kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短い距離

2013-06-11 | 陸上競技
月曜日、まーいろいろと思うことはあります。何のためにblogを書いているのかという部分にも重なるのですが、親しい人にだけ話すというレベルで良いのではないかという話も出てきます。それをどう感じるかですね。

朝練前にもう一度話をしました。何のために中国に行くのか?「参加するだけ」で終わってほしくありません。思い出作りのために行くのであれば行く意味はないと思います。これも私の「価値観」でしかないと思いますが。以前「自分の価値観を押し付けるな」とコメントされたことがあります。「楽しくやりたい」という選手と「競技で上を狙いたい」という選手が同じチーム内で共存できるのか?ここは無理だと思います。「戦うチーム作り」という「価値観」の下でやっています。それがチームの「行動指針」になる。中国大会に参加するだけではなく、「戦うのだ」という意識を持たなければこれから先の練習は「やるだけ」になってしまいます。それだけは絶対に避けたい。走考えています。

午後の練習は短い距離での確認としました。サーキットを行ってからハードル、チューブを使っての加速段階の姿勢作り、タイヤ引き、バトン走の流れです。女子は1走を高跳選手に変えて1週間経ちました。やっとバトンを渡すことができるようになってきました。ゆっくりした成長かもしれませんが、こうやって少しずつ形になっていくことが大事です。不器用なら不器用なりにやっていくことがある。それを周りの者がサポートしていけばいいのです。

とはいえ、まだまだ怪しい部分がたくさんあります(笑)。「支えあう」という意味合いではこれくらいからスタートするほうが良いのかもしれません。全員で4継に向けてやっていくんだという意識付けになると思います。今回の中国には出れませんがその後のためです。女子2人のエースがこの中心となり中国大会で力を出せるようになれば本当に面白いチームになると思います。

スタート練習も行いました。この段階から高跳選手は専門へ。前キャプテンは実は中学時代高跳び選手でした。そこで一緒に練習をしてもらうことに。これだけで安心感があるようです。こちらもなかなか技術の習得ができませんが少しずつ身についています。最後のほうでは1m50を跳んでいました。ゴムバーを使っているので少したるんでいますが高さ的には十分越えています。目標の1m55まで後一歩。じっくり練習をしていきたいと思います。もちろん、走ってもらいますけど(笑)。

他の中国組は短い距離のスプリント。本数を追うのは時間的にも負荷的にもできないので短い距離で本数を絞って。前回と同じようにハンデをつけて走らせることにしました。この手の練習はスタートのタイミングをずらして行う形でやっていましたが、「走力差」を考えて遅い者から出るというパターンです。同じ意味合いがあるのですが若干スタートの距離を変えました。フィニッシュのところで前の選手に追いつけるかどうかです。勝とうと思って走れば間違いなく全力になりますからかなりきついと思います。

これも良く走れていたと思いますね。問題なし。2セットやって終了。

私自身まーいろいろと考えることがあります。行動に細心の注意を払わなければいけませんね。
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blogについて

2013-06-11 | 陸上競技
相変わらずblogをやっていくのは大変だなと改めて感じます。

こういう不特定多数の目につく場所に自分の考え方を書いていくのはやはり色々と問題があります。ここ最近はオブラートに包んだような書き方をしているつもりです。まー文章は長いですが(笑)。それでも「想い」がある時には書いてしまいます。これは良いのか悪いのか。

基本的には指導した内容や選手に話した内容を書くようにしています。このblogを選手や保護者も見られると思います。公にblogをやっていると公開してはいませんが保護者から「blogを見ています」と言われることも多々あります。選手も見ているでしょう。そのこともあってどのような指針でやっているのかを書き記すようにしています。時には「不愉快だ」と感じられることもあると思います。それでも「伝える」というのが必要だと考えてやってきました。

ただ、「想い」が強いときや「伝わらない」というもどかしさがあるときは表現上不適切な言葉を使っていたり、個人的な指導を公にしてしまっている部分があるとは自覚しています。細かい指導の部分は公開する必要がない。確かにそうですね。そこを自分自身きちんと分けて考えていかなければいけないと思います。「不愉快だ」と感じられる部分もあるからです。

言葉を選びながら書く。blogやメールは文字として残っていきますから気を付けないといけないのは確かです。事実だけを書き記すというのが本当に正しいのかどうか。書く側からの一方的な視点だけとなる可能性がある。それを理解しておかなければいけません。分かったうえでの書く。

このblogが選手の成長に少しは役立っていると考えています。また、学校での取り組みや私の生徒への関わり方を示す場になっていると思います。出来るだけ個人名や学校名などは記載しないようにしていますが、それでも個人が特定できる部分があるでしょう。これからは更に気を付けていかなければいけないと思いますね。

「止める」という選択肢もあるのですが。また、本当に部員だけに公開するというのもできます。しかし、結局は文字として残る。それなら気を付けて書いていくことで対応するほうが良いのではないかと考えています。

blogを公開するのは「自己主張」なのかもしれません。何故書くのか理解できないという方もおられると思います。それでもかれこれ10年は続けています。前の記事にも書き込んでくれていますが卒業生が懐かしく思ってみてくれるというのもありがたいことです。問題が起きない程度に続けていければと思います。

以前のように考え方を書き記して炎上しかけるというのもあるので・・・。最大限の注意を払いながら書いていきたいと思います。お付き合いください。
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考え方

2013-06-10 | 陸上競技
これまで何度も中国大会に進んでいます。インターハイへも数度。ここにおける考え方というのは様々だと思います。ちょっとだけ書きたいと思います。

初めて中国大会に進んだときマイルで4分11秒でした。これはとにかく「中国大会に進む」というのを大きな目標に掲げ、前の年は3人しか部員が居なかったにも関わらず取り組んできました。マイルに出場することさえもできなかったチームが「中国大会出場」を掲げるというのはどうなのかという話ですが(笑)。それでも奇跡的に中国大会に進みました。

この時、まだ陸上における(他の部分もですが)師匠と話をする機会はほとんどありませんでした。恐れ多くて話ができませんでした。まだ考え方の影響を受けていない年でした。その時、中国に進んで嬉しいという気持ちが選手の中にありました。当然そこを目標にやってきたのですから当然です。ある意味「そこで終わり」という感覚もあるでしょう。最大目標を達成したのだからそれで十分だと。当時の4分11秒は上手くいったら準決勝に進めるかもしれないというタイム。ボーダーが4分10秒くらいだったと思います。そこで私が目標を再設定。4分10秒を切って準決勝へ。高い目標です。

選手は「え??」という感じだったと思います。これまで一度も県の決勝に進んだことのない選手がいきなり中国大会の準決勝というのがイメージできたかどうかは分かりません。それでも「行くだけ」で終わるのは絶対に嫌でした。「中国に進んだから良かったね」で終わるような状況ならほとんど意味がないと考えたからです。結果は4分13秒くらいかかって5着だったと思います。予想通り4分10秒切りで準決勝。簡単なことではありませんがそこを目標に掲げて良かったと思います。「参加するだけ」というのはやはり面白くありませんから。ここは顧問の「考え方」だと思います。

選手は「中国」で満足してしまう危険性が大きくあります。特にインターハイに行くためには6位以内に入らなければいけません。現実的に考えることができないというのはあり得る話です。しかし、「無理だ」と決めたら絶対に届きません。「絶対に行くんだ」という気持ちを持って最大限のことをやっていく。これが必要だと考えています。「行くだけ」のリレーを組むというのは今の私にはできません。「一人でも多くの選手に中国を経験させる」という意味では大きいとは思います。しかし、それは翌年の「インターハイを狙う」という布石にならなければいけません。行くだけで翌年につながらないのであればそれは意味をなさない。厳しいようですがそう考えています。

師匠と話をした際に「最初はインターハイに進んだことで満足だった」と言われていました。今の状態からすれば「本当ですか??」という感じです。初めてインターハイに行ったときに顧問が「満足」していたとのこと。しかし、その選手を連れて師匠の師匠(分かりにくい(笑))の所に行った際に、「どうやって戦うかだね」と言われたと聞きました。最初は何のことか分からなかったと。やっとインターハイに行けた選手が戦うというのがイメージできなかったと言われていました。しかし、「インターハイに行くだけではダメ」だといいうことを言われているのだと気づき、それからは目の色が変わったと言われていました。結局「選手の満足」というよりも「顧問の満足」という部分が大きかったのだと。それからはずっと「全国で戦う」ことだけを考えて指導されています。そういう指導者のもとで育つ選手は意識的に「全国」を考えますから練習への取り組みも大きく変わってくるはずです。

私のような平凡な指導者は常に目標を持たなければいけません。良い指導者を目標にどうやったら近づけるのかを考える。それが自分自身が成長する唯一の手段だと考えます。その場での満足に終わらずもっともっと上を目指さないといけない。それができなければ「選手の成長」もないのです。そういう視点で物事を見ていかなければいつまでたっても本物にはなれない。

「行くだけ」ならほとんど意味がないと考えます。本当に戦うためには何をしないといけないのか。そこが全て。今回の女子マイルの棄権は「行くだけになる」というのがあったからの棄権です。200mを走る2人を外してマイルの予選に出ることで獲るモノはない。4分30秒いじょうかかるでしょう。今は「インターハイ」で戦うことを最大目標にしています。そのためには中途半端なことはできない。そう考えると辛い選択ですがマイルの出場は選べませんでした。走りたかったであろう3年生には申し訳ないという気持ちもあります。しかし、3年生が最低でも62秒ずつで走ってくれないと2年生にかかる負担が大きすぎる。余裕を持って準決勝を走らせることができるのであれば出場をさせますがこの2人が最大限の力を発揮してやっと届くのであれば個人の中国大会、ましてはインターハイというところまで考えることができなくなります。

なかなか伝わりにくいかもしれません。しかし、「戦う」ということを意識するのであれば「可能性」を考える必要があります。中国大会に出場したということで終わりではない。そこから先に何をするかが大事なのです。そういう視点の中で最善の策は何か?ここが全てだと思っています。難しい部分かもしれません。伝わりにくい文章ですね~。「戦うこと」を意識できるチームにしていきたいと思います。これからです。
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負荷をかける

2013-06-09 | 陸上競技
土曜日、この日も朝から暑かったですね。当初から強めの負荷をかけようと考えていました。中国大会に向けてやらなければいけないことがたくさんあります。毎年ですがこの時期はしっかりと体力を戻したり、課題を克服するための時間としています。時間がどれだけあっても足りない感じがありますから。

とはいえ練習強度を強くすればそれで良いかというのも違うと思います。疲労が残ってしまったら意味がありません。出来る限りのことをやりながらも疲れは残さないという方向で考えていきたいと思います。まー私が一番疲れているのではないかという噂がありますが(笑)。本数を抑え目にしながらもしっかりとやっておきたいと思います。

練習の最初に全体を集めて話がありました。基本的なルールの話です。この辺りのことは考えないといけません。当たり前のことを当たり前にやる。ここを忘れてはいけません。どこにいてもうちの学校の選手であるという自覚を持たなければいけないのです。一年生にはこの辺りの感覚が不足しています。ここも繰り返し指導をしておかなければいけないと思いますね。

練習はサーキットから。まだ微妙に筋肉痛が残っている選手もいるようですがそんなことは言っていられません(笑)。しっかりとやって行く必要があります。サーキットをやってからはいつも通り。野球の試合をやっていたので走る距離もなかなか難しい部分があります。それでも出来る限りのことをやっていきます。ハードルをやってからタイヤ、バトン走。そこからトゥトレをやりました。トゥトレのペアも女子同士ではなく男子と組ませる事に。同じくらいのスピードというよりは間違いなく速いスピードでやる方が刺激的には強いですから。とにかく中国まではこの形てやっておきたいと思います。良い刺激になります。

本当はここからもう一度バトンをやって更にスタートまで考えていました。さっき書いた内容とは少しずれてます(笑)。本数が多すぎる可能性があります(笑)。が、予定が変わりました。野球の練習試合の合間に走らせてもらうつもりだったのですが試合が2時間以上かかる予定がなんと1時間半で終わりました。与えられた時間は40分程度しかありませんから悠長に他の練習をやっている場合ではありません。トゥトレが終わってからすぐに走練習としました。間に合いません(笑)。

メインは男子100m選手が90m+α、女子が120m+α、短長男子が120を5本です。これを慌てて2セット。最大限の練習です。女子は前回と同様。大きいエースは男子と小さいエースは女子と組み合わせて走らせました。どちらもギリギリのハンデを与えていますから必死です。何メートルを走るというよりもきちんと力を出し切れるかどうかの部分が大きいですね。

走りこみの形になるといつも悲壮感があったのですがかなり楽しそうでした。私がそう感じていただけかもしれませんが(笑)とにかく明るくなった感じがします。そういう練習形態になっているというのもあるのですがよく話をしています。こういう雰囲気の中でやれるとまた違った結果になると思います。思い詰めた練習はやはり良くありません。これも以前から師匠に言われていたことなのですが。ある程度回復してきている女子はかなり走れていました。大きなエースは総体より上ですね。どこまで走れるようになるのか?楽しみです。

予定より早く終わりました。しかし、午後からはトレーニング(笑)。1時間程度休憩をしてからウエイトとシャフト補強、プレート歩行。全ての種目はやりませんでしたがかなり負荷をかけました。この日までを強い追い込みにしておこうと考えていたので。ヘロヘロになりながらも明るくできていたのではないかと思います。私もヘロヘロ(笑)。

チームの雰囲気を大きく変えていきたいと思います。間違った方向に行くとダラダラにつながってしまうので気をつけないといけませんが明るく元気良く練習が出来るようにしたいですね。

色々と書きたいことがあるのですがこれはまた書きます。
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少し走る

2013-06-08 | 陸上競技
金曜日、朝練では前日に引き続き階段をしようと考えていました。朝練に行くと工業系の1年生がいました。前日の職員朝礼でこれから2週間は危険物を受けるための課外をやると聞いていました。こればっかり仕方ない。そう考えていたのに何故朝練にいるのか??聞いてみると「顧問に許可を得たら来るように」と言われたとのこと。私は全員参加と思っていますから全く気にしていませんでした。本人からの申出もまったく無かったので。やはりここは強制であっても任意であっても必ず私に報告に来るようにさせないといけないと感じました。私が甘かった。

また、数日前から長距離に関してesaki先生から指導が入っていました。以前もあったのですが挨拶の声が小さいというのに加えて競技場の管理人の方への挨拶ができていない、グランド整備ができていないという基本的な部分です。長距離が大きな声を出して練習をするということは今のところありません。ジョグなどには私も付いていきません。こういう部分は気をつけないといけないと思います。陸上関係者には当然挨拶をしなければいけません。他の学校が使っていたら整備をしなくても良いというわけでもない。ここは徹底して指導をしていかなければいけませんでした。こちらも私の甘さですね。気をつけないといけません。真面目な子達ではあるのですがやはり細かい指導が不足している感じがあります。難しい所です。

朝練が終わってからはすぐに中国大会に出る選手に栄養補給(!?)を。前日購入したものを選手に与えました。少しでも疲れが取れたり、走れるようになるのであれば出来る限りのことをしておきたいと思います。

この日は何だかよく分かりませんがめちゃくちゃ疲労感がありました。疲れ果てている感じです。これまでそんなことはなかったのですが身体がダルく重い。3年生の一部のクラスでは数人発熱嘔吐のため早退したということでした。私は全く違うと思いますが(笑)。精神的な疲労もかなりあると思います。自分でも思っている以上に疲れているのだと。それでもやらなければいけないことは山のようにあります。自分自身集中力が欠けているという感じが強くありました。気をつけないといけません。

午後の練習はほぼ前日と同じ。走るメニューを少し減らしてスタートをやりました。大きなエースは男子と一緒に、小さなエースは女子と。200mを意識して左側の数メートル前から他の女子をスタートさせました。直線ですが最初から視野に入るというの部分では200mに近いかなと。走力的にもこちらの方がバランスが良いので。30m走るころに追い付くくらいの方が集中ができるでしょうから。

男子100mに出場する選手は事情があってウエイトが一日ズレました。水曜日にやっていたので木曜日は全身筋肉痛だったようです(笑)。それでも何とかしないといけないという意識があります。加速段階で身体が起き上がるのが早いのでここを確実に修正しておきたいと考えています。100mの練習に専念できますから残された時間を最大限に使っていきたいと思いますね。

この1週間雰囲気が重くなるのではないかと心配していました。しかし、こちらが思っていたよりもかなり明るくできています。切り替えが早いとは思えませんが、新しいキャプテンのキャラクターもあるのでしょうね。前キャプテンが練習を手伝いにきてくれているのですが「新チームで4継走ってすぐにチームベスト塗り替えますから(笑)」と言っていたようです。あえて気を使わないようにしているのかもしれませんが(笑)。明るい雰囲気のなかで中国大会に向けてやっていけるというのは大きいと思います。今やらなければいけないことを全力でやれる雰囲気の中でやっていけたらと思いますね。

私は疲労困憊状態で21時前後には寝てしまっていました(・_・;。元気にならないかな~。
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動きの確認

2013-06-08 | 陸上競技
木曜日の練習は基本的な事をやりました。本当であればある程度走っておきたかったのですが流石に無理でした。前日のトレーニングの負荷が大きく残っているようで全身筋肉痛(笑)。脚が重くて動かないようです。無理をさせる必要はないかなと思っていたので、激しい練習というよりは少し丁寧に。全く走らないというわけにはいきませんから後半は身体が温まった状態で走らせる事にしました。

朝は階段を使っての練習。ひたすら脚運びをやりました。方向と膝締めを意識した練習です。1年生は中国に進めませんでしたから(高跳選手は進んでいますが)この部分を6月中はひたすらやるくらいでも良いのではないかと考えています。遅れている部分を取り戻さないといけません。高跳選手も4継を考えるとどうしても走ってもらわないといけません。跳躍練習と走練習のどちらもやっていきたいと思います。

午後はサーキットをやってからまた階段ドリル。暑いので少しでも涼しくなってから走ろうという考えです。それほど変わらないという噂もありますが(笑)。ドリルが終わってからそのままハードルを使ったドリル、チューブ、タイヤとしました。そのままバトン走を数本。こう考えると結構走ってますね(笑)。まー気持ち抑え目でという事で。

少し休んでスタートの動きの確認。中国組とそれ以外で分けました。基本的に3年生は中国大会に出場する者以外は引退しています。少ない人数でやって行くことになりますが、3年生が手伝いに来てくれているのでスタート練習も力を借りました。中国組はタイヤとスタブロの組合せ、他の者は構えなどの本当に基本的なことの確認です。

400m選手は別メニューで動きの確認。中間で楽に速くというのをとにかく身につけさせなければいけません。これまで何度もやっていますがなかなか感覚がつかめません。そこでこの日は120mを使ってそこの部分を重点的にやりました。何本も繰り返しやって行くことでかなり改善されてきたように思います。数日間繰り返して身体に覚えこませようと思います。

他の者は最後に120m。本当は何本か行きたかったのですが時間的なものと身体の状態を見て1本だけとしました。その代わりしっかりと負荷をかけるようしました。大きなエースは男子選手と一緒に走らせる事に。男子が後ろから追いかける形で行いひたすら逃げるように。男子と一緒に走る方が今の段階では良いと判断しました。同じく小さなエースは他の女子と一緒に。5mずつくらいのハンデを与えて120mで禅院抜くという形進めました。どちらも必死になって走らないといけませんからかなり他界スピードが出せました。筋肉痛だと言っていたのですが(笑)。

両エース、200mに出場します。本当はもう少し走っておかないといけません。同じ組レースを走ることはないと思いますがやはり互いに意識しすぎると良くないと思うのであえて別に走らせました。中国大会まではこのようなかたちでやっておきたいと思います。この秋からは間違いなく最大のライバル関係になるはずです。そうなると絶対に競り合うことになります。今は中国大会に向けて。その後はチーム内で競争です。

練習終了後、あることを思い出したので慌てて買い物に。忘れていたわけではないのですが、総体ショックを引きずっていた部分があるのかもしれません。とにかく間に合わせたいと思います。

雰囲気は良いと思ってます。これから残された時間を有効に使いたいと思います。
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性格を変える

2013-06-08 | 陸上競技
木曜日、この日も暑かった・・・。雨が降ったのは県総体だけです。それ以外はとにかく暑い。風も吹いていません。この状況でガンガン練習するのは厳しいですね~。とはいえやらなければいけない部分はあります。調整が難しいですがやっていくしかありませんね。

朝練の一番最初に色々と確認をしました。特に「性格」の部分です。ここを変えなければ競技の部分での活躍はできないと思います。キャプテンが2年生に変わりました。前のキャプテンも同じでしたが人前に出るのをできるだけ避けようとします。苦手なのです。これまでの生活の中で自分が前に出て人に指示を出すという経験がないからだと思います。しかし、この部分を変えなければいつまでたっても変わりません。チームとしてやっていくからには「誰かが先頭に立つ」という部分が必要不可欠なのです。それを支える選手の存在も必要。「できない」ではなく「やる」のです。ここの意識が変わらない限りは絶対に強くはならないのです。

他の選手も同様。声だしにしても今までやったことがないから良いというのでは済みません。もっとしっかりとやっていく必要があります。今後のことを考えると少人数でやっていくことになります。そのなかで一人一人が声を出さなければチームの状況は良くなりません。人数が多いと「人任せ」になる部分があるかもしれませんが少ないと「自分がやらなければいけない」という気持ちが出てきます。これによりそれぞれに責任が生まれます。そういう状況の中で各自が何をするのか?大きなことです。

これを確認するために午後の練習の最初にも話をしました。具体的な例を挙げてです。これまでうちにいた選手の話をしました。競技に対しては一生懸命に取り組んでいました。しかし、「性格」的なモノが練習に大きく影響していました。ある選手は本当に素直に練習に取り組みます。「優しい」という言葉が当てはまるような選手です。しかし、その反面、色々なことを怖がります。練習であれば60mではかなり走れても120mになると最初から力を出し切らない。本数が増えたり距離が延びると「きついのが怖い」という感情が頭を支配します。そのため60mで5m以上引き離していた選手と120mを走ると最初の60mで2m程度は負けています。さらに60mで引き離される。そのため練習に必要な「スピード持続」の負荷がかけられないのです。

また、練習を見ていてウエイトの重さがどんどん落ちていました。おかしいと思って話を聞くと「体重が増えるのが怖いので食事制限をしてほとんど食べていない」とのこと。女子にとって体重管理というのは大切な要素です。しかし、体重を落とすことだけを考えて「身体づくり」を忘れてしまったら本末転倒です。「速く走るために練習をする」のであって「体重を落とすために練習をする」のではありません。いつの間にか「速く走るために体重を落とす」という考え方が「体重を落とす」ことがメインになり替わっていたのです。悪気は一切ありません。「体重を落とさないと」という意識があったのです。「体重が増えると走れなくなる」という「怖さ」を感じていたのでしょう。何度も話をしてきましたが、結局気が付くと極端な食事制限をしてしまっていた。私の失敗です。そこまで気を配ることができていませんでした。

物事に対して極端に「怖がる」という性格をもっと改善できていたら結果は大きく違ったのかもしれません。ここに関しては何度も何度も言い続けてきました。それでも余程のことがない限り性格的なモノを変えるのは難しいのです。

また、「部分的なモノの理解」についても話をしました。表面的な理解をするだけではダメです。これも「性格」の要素が大きいのかもしれませんが、言われたことの意味を深く考えずにとりあえずやる。「人より動く」ことが大切と話をしたらその部分の理解をして準備などの部分で動きます。しかし、本当にやらなければいけない準備ではなく必要ない部分に対してもやってしまう。結果的に「自分は他の人よりも動いている」と自分の中で意識づけされてしまう。本当は違うのですがそこにはなかなか気が付きません。「努力の方向性」がずれてしまうのです。それを周りが注意すると「自分はやっている」という感覚があるので「何がいけないのか?」という気持ちになる。次第に周りが注意しにくい雰囲気となってしまい結果何も変わらない。この繰り返しです。

行動や考え方というのは「癖」があります。これはかなり意識をしないと変わりません。箸の持ち方や鉛筆の持ち方と同じです。無意識に行動すると気が付くと元の持ち方に戻っています。かなり意識し続けないとその部分は変わらないのです。「性格」も同様。何もしないでいると元に戻ります。余程意識して行動しない限り「今までの性格」に戻るのです。注意されてそれをできない限りはいつまでたっても同じことをしてしまいます。すごく難しいことですが理解してもらわないといけません。どれだけ繰り返し話をしても表面的な理解ではダメなのです。

練習について書こうと思っていたらそれ以外の部分が長くなりすぎました(笑)。また書きます。
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ひたすらトレーニング

2013-06-08 | 陸上競技
水曜日、PTA総会でした。そのため午後から生徒は放課。かなりの時間を練習に割くことができました。天候的にはかな暑かったので涼しい時間帯のほうが良かった気もしますが・・・。

この1週間(正確には4日間)で低下していた筋力を戻したいと思っています。調整練習などでどうしても負荷が軽くなっています。中国大会に向けて必ずやっておかないといけないと思います。そのためにはめちゃくちゃハードなトレーニングを必要とします。中国大会組は疲労を残すことはできません。練習前、練習後、就寝前と複数に渡りサプリメントの摂取をさせました。これでもかなり筋肉痛が残るとは思いますができる限りのケアをしておかなければいけません。

ウエイトから始めてそのままシャフト補強にプレート歩行、それに様々な補強を加えて進めました。冬期練習中はかなりやっていたのですがシーズンに入って頻度がかなり減っていました。この部分をしっかりと補っておきたいと。筋力的にかなり落ちている感じがありました。まずはそこを回復です。中国大会までの日程でできることは限られていますがそのなかで最大限のことをやらなければいけません。

13時半にスタート、17時くらいまではやったでしょうか。暑いのもあり少し休憩をはさみながら行っていました。十分ですね。いつも通りのメニューを行った後は器具を使わずに自重で上半身の補強。更に腹筋を少し。間違いなく筋肉痛になると思います。特に内転筋などは弱ってきているはずなので翌日の股関節周辺の痛みは激しいかも知れません。

時間が経過してしまったので細かい部分を忘れています(笑)。記憶にあるレベルでのblogということで。お許しください。
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鍛えなおす

2013-06-07 | 陸上競技
県総体についてかなり書いていたので日常生活のほうが全く書けていません。お許しを。

火曜日は中国大会組は基本休みとしました。前日に200mやマイルを走っていますから無理をさせずにということで。各自で身体のケアに目を向けてくれていてくれると信じています。単純に休むだけでは回復しないですからね。1年生はもう一度原点に返り足運びからやり直すことに。1年生を最初から使わなければいけない状況でしたから少し動きの部分で曖昧になっている部分があります。これでは将来的に困ります。中国を逃したという大きな痛手があるのですが、幸い(?)3人は中学時代に中国大会に進んでいます。中学の中国大会とは全く違いますが上のレベルの大会を経験しているというのは救いです。秋に向けて一からやり直す気持ちでいたいと思います。

そのためひたすら階段を使ってのドリルをしました。間違いなく集中を保つのは難しい。これまでなんとなく走っていた選手たちですから細かいことをひたすらやるというのは苦手です。それでもやるしかないと考えています。本当に強くなりたいのであれば意識して練習をするしかない。足運びという基本的なことを疎かにしているとこれから先の伸びは期待できません。もう一度原点へ。

3年生が2人手伝いに来てくれました。中国まではサポートしてくれるようです。この部分に頼りっぱなしではいけないのですがそれでも存在は大きい。この子たちに手伝ってもらってチームの状況を良くしていきたいと思います。可能な限り手伝ってもらいたいですね。3年生も想うところがあるのだと思います。これに関したはそれぞれの「心の中」にあればいいと思います。根掘り葉掘り聞きだすというのは決して良くない。この「想い」に応えることができるようにやっていけたらと思います。

こういう姿を見るとこれまで指導してきた意味があると感じます。「伝統」は途切れていない。一時期本当に危機的な状況でしたがマイルでインターハイを狙っていた頃の「想い」は何とかつなげていると思います。もう一度この「想い」を強くできたらと思います。1年生はこれからがスタートです。しっかりと練習に取り組んでもらいたいと思います。
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県総体を終えて

2013-06-06 | 陸上競技
県総体を終え、学校に戻り少し話しをしました。今回の県総体では改めて自分自身の「力」の無さを痛感しました。本当に選手は良くやってくれたと思います。その中で結果を出させてあげられなかったことに対する「想い」がかなり自分の中にありました。「力を出す」ということができなかったのは私自身の責任です。このことに関しては選手に詫びないといけないと考えていました。

こういう場面で上手く言葉が出てきません。この子達の「想い」を考えるとどのような言葉を発しても救いにはならないからです。私自身、感情的になって言葉を発することができない時間が続きました。ここで私がしっかりとしておかなければいけないというのは分かりきっている事実なのですが・・・。

チームを引っ張ってきた3年生。6人のうち2人が中国に進みました。本当であれば全員で進むはずだったのですがその「目標」は果たせませんでした。「想い」は形にできなかった。これが現実です。3年生にどのような言葉をかけたかは記憶に残っていません。そのとき感じていたことを素直に言葉にして伝えました。中国に進めなかった4人のうち2人は進学希望。これは今後の進路に向けて準備をしなければいけなくなります。あと2人は就職希望、忙しいとおもうのですが中国大会に進む他のメンバーのために力を貸してほしいと頼みました。実際のところ今のチームにはまだ3年生の「力」が必要です。この「力」がなければ中国で戦う状況まで持っていけないかもしれません。

中国に進む3年生はほかの3年生の「想い」を感じてもらいたいと思います。そのことが自分の持っている力を最大限に引き出せる「エネルギー」となると考えたからです。今回の中国、参加して予選落ちで帰ってくる気は一切ありません。本気で勝負して一人でも多くの選手にインターハイの切符をつかんでもらいたいと思います。簡単なことではありません。しかし、それができる「可能性」は十分にあるのです。できることをすべてやって中国を迎えたい。そしてその場で最大限の力を発揮してもらいたい。そう思っています。

3年生がいる場所で下級生にも話をしました。ここは辛い部分がかなりありますが、3年生がいるからこそ下級生にも伝わる部分があると思いました。

女子の4継、1年前からこの県総体のために準備をしてきました。ここにたどり着くまでに大きなトラブルが何度もありました。そこを言っても仕方ありません。どれだけ「想い」があっても「現実」を受け入れなければいけないのです。「あのとききちんとしておけばよかった」というのは通用しません。今目の前にある「現実」が全てなのです。

今回、女子は4継でフィニッシュできなかった後に大きなエースが100mで優勝し、小さなエースが200mで25秒台を出して5位に入賞しました。本当に辛いことですが「4継で中国にいけなかった」という事実がこの2人の「力」を引き出してくれたのだと思っています。3年生にとっても1・2年生にとっても「4継」は大きなものでした。やり直しができない部分です。打ちひしがれて立ち直れないかもしれない状況に置かれたはずです。そこで初めて心から「勝ちたい」と思えた。1走を走りこれまでチームを引っ張り続けたキャプテンの「想い」を引き継ぐためにも「自分がやらないといけない」という「覚悟」が生まれた。そう思っています。

自分の中に眠っている「闘志」に火がついたのだと思います。失ったものは本当に大きい。しかし、「辛い」で終わってしまったら今回のことは「価値のない」ものとなってしまうのです。。この経験をとにかく次に生かさないといけない。それができるのはまだ走るチャンスがある下級生だけなのです。2年生が2人、1年生が1人中国に進みます。予選で落ちてくるつもりはありません。1人は2種目でのインターハイ出場、もう一人は準決勝に進み来年のインターハイが狙える位置まであがっておく必要がある。それだけの力はあるのです。今回の「秘めたる力」がきちんと発揮できれば絶対にできると思います。中心になる2人のエースがどこまで本気になって上を狙うかです。それがチームのリレーにつながります。

今年はどうあがいてもインターハイ路線のリレーは組めません。終わりです。しかし、1年後のインターハイ路線に向けて動き始めることはできます。秋の大会のリレーに向けて動き始めることはできるのです。これからは「リレー勝つ」ことにこだわりたいと思います。狙った大会ではなくてもミスは許されない。勝ち続けることを意識したリレーを組みたいと。それができなければ今回のことが次にはつながらないのです。今シーズン中に最低でも49秒49のチームベストを更新。来年に向けて「勝つチーム」を作りたい。

2・4走は県のトップレベルの力があります。3走も少しずつ走れるようになってきています。1走に高跳び選手を入れます。これはみんなの前で宣言しました。これ以外に今のうちが全国を狙う手段はないからです。

リレーで戦うことを考えたら「個」が強くならなければいけない。弱いものがどれだけ集まっても上のレベルでは戦えません。同時に「個」を強くするためには「チーム」の意識が必要不可欠です。一人で上に上り詰めることはできないのです。ここを両方やりながら来年に向けてリレーを組みます。

どれだけ伝わったでしょうか。3年生を大事にしないというわけではありません。大事に思うからこそ「想い」を引きついで次に進むのです。中国大会で5人がきちんと戦うのです。下を向いていつまでも悔やんでいても進みません。こうなったら進むしかないのです。これを選手全員が思わないといけないと考えています。

今年の中国で勝ち上がりインターハイへ、来年の中国でリレーで勝ち上がる。その流れを作ることが3年生のためだと思います。

私自身、3年生の気丈な姿を見てしっかりしないといけないと感じました。前を向きます。
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