れても共通する部分は持ち続けてもらいたいと思います。

今年も中国大会を迎えます。全国への切符を手にするためにずっとやって来ました。戦うためにできる事をしっかりやりたいと思います。見えない想いを背負って戦っていきたい。

書きたい事がたくさんあるのですが、この手の事を上手くまとめることができません。書いていたら想いが大きくなるので長くなってしまいます。戦うのは選手。それだけは変わりません。戦います。
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練習日誌について

2013-06-19 | 陸上競技
このblogで何度か書いています。練習日誌について思うことがあるので書きます。

この練習日誌、私が顧問になったときからずっと続けています。選手に自分自身の内面と向き合わせるためです。私がこのblogを書いているのは自分自身の行動の振り返りや心の動きを記録しておくという意味合いがあります。これを書くことで「その日の自分自身の考え」や「感じたこと」「課題」が見えてくると思っています。これを書くことで次の自分のステップになりますし、行動の振り返りができます。その日だけではなく1年前の日誌を見直すことで当時の自分の取り組みや行動を把握することができ、自分自身の成長を感じることができるのです。

この日誌、「やったことだけを書く」という選手がいます。「120mを走った」「よく走れた」「スタートが上手くいかなかった」という事実の羅列をする。これはこれで「日記」としての意味があるかもしれません。やったことを書いておくだけ。これでは「心」の変化は絶対に生まれません。ここができない選手は選手としての伸びが止まります。

理由は明白。日誌を書けと言われているからとりあえず書くという姿勢だからです。こういう姿勢の選手は練習をやれと言われているからやるだけ。自分から強くなろうという姿勢にはなりません。これは主観ではなく「事実」です。自分への振り返りができない選手は日誌も練習も「自分のため」という考えがもてませんから。つながっている部分です。

1年生の最初の頃は日誌がまともに書けません。「疲れたけど頑張って走った」くらいのレベルです。練習がきつかったけど強くなりたいから練習をしたと書くような選手が大変です。そのようなことは「当然」の話であり、その中でどのようなことを感じ、何を考えたのかというのが大事なのです。本当に選手が強くなるときというのは日誌の内容が大きく変わります。文章の量も飛躍的に増えます。自分自身の考え方、取り組み方を見直していたら長くなるのだと思います。保護者から「朝早起きして書いています(笑)」と言われたこともありますが、そういう一生懸命に取り組む姿を保護者に見せる機会にもなっているかもしれません。

ある部活動の選手が日誌を朝学校で書いている姿を見かけます。これはほとんど意味はないと思います。上述の「書けと言われたから書く」レベルです。本当に大事なのは日誌を書きながら自分と向き合うこと。思いついたことを適当に書いてノートを埋めるのは「書くだけ」でしかない。書きながら自分の内面と向き合わなければこの日誌には意味がないのです。

以前、どう見ても日誌を適当に書いている選手がいました。殴り書きで朝部室で書きましたというのが見て取れるレベル。それでも「自分はやっています」という主張はする。これまできちんと書いている選手を見ていますからそれくらいのことはすぐに分かります。「家で補強をするように」「体重管理をするように」「チームとしての取り組みを考えるように」と繰り返し言い続けてきましたが伝わりません。結局最後まで伝わらずチームから離れていきました。「自分はやりたいが先生がやらせてくれない」という言葉が最後の言葉でした。悪いのは全て私という感じで終わりました。

物事は全てつながっていると考えています。こういう考え方をする選手は絶対に競技力が上がりません。日誌を書くという行為だけではなくこうい内面の部分もわかります。だから日誌を使いながら「心」の成長を促すのです。それができないようではやはり「やるだけの練習」で終わりです。きつい練習では手を抜くというタイプの選手に多いですね。

また、言われたことだけを書くという選手も厳しい。こちらが言ったことをとりあえず書く。自分の行動に落とし込んで考えることができず、言われたからこれはダメなのだと書く。それでノートは埋め尽くされます。しかし、次も同じコトをする。また同じように注意を受けた内容を書く。その繰り返しです。「心」の変化がないのです。変わらなければいけないと書くが本当はどのようにすればいいのか全く分かっていない。「変わらなければいけない」と書いて私の目に届くことで「自分は分かっている」という内容を私に示そうとする。本当は分かっていないのです。言われたことを書いておけばひとまず大丈夫という感じの内容なのだと思います。これも読んでいたら分かります。伝わりません。

今の選手、日誌の内容がちょっと・・・。このことに関して月曜の練習開始前に話しました。具体的に例を挙げて話をしました。これが伝わって日誌の中に「心」の動きや感情の変化が生まれる部分が入れば変わってきます。ここを大きく期待したいと思っています。

携帯でblogを見ると「よく読まれている記事」というのが表示されます。見てみると数年前の中国大会の記事が上位にありました。この時期になると卒業生が当時のことを思い出して見るのかもしれません。このこともまた書きたいですね。

また書きます。
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ポイント練習

2013-06-18 | 陸上競技
月曜日、この日はポイント練習。最後の強い刺激となります。少し日程に余裕があるのでもう少し動いてもいいかなという気もしていますが、無理に疲れを残したくないという感じもあります。

練習はいつもどおり。フリーアップにしてからバトン走を行い、スタート練習。中国大会に出場する選手を中心に練習を組んでいますから難しいことはしません。単純に動きの確認です。足に違和感があるという選手が出たので本数を少なめにしました。練習量は落としています。自分自身でケアをしっかりしておくようにと話してきましたが、上手くできなかったようです。ここまできたらできることは全てやる必要があります。指導者側だけが本気になっても最後は選手次第。しっかりと力を出すためにも真剣に考えてもらいたいですね。

また、スタートの感覚がいまいちだという者も。それほど悪くはないのですが本人的に納得がいかないようです。少しずつ不安になる部分もあるのでしょう。あまりも気になるようであればまた別の日に少しだけやってもいいと思います。疲れも気になりますが「精神的なもの」の方が影響は大きいですから。とにかく自信を持っていつも通りの走りをしてくれればいいのです。それでも「走れるだろうか」という不安がどのような選手にでも出てきます。それを処理できる能力があるかどうかも「競技者」としての能力のひとつだと思います。

走り的にはかなり良いと思っています。そのことが本人たちがどれだけ分かるか?余計なことを考えないようにしてもらいたいと思います。最後の120mもいいスピードで走れていました。「加速段階が上手くいかない」と感じている者もいたのでこの部分はもう一度練習をしておきたいと思います。

話が前後しますが1・2年生にだけ日誌についての話をしました。これは私がすごく重視している部分です。これに関しては過去の記事にも何度も書いています。また別に書きたいと考えています。これもメッセージを含む内容となります。

また。
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blogについて2

2013-06-18 | 陸上競技
ちょっとblogについてまた書きます。

このblog、解説してから2900日を超えています。現時点で2912日、あと8日で丸8年となります。この前の段階からBBS形式で日記を書いていますから10年くらいは書いているのではないかと。我ながらすごい話だなと思いますね。何のために書いているのか?と先日問われることがありましたが「考えをまとめるため」というのが一番適切な表現かなと感じています。

「まとめるだけなら閉鎖的にして自分だけで見ればいい」「部員にだけ見せるのであればパスワードをかければいい」とも言われます。確かにそうですね。誰かに見せることを意図しないものであればわざわざblogに書いて公開する必要性はない。書くことにより不特定多数の人の目に触れ、「誤解」を招くこともある。事実だとしても一方的な「主観」で書く部分があるのでそれを「良し」としない人も出てくる。当然です。

では、なぜ書くのか?人によっては「自分はこんなにすごいんですよ」とアピールのために書く場合もあります。自己顕示欲を満たすためですね。多くの人に見られる、それが反響を呼ぶ。それが快感となり続けていく。数年前にネットアイドルが閲覧数を増やすために「放火」して自分が第一発見者だとblogに書いていた事件もありました。「誰かに注目される」ことを嬉しく思う人も世の中にはいるのです。

高校生もblogを書くようです。詳しくは分かりませんがこれはパスワードをかけて特定の人にだけ見せるのかもしれません。誰かの悪口だったり、不平不満を書き記し、それに共感してくれる人と感覚を分かち合う。表面的なつながりになりやすい部分だと思います。数年後に見直すことがあるのかは不明。単なる感情的な部分を書くというのはなんとなく違うと思いますし、そういう文字だけのつながりでは少し寂しいですね。

何のために書くのか?このblogを使って選手にメッセージを送ることができたらと考えてやっています。blogにだけ書くというのはやっていません。選手に話をした内容を書くように心がけています。もちろん一方的な書き方になってしまう部分もあるかもしれません。それに対する反発もあるでしょう。このblogを使って「方向性」を示すようにしているつもりです。そこを感じ取ってくれるかどうかです。厳しい言葉をかけることも多々あります。その部分はできるだけ文字として残さないようにしていますが、それでも「伝わらない」という部分に関しては言葉を選んで書くようにしています。

こうやって「考え方」を示し続けているのでよく批判されます。「キジも鳴かねば撃たれまい」です。こっそり何かしているのであれば取り立てて誰かに批判されることもありません。その反面、誰にもメッセージは伝わらなくなります。どちらの「利点」が大きいかですね。このblogを見ている人は選手に限りません。数年前は他県の選手も見てくれていたようです。リンクを貼らずこっそりやっているつもりでもどこからか情報は流れるのでしょう。「参考になった」と言ってくれる選手もいます。それだけで十分なのではないかなと。

最初は「肯定的」に捉えている方でも「何か」があれば確実に「批判的」になります。ここはどうすればいいのか分かりません。師匠に相談したら「あらかじめ予測することが必要」というアドバイスをもらいました。「伝わらない」ことを書き続けても絶対に「伝わらない」のです。受け取る感覚がなければどれだけ話をしても上手く伝わらないのです。だからこのblogに書いても難しいのだと。まさにその通りです。

ある選手が「自分が入学してからのblogを見直してみた」と話していました。この子たちの記憶とシンクロしながら見ていけるのだと思います。このblogが持つ意味は何か?考えながら続けていきたいと思います。8年って結構長いですよね(笑)。
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ポイント練習

2013-06-16 | 陸上競技
土曜日、朝から雨でした。数日前に天気予報を見ていたら晴れるという予報だったと思うのですが。金曜日の夕方キャプテンから「明日雨みたいですがいつも通りやりますか?」と連絡がありました。降るの?って感じで天気予報を見ると微妙に雨が降る予報に。うーん、と考えていたら7時過ぎから雨が降り始めました。いつも通り集合してから様子を見る事に。

かなり雨が降っていました。この状態で走るのはさすがに...というレベルでした。車で移動して練習をするつもりだったので雨が降ってもなんとかなるとは思っていたのですがアップができそうにない感じだったので開始時間を遅らせる事に。午後から予定を入れていたのであまり遅くなるのは問題が生じます。移動も合わせて1時間程度遅くなりましたがこの頃にはなんとかアップができる天候に持ち直していました。

アップはフリーで。大会に合わせてです。1人足首が痛いというのでテーピングを巻きました。整体で足の着き方が悪いからと言われて意識していたら痛めたという事です。骨格的なこともあるのでそこだけを直すと必ず何処かに弊害が出ます。真面目にアドバイスを聞いてからの行動です。できる事はやっておきたいと私自身思っています。少し走りのバランスが悪い気はしましたがなんとか走れる状態です。本数は最小限に抑える事にしました。

他の者はスタートから。これは100と200に分けて行いました。カーブのスタートはなかなかできないのでこういう時にやっておかなければいけません。かといってやりすぎると左の足首を痛めてしまう危険性があります。これは以前200でインターハイに進んだ選手と一緒にやっているなかで学んだことです。特に足首が硬い選手はかなりの負担がかかります。最小限に。

最後にポイント練習をやって終了。100の男子は前半型の投擲選手と一緒に走らせました。もちろんハンデをつけてのスタートです。力的にはかなり走れる投擲選手なので良い刺激になったと思います。前のスタート練習も上手く加速できてきたのでこれくらいで走れれば最低目標であった10秒台に届くと思います。あとはどれだけ目標記録に近づけるかです。

女子は150mと60mで。これもそれぞれにハンデを付けました。県総体以来女子エース2人は完全に別で走っています。本当は競り合う方が良いのですが過剰に意識してしまって硬くなるよりはそれぞれが良い走りができる方が良いだろうという判断です。風がまったくない状態でしたが走りとしてはかなり良かったと思っています。

この時期、選手は不安になる事が多くなります。参加するだけの選手なら何も思わないかもしれませんが、勝負するという意識やラウンドを進むと考えている選手には必ずといって良いほど出てくる不安です。「他県の選手はどんな事をしているのだろうか」と日誌に不安を書いていた選手もいますが、ここまできたら考えても仕方ないと思います。自分の最高のパフォーマンスを出す事だけを考えればいい。それが勝負の勝ち負けにつながっていきます。まずは自分の力を出さない限り戦えないのですから。

こういう側面もあり同じレースに出る女子エース2人は別に走らせているというのもあります。リレーなら心強い仲間ですが個人レースではライバルです。本人達はそこまで意識していないかもしれませんが。学年が違って上級生が強いというのであれば問題はないのですが、同級生ですからなんとなく勝負させるのを避けました。気持ちの問題です(笑)。

この2人も良く走れていました。勝負できるなという感じはあります。風があれば間違いなくベスト記録を更新しているだろうとい感じでしたから。無風でほぼベストなので自信を持ってもらいたいですね。

練習が終わってからバタバタやってまた移動。この日はコンタクトを買う事にしていました。卒業生に頼んで予約をいれていました。ついでに酸素カプセルに選手を入れようと考えていました。場所的に近かったので。コンタクトを買うためにわざわざ30分くらいかけて行っています。陸上部の子が3人、この3月まで担任をしていた子が1人働いています。私が買いに行かないというのはさすがに申し訳ないので(笑)。かなりお世話になっています。

酸素カプセルは今まで行っていた所が忙しいということで色々も変わっていき営業場所が変わっていました。2人連れて行ったので2時間弱かかりました。待っている間に気がついたら寝ていました(笑)。思った以上に疲れているんでしょうね~。

バタバタしましたが練習的にはかなり良かったと思います。あとはしっかりと中国に向けて集中してもらえたらと思います。
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軽めに

2013-06-16 | 陸上競技
金曜日、この日も朝から暑かった。考えられない暑さです。動きの確認をしていただけなのに汗だくです。湿度も高く本当に過ごしにくい朝でした。この中の無理をしたら疲れが蓄積してしまいます。最低限の練習量にしていかなければいけません。

教室ではクーラーを使用するようになりました。実業高校としては珍しいのではないかと思います。窓を開けて生活をするというのも一つの手段だと思いますが、ここまで暑いと授業に集中できませんから仕方ない部分なのかもしれません。我々の高校時代では考えられないですね~(笑)。逆に快適に寝てしまわないようにしないといけないかもしれません(笑)。

午後の練習は本当に軽めに。土曜日にポイント練習を考えていましたからこの日に強い負荷をかけるのは避けようと。この時間帯から少し曇って来て練習が行いやすい感じになってきました。暑い中で長い時間やると間違いなくバテてしまいます。夏休みなどの強化期ならしっかりとやっていかなければいけないのですが、この時期は疲れを抜く事の方が大切です。無理なくやっていきたいと思います。

サーキットを省略して動的柔軟から始め、ハードル。私はちょっと電話をしていたので前半部分を見ていません。まーこの時期に集中して練習ができないようであればそこまでだと思います。短時間の練習ですから集中力を保てるはずです。いつもよりアップで行う本数を大きく減らしました。最低限の量で十分だと思います。加速段階の動きのイメージとそれを上手く中間に結びつけるという感覚を持ってもらいたいという感じの内容にしました。

チューブを少しやって短い距離のタイヤ引き。本数を抑えて走り、バトン走も少なめに。この段階で身体はある程度動いていますから問題なし。あとはスタートです。こちらもハンデを付けての練習。中国に進む選手中心の練習としています。大人数でやっているわけではありませんからチームのためにという意識が絶対に必要です。全員が大切な選手ですが、今は優先的に中国組に目が向きます。チームの代表がどれだけ力を出せるかというのが大きいのです。そのために自分に何ができるかを考えてもらいたい。そういう練習です。

短時間ですがかなり集中してできたと思います。気がかりな部分もありますがこれは早めに終ったので自分で整体に行ったりしているようです。自分のためにどこまで必死になれるかというのは先取の想い次第だと考えています。

1時間半で終了。他の者は更にドリルをやってから補強をやって終了。結局19時前後まで行いました。気になる話を聞いたのでこちらは前キャプテンに任せました。とにかく心の部分を育てないといけません。ここがなければ絶対に強くはならないのです。頼れる者に頼りながらも次の戦いに向けてやっていきたいと思います。

私は疲労困憊(笑)。全く元気になりません。そのうち元気になるかなー(笑)。
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勝てなくても仕方ない?

2013-06-14 | 陸上競技
中国組の練習が終わってから色々と話をしながら考えていました。どうこう言うわけではないのですがこれからのチームのことを考える時間となりました。中国出場組以外は秋に向けての練習をしています。すぐに結果を求める形ではありません。だからこそ「今」やっておかなければいかないことを見極めていく必要があります。

今回はリレーで中国に進めませんでした。気持ちを切り替えないといけません。次期の4継メンバーに入る予定の選手のうち1人が今回中国に行けません。1走は高跳びで行くので雰囲気を経験することができます。中学時代の中国大会とは雰囲気が違いますからこの経験は「強くならなければ」という意識の部分につながっていきます。今回中国に進めないのでこの「経験」という部分が不足します。ここに関しては周りが経験してくるので感じ取る部分はあるでしょう。

しかし、以前から気になっていたことがあります。3走を走る1年生、「絶対に強くなる」という部分が少し不足しています。まじめに練習に取り組みますし、それなりに走れます。しかし、淡々と練習をするところがある。本人的にはそんなに感じていないかもしれませんがやはり物足りない部分があります。

このことに関して練習後に話をしました。よく考えてみるとうちのチームの4継は2走・4走とかなり速い。2走は200mが25秒9、4走は100mを12秒3で走ります。この間をつなぐというのは簡単なことではありません。中学時代にそれなりに走れていた選手であっても高校のこのスピードについていくことは難しいのは当然です。

ここは分かっています。このことに関して本人に聞いてみました。案の定、「二人には勝てなくても仕方ない」と感じているようです。この段階で圧倒的なスピードの差を見せられていますから当然といえば当然なのですが。練習中でも「付いていけないのは相手が速いから」と自分自身を納得させている部分があるのではないか?まさにその部分が不足している部分でした。

一緒に走るだけそれなり力はつきます。しかし、それではいつまで経っても勝てない。チーム内の先輩だから「勝てないけど仕方ない」という理由で自分自身を納得させる。直接勝負で負けるのはやはり選手としては面白くありません。それを「相手が強いから仕方ない」と感じていたら次のステップにはつながらないと思います。これは誰にでも当てはまることです。

これは私が感じている部分なので正確にはわかりません。うちの小さなエース、中学校のときは県でトップでした。ほとんどの大会で優勝しています。しかし、高校に入り最初の県総体で他の選手に自己ベストを大きく抜かれて負けています。中学校のときにトップだったというプライドはあると思います。それが今まで負けなかった選手に負ける。なかなか受け入れがたいものがあるでしょう。

昨シーズンは勝てませんでした。ベストが26秒97で中学時代の記録を0.01秒短縮して終わりでした。負けたくないという気持ちは強くあったはずです。それが今シーズンに入りいきなり26秒5を出し、県総体では25秒9。県内の2年生ではうちの大きなエースについで2番手となります。昨シーズン勝てなかった選手も勝っています。4継の失敗もあって集中力が研ぎ澄まされていたというのも大きく影響はしていると思います。

基本的には「負けず嫌い」です。本人はそういう気はないようですが見ていて「負けるのが嫌」というのが伝わります。それが「強くなった要因」だと考えています。同級生に負ける、上級生に負けるというのが嫌なのです。だからきつくても最大限にやる。練習の時は負けることが多くても試合できちんと結果を出すというのは「負けたくない」という気持ちが強いからだと考えています。

その姿をみて下級生が何を感じ取るか。強い2人に「負けても仕方ない」と思っているようではいつまでたっても力は上がりません。勝てないと決めつけている間はいつまでもその差は埋まらないのです。誰のための練習なのか?全て自分のためです。強い選手に勝とうという気概、負けたくないという「想い」はすごく大切です。

この辺りのことを話しました。感じ取ってもらいたいですね。
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軽めに&しっかりと

2013-06-14 | 陸上競技
木曜日、とにかく暑かった。毎日のように「暑い」と書いていますが限度を越えつつある気がします。これが夏になったらどうなるのか??不安でいっぱいです。できるだけ涼しい場所でやりたいと思うのですがこの状況では厳しいですね~。とにかく暑すぎる。

朝練は体幹補強を軽く。武道場で行いましたがそれだけで汗だくです・・・。追い込むというレベルの補強ではなく「締める」というレベルです。それなりに行う感じでしょうか。中国組に過剰な負荷をかけるというのはもう意味がないと思うので「刺激」というレベルです。中国大会がない者は追い込んでも良いと思っています。秋に向けての練習となりますからこの時期にしっかりと練習をさせてなければいけません。

午後はトレーニング。中国組はウエイトとスナッチ、メディ投げで終了。ウエイトはかなり戻っています。いろいろやっている効果も出始めていてかなり重い重量でも動かせるようになってきました。重いウエイトはこの日まで。後は素早く動かせる状況に持っていきたいと思います。ウエイトと言っても基本的にはベンチとスクワットしか行っていません。大きい筋群はやはりウエイトのほうが鍛えやすいと感じているからです。細かい筋肉はシャフト補強で十分対応できますが大きな筋群には刺激が不足するような感じがありました。なんとなく感覚的に感じただけなのですが。

瞬発系を意識してスナッチも。これまではシャフト補強の中に入っていましたが今回は別で。シャフト補強をやっても良かったのですが暑いですし、疲労が残るというのは避けたいと感じていたのでスナッチだけ抜き出して行いました。その勢いでメディ。これも爆発的に筋力を発揮するイメージで行いました。基本的にこれで終わり。後は身体のケアに充てるように指示をしました。

私が選手にできることは全てやっておきたいと考えています。労力は惜しみません。大きい舞台でしっかりと「力」を出し切れるようにする。このためにかなりの時間を費やしてきています。少しのことを惜しんで力が出せないというのではこの子たちの努力に応えることはできないと思います。サポートするしかできませんから最大限のことをやっておきたいと感じています。

中国組は軽く。逆にそれ以外のものはしっかりと追い込みました。トレーニングを全てやる。暑いのもありかなりしんどいと思います。それでも先のことを考えるとやるしかないと思っています。人数が少なくなるため元気がなくなります。2年生が一人になることもありまだまだ雰囲気が作れません。誰かに頼って雰囲気づくりをするのではなく全員でこの部分をやっていかないといけないと感じています。「自立」する部分が必要なのです。

18時半にはある程度終わっていました。そのため内転筋などの補強をさせることに。補わせました。ここはお任せ。

この日は卒業生が来てくれました。中国大会に進む選手の激励だと思います。が、タイミング悪く中国組は早く終わっていたので少し話をしただけで終わりました。それでも気にかけて来てくれるというのはありがたいですね。県総体の時にも応援に駆け付けてくれていました。こういう部分がつながっていくというのは大きいと思います。元々大人数でやっているチームではありません。少しの人数でやっているのでこうやって「応援」してくれる方々がいるというのは大きいですね。色々と話をしました。この中で気づかされることも。

この辺りは書きたいことが浮かんでいます。が、長くなると読んでもらえなくなるのでまた別に書きます(笑)。
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感じること

2013-06-13 | 陸上競技
水曜日、この日は本当に暑かった・・・。話によると昼の時点で30度を超えていたとのこと。何月なのか分かりません。健康には悪い気がしますね。梅雨のはずなのにいつになったら雨が降るのか・・・。あまりにも暑いので写真を撮影してみました。梅雨空という雰囲気は0ですね(笑)。



練習に関してはこの日が疲れのピークになっていると考えていました。ちょうど1週間強化期間として位置づけていたのでこの日はしんどい部分があると思います。特に前日トレーニングをやっていますからきつい部分はあるでしょう。それでもやっておかなければいけないことがあります。この日で強化期間は終わりにしようと思っていました。そのためある程度疲れがあってもしっかりと走らせたいと。

流れ的にはほぼ月曜日を同じ。サーキットをしてからハードル、チューブ、タイヤです。少しだけマーク走をしました。加速段階の意識を大切にしたいと思っています。この1週間はこの部分を優先的に行ってきました。ある程度の改善はみられていると思います。その区間からうまく中間につなげていくためにさらにマークを。本数は少なくしました。

バトン走をやってスタート。スタートも前回同様、スタブロの位置を少し前にずらした状態から行いました。目の前に選手を置いて力まないように走る。実際のレースではこのような状況は生まれませんが走力差がありますから少し工夫をして力が出せるようにしています。特に中国大会前なのでその部分の意識を強く持ちました。目の前に選手がいても自分の走りに意識を置くという部分です。変に力んでしまったら走れませんから。ここも少し休息を取りながらの練習としました。

この時点で少し股関節に違和感があるという選手がいました。中国大会前ですから気になる部分もあるでしょう。疲れもあり思い通りの走りができずにちょっと不安を感じている部分があったように思います。少し話をしました。こういう部分で気持ちを切り替えることができればいいと思っています。選手だけでは気持ちのスイッチが入らない部分があります。指導者側が少し関わることでそのスイッチが入ればいい。そう考えました。

最後にセット走。これは土曜日とほぼ同じ。大きなエースは男子と一緒に小さなエースは女子と一緒にハンデを付けてという形です。前の段階で気持ち的に集中しきれていなった者も良い走りをしていました。走る前にテーピングをして「これで大丈夫」と話した部分も多少なりと影響していると思っています。本数は追っていませんが負荷的にはかなり高かったと思います。良い走りでした。

ひとまず記録として書いておきます。雰囲気的なことも書きたいのですがこれはまた別に(多分)。
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身体づくり

2013-06-12 | 陸上競技
火曜日、私は朝からものすごく体が重くてどうしようかと悩むレベルでした・・・。体調が悪いというよりもなんだか気持ちが重いというか・・・。エネルギーが枯渇しつつあるのか・・・。ちょっと疲れているのは間違いないと思います。21時過ぎに寝て6時まで目が覚めないという状況が続いています。何なんでしょうか??

それでもやることはやらないといけません。朝は補強を。この日は全く走るつもりがなかったので不足分を補っておくために体幹補強としました。基本的には腹筋背筋、内転筋くらいです。30分程度しかありませんからその中でどうやってやっていくか。ピリピリした雰囲気の中でやるのは違うと思うので各自のペースで行わせました。一応私もついてはいましたが。1年生はやはり筋力不足ですね。この部分を時間をかけて強化していかなければいけません。時間はかかりますがまずは秋の新人に向けて強化です。3か月近くありますからきちんとした取り組みができれば大きく変わってくると思います。

午後はトレーニング。中国大会に向けて大切な時期です。他の部活動は県総体でほぼ終了ですが陸上はこれから10日間が大切になります。ここで怪我をしてもらったら元も子もありません。更に適当な動きの中でやっていたら動きが崩れてしまいます。この部分を言い続けておかないといけないと感じています。昨年夏から秋にかけて大きく伸びた選手はこのトレーニングの日を有効に使っていました。種目種目の間にドリルをやったりして筋肉に動きの刺激を与える。これが自然にできるようになって一気に記録が伸びました。すごく大切なことだと思っています。

まずまず明るい雰囲気の中でできました。もう少しピリッとした雰囲気のほうが良いのかなと感じる部分もありましたが、それも「チームカラー」なのかなと考えるようにしています。選手が変わればチームも変わる。根本的な部分は変えてはいけないと思いますが、年ごとによってそれぞれの「カラー」が出てくると思います。何が何でもやってやるという鬼気迫る雰囲気の時もありましたが、もう少し余裕を持たないといけないのかもしれないとここ最近は感じています。それでも「やるときはやる」ということができるようにならなければいけない。当然の話ですが。

毎回練習が楽しくできるということはありません。基本的にきついことをやっているのですから楽しいわけがない(笑)。しかし、その環境の中で何ができるかだと思います。前向きに取り組みができるようにならなければ結果は付いてきません。

トレーニングで終わる予定でしたが少しスタートの確認を。理由は「走路に草が生えてきた」から(笑)。草抜きをすれば済む話なのですが。トレーニングで筋肉に刺激を与えています。その状況で爆発的に身体を動かすスタート局面の動きを入れておけば「トレーニング」と「走り」が上手くつながるのではないかという考えもありました。本数は最小限にしてその感覚を意識させました。筋力を上げるだけで走れるわけではありません。それを上手く使うという感覚も大事。

ということを考えながら見ていました。疲労してます(笑)。
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