kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

もどかしさ

2014-10-27 | 陸上競技
木曜日、朝からものすごくバタバタしていました。前日体調不良で帰宅したため授業準備が全くできていない状態でした。全く回復してはいませんでしたが早朝からその準備に。選手が「話がある」と言ってきましたが私にはそんな時間はありません。前日の練習にも一切顔を出していませんでしたから、選手の話を聞く機会は全くありませんでした。私が怒っているから謝りたいという感じなのでしょう。

前日にちいさなエースに話をさせました。国体で陸上生活を終えました。もう一切陸上をやらないということなので、他の部員の前で話をしてもらいました。残念ながら私は体調が悪すぎてその話を聞けず。せっかくの話だったのですが、他の者の雰囲気がかなり下がっていたようで話ができる雰囲気ではなかったとのこと。言いたい事を全ては言えなかったと言っていました。こういう所がダメだと思います。私がかなり怒っているから全体の雰囲気が悪くなるようでは競技もできません。考える必要はありますが、その場その場で切り替えなければいけません。とくにこの日は小さなエースがメッセージを送ることになっていた。わざわざ足を運んでくれたのです。その最後の日に「話しにくいな」とか「嫌だな」と思わせる。本当に小さなエースに対して「感謝の気持ち」を持っていたのでしょうか?「自分達は怒られているから辛い」というのを前面に出しているようでは話もできません。こう見えてもかなり成長していますから小さなエースは私が言いたい事をある程度言ってくれているはずです。それをどう感じたか。

で、翌日木曜日の放課後はある程度身体を動かすようにさせました。私が来るのをまっていたので「時間の無駄だから考えてやれ」とだけ指示。試合の二日前であれば本当に少しだけ動けばいい。先に話をしたいと言ってきたのですが聞く気にはなりませんし、暖かいうちに身体を動かしておくほうがいいでしょうから。どんなことがあっても大会は大会です。一生に一回しかない大会に向けてやるべきことをやらなければいけません。身体を動かしてから大会準備。それから時間を作って話を聞くことに。ほぼ聞く気はなかったのですが。

一応話を聞いてみると私が前日小さなエースに目に見える問題点を伝えたことに対して該当の者が釈明をする雰囲気でした。表面的な問題についてあれこれ話をします。かなり辟易しました。そんなことをどれだけ話しても問題点の本質には届きません。こちらから話をやめさせました。こんな表面的な話をどれだけしても意味がないのですから。

前の記事に書いたような話をしました。他者に対する感謝の気持ちや敬意を表するという部分が著しく足りません。また、私が怒っているからそこを治めて練習に来てもらう事だけを考える。自分たちの問題点が明確にならなければ次も同じことをしてしまう。全ての問題点は「他者の気持ちを感じ取ることができない」という部分にあります。どうすれば私が練習に来るか?を考えるのではなく、なぜこのような状態になったのかを真剣に考えなければいけません。私的には「自分達で判断して勝手にやる」という失礼な行為を繰り返すのであれば自分が正しいと思うことを勝手にやればいい。そう思う部分がありました。

下級生は上級生に頼りすぎる。また、自分たちがやっていることを正しいと思っている。それが全ての問題につながっていると思います。それぞれが自分はやっていると思っていることが本当は自己満足だったりする。この現実を受け入れて先に進まなければいけないのです。なかなかできませんが。

雰囲気を悪くしているのは私なのかもしれません。実は選手はもっと適当にやることでも満足するのかもしれません。持っている力を出しきる前に満足するような状態では今後も戦えません。選手に私がどのよう想いで話をしているのか感じ取れるか。難しいとは思います。変わる変わると言い続けていてもなかなか変わりません。

何でもかんでも許し続けることは指導ではない。そう考えています。この考え方を否定する方もいるのでしょう。競技だけやればいいとは思っていません。人として大切なことを忘れてはいけないと思います。それでも試合は試合。一生に一度。やるべきことはやるべきです。

この日は他にも色々とあったのですがここで公にする話ではないと思うので割愛。嫌な気持ちになっていた部分が救われた気はします。クラスの生徒の存在に感謝したいですね。嫌な気持ちを一瞬でも忘れさせてくれる出来事でした。

私自身考えなければいけないところがあります。まだまだ未熟なのかもしれませんね。
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競技以前の問題

2014-10-27 | 陸上競技
県新人から1か月後の県体、これはこの期間の取り組みを示す大事な大会になります。「甘い」といい続けてきましたがなかなか変化が見られません。自分たちは一生懸命にやっていると思っているのでしょうがそれが本当は「自分の中でやっているだけ」であり、本物にはなっていないのです。そこを指摘し続けますが理解できない。「自分はやっている」と思っているのですから「自分の何がいけないのか」という感覚になるのでしょう。客観的に見たときにそれがどうなのか?大きな問題です。

県新人以後、「足が痛い」「腰が痛い」という者が複数名いました。「その日にできることだけをやる」という感じで練習に参加していました。当然ながらよくなりません。やるべき練習ができないまま時間だけが過ぎて行ってしまいます。「痛いところがあるのに練習に参加している」ということに満足している。これでは強くなることはできません。時には練習を休んで治療に行くという選択肢を選ぶことが必要だと考えます。それができずにこちらから言われて初めて行動に移すというような状況では・・・。

更には「練習の状況の報告」をするようにメールしました。いつも返信がかなり遅い(返ってくるまでの時間)のですが今回はなんと「深夜1時半」でした。いや、さすがにそれはないだろうという話です。返信が遅い云々ではなく「常識的な時間」ではない。相手のことを一切考えない行動です。もしこの深夜のメールで目が覚めてその日の夜寝付けなかったらどうするのか?この時間帯に電話をしたりメールをするというのは非常識だと考えます。選手にメールで報告させるほうが悪いといわれる方もいるかもしれません。しかし、不在の時に選手の状況を把握するのは必要なことだと思います。返信が遅いことよりも「「相手のことを考えない」という行為に大きな疑問を感じました。

更にはリレーも。火曜日に学校行事で部活動対抗リレーがありました。県体前の最後の刺激になる日でしたが200mを走る必要があるのでこれを刺激にしようと考えていました。国体に2人出場していますから下級生だけでの出場です。県体を意識したメンバーで組んでおくほうが刺激になります。が、リレーのオーダーについて一切の連絡なし。月曜日に「どうなっているのか」と確認すると「自分たちで決めてオーダーを出した」とのこと。ありえません。これも「学校行事なのだから選手が勝手に決めて問題あるのか?」といわれるかもしれません。しかし、部活で行動をするのです。県体への刺激という意味合いもあります。顧問に報告や承諾を得ずに行動するというのはいいことなのか?自分たちで勝手に判断して行動をするのであれば顧問は必要ありません。この行為に対して「失礼だ」と感じることは間違っているのでしょうか?

数年前、私が決めていたオーダーを「自分が走りたい」といって勝手に変えようとした者がいました。いや、顧問の判断よりも自分たちの「意見」を最優先するのか?ここは間違っている気がします。実際のレースでも「走りたい」という理由でオーダーを勝手に変更することができるのか?もしその形でやりたいのであれば練習メニューも自分たちで決めて行動すればよい。ちょっとというかかなり「失礼」な話ではないかと感じています。練習でも私には何も言わずに練習量を調整している者もいました。そこの判断を自分でしなさいと言っていない。なぜ量を落とすのかを顧問に報告しないで勝手にやるのはいかがなものか?考える必要があると思っています。

そして1か月前、体調不良で入院していた者が部活に戻ってきました。練習はできませんが毎日サポートしてくれています。その者が早い時間帯に帰る際、ほとんどの者が何も言いませんでした。「お疲れ様」「ありがとう」という言葉かけができない。ここの部分の配慮のなさは許されるべきではありません。国体前に激怒するのは3年生2人にとってマイナスだと考えていたので我慢。しかし、国体が終わったのでこの問題点は明確にしておかなければいけません。本人がどのような気持ちで練習に参加しているのか?自分もやりたいのにできない。ストレスはたまるはずです。その部分をほかの選手にぶつけることもあるでしょう。イライラするでしょうから。それでも毎日練習に来てほかの者をサポートする。その部分を感じ取らなければいけない。

素直に「ありがとう」といえない部分はあるでしょう。ひょっとしたら「練習できていないのにあれこれ言うな」という気持ちが少なからずあるかもしれません。本人も自分が練習できなくて周りが練習しているという現実を「言葉」で発散している可能性はあります。お互いにイライラしていたら素直に認めることができない。なぜそんな言葉を発するのか、本人がどのような気持ちで練習に来ているのかを感じ取ろうとする感覚が必要になるのです。今の時点ではそれができません。

共通するのは「他者に対する配慮」です。ここの部分が不足していて「自分のこと」だけを考える。練習は一生懸命やっている。だから周りから言われても「自分は言われたことをやっているのに何が悪いのか」という気持ちが出てくる。だから素直に話が聞けない。言われていることの意味を考えようとしない。大問題だと思います。競技で結果を出せればよいのか?違うと思っています。他者への配慮が必要。私の存在意味。この部分がわからない。こうなると競技の指導をしている内容もわからないのだろうなと判断しますね。

「指導」です。この考え方が「間違っている」といわれるかもしれません。選手からすれば「先生の言っていることは矛盾している」と感じるかもしれません。「実際はそうではないのに先生が勝手に思い込んでいる」とも。そうであれば指導から距離を置いてもいいと思います。それくらいの気持ちでこちらもやらなければ「時間」がもったいないですから。

どうなんでしょうね。
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激体調不良

2014-10-27 | 陸上競技
水曜日、国体から戻ってきたのは良いのですがとにかく体調が悪い。尋常ではないレベルのきつさでした。どうやって乗り切るのか?それでも授業があるのでそれはやらないといけません。しかし、身体がきつくてちょっと乗り切れそうにない。

午前中が終わって事務室から先日の「健康診断」の結果が戻ってきました。案の定、「γ-GTP」の値が高い。昨年よりも微減していますが「280」ありました。基準値が「55」くらいなので5倍くらいあります。肝炎などの病気であればもっと桁が違うという話ですからアルコールの影響なのかもしれません。実際はこれがもう8年くらい続いています。病院に行っても「あまり飲みすぎないでね」と言われて終わり。薬を出されることもありません。毎日多くの量を飲むわけではないのに・・・。

分かりにくいかもしれませんが、「γ-GTP」が高いと身体がものすごくしんどくなります。だるいのと疲れやすい。驚くほどしんどいのです。今回の「健康診断」でいくつかの質問に答えました。「疲れやすい」「だるい」というような身体症状にチェックをしていたら「メンタルヘルスを受信する必要があります」「精神的にかなりまずい」的なコメントが書かれていました・・・。症状的には「鬱の一歩手前」というような判断なのかもしれません(笑)。身体症状だけなんですが・・・。

思い切って午後から休みを取り、近くの病院へ。点滴を打ってもらうことにしました。本当に久々に受診。よほどのきつさというのが分かってもらえるでしょうか?(笑)。点滴の速度を少しゆっくりにしてもらい横になる時間を増やしました。以前、お酒を一滴も飲まない同僚が「γ-GTP」が高いので本当にしんどいという話をして共感することがありました。高くなってみないと分からないのですが。体質的なものかもしれません。

あまりにもしんどいのでしばらく禁酒することに。誘われて飲むとき以外は禁酒します。多分。かわりに「いろはす」のスパークリングレモンを飲んで誤魔化すことに(笑)。せっかく卒業生が翌日に食事に誘ってくれていたのですがとても出かける元気はない。ヘロヘロでした。翌日の授業準備があるにも関わらず諦めて帰宅しました。夏の疲れが出てきているというのもあると思います。これまでのように勢いで生活するのは厳しいのかも。

久々に疲れはピーク。撃沈でした。
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