kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

コンセプトの理解と競争

2018-02-16 | 陸上競技
なかなか。書く内容が追いつきません。どうなんだ。

水曜日、この日の朝はグランドが完全に凍りついていました。バナナで釘が打てるというのと同じレベル。土で釘が打てます。前日に含んでいた水分が完全に凍りついていました。夕方までの時間にかなり日が照っていましたが完全に乾くことはありませんでした。この状況で出来ることをやるしかないという感じですね。

バランス系をやってから久々にシャフトトレーニング。上半身と下半身の連動を意識させました。この日も前日同様、こちらから投げかけて考えながらやるような流れにしました。練習としては非効率的かもしれませんが選手にプラスになると信じて。

スイッチング系の動きをやってからチューブ走とマーク走。マーク走の流れをもう一度確認をしました。とりあえず走るという選手がいるのでこれではプラスにはなりません。加速段階を2つに分けています。さらに中間の動きのポイントは何か。理解できている者とそうでない者では明らかに差がつきます。最初の5歩とそこからのリズム。そのリズムに合わせて身体の傾きをどうするか。ここだと思います。こういう部分は意識レベルに比例するかなと。理解してやることと練習をひたすらやる事は別問題。やればいいわけではない。

流れを作ってトーイング。重心移動を作り出す事とスピード刺激を与えるためです。冬期練習でも定期的に入れるようにしています。合宿では下り坂を走っていました。狙いとしては同じだと思います。怪我の心配があるという話もありますがそれを言ったらキリがない。こちらとしてはやるべき事をやるという感覚。手狭なグランドでできる最大限の内容です。

休まずに120mの折り返し走。うちのグランドでできる最大の距離。他の部にお願いして数分間走らせてもらいました。本当に短時間ですがありがたい事です。練習ができるのは当たり前ではないという感覚を持つこと。ここも大切なことだと思いますね。この練習で感じることがありましたがそれはまた別に。多分。

走り終わってからシャフト補強。短時間で。そこから加速ドリル。タイヤ押しをするのにはグランドが緩くて摩擦が大きくなりやりにくい。それでも足運びをやりたいと思っていました。前半マークなども含めて気になる部分がいくつもありました。タイヤ押しを見ていると接地の角度が悪い。低重心ウォークに関しては頭の位置が低すぎる。こういう部分を一つずつ潰していかなければいけません。さらにスタブロからの出の時の後ろ足の運び方。なかなか改善できません。この部分は技術的な事も多く含まれてきます。きちんとやらないといけない。

そこから10バトンと25並走。本数を抑え目にして。最後の最後に60m。競争メイン。ここ最近はほぼやっていなかった同時スタート。こんな事を今更書くのか?!という話ですが。ここまでは自分の動きを作るという部分が多くありました。これからは毎日何本かは勝負にこだわった練習をしたいなと思います。ある一定以上の競技力を持った選手がいます。先日の合宿後にある選手が「これまで負けるのが嫌で一緒に走るのを避けていた」と書いていました。実質、このメンバーの中でインターハイの出場権を争うことになると思います。そのレベルの中でどう戦うか。

一人で走るのは簡単です。しかし、レースではそうはいかない。自分の動きだけに集中して走るのは難しい。そうであればチーム内で一斉に走って競争すればいい。そこできちんと自分の動きに集中できれば試合でも同様に出せる。圧倒的に力があるなら多少動きが崩れても問題ないでしょうが誰が勝ってもおかしくない状態であればこういう部分はかなり大切になると思います。

それぞれ思う事があると思います。こうやって自分と向き合う時間を作っていけたらと思います。まずまず。まだまだ。
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改めて考える

2018-02-15 | 陸上競技
動きについて色々と考えることがある。うちの選手には私の指導のコンセプトを伝えながら自分自身を見直す。

そのタイミングで偶然なのか必然なのか分からない中でFacebookに「以前の投稿」が出てきた。6年前の投稿とのこと。随分前。この時指導していたmihoの動画だった。当時はこの子と一緒に全国で勝負したいと心から思っていた。本人も前年にインターハイに出場して悔しい思いをしていたのでもう一度あの舞台で戦いたいと本気で思っていた。

その時の動画のコメントに「課題になる部分の練習をし。動きの変化がある。」というような事を書いていた。彼女は中間以降の走りが強みで加速段階から上手く進まなかった。だからこそそこの部分の改善に努めたいなと。前半マーク走をかなり繰り返す。切り返しの速さを求め力感のある走りを強化していく見た目の速さはかなり上がっていて速いなと感じていた。私自身、ショートスプリントの選手と本気で向き合えたのはこの時が最初。それまではロングスプリント中心だったのでショートスプリントで戦うために真剣に考えた。

それにより一部分の動きに特化してしまった。見た目の動きはかなり速いのでスピードが出ている感覚がある。当時の私が指導した選手で唯一の12秒台でしたから特にそんな感覚になってたのか。が、春先マーク走をやると「届かないので狭くして良いですか?」と本人が申し出てきました。見た目の速さはかなりのものでしたから私も「いいんじゃないかな?」という感じを受けていた。シーズンインの時に他者と走ってみると進まない。速い動きを身につけるためにピッチに頼る走りになっていた。

上述の6年前の2月の動画を見ると「速い」だけで進んでいない。当時は視野が狭くなっていてその動きが良いと思い込んでいたのではないか。今見て見ると膝の引き出しがなく重心移動がない。今のコンセプトとは大きくズレてる。本当に申し訳ないことをしたなと悔やんでも悔やみきれない。

その後、kanaとmakinoの指導をする中で私の動きのコンセプトも決まってきた。更に今の選手達との関わりの中で指導の幅が広がってきた。加速段階の動きをどうやって作るかを重点的に考えるようになる。動きの速さは求めません。求めないわけではないのでますが進むことを最優先している感覚。

自分が何をしたいのか。選手がそれをきちんと理解しているのか。うちがやろうとしていることを選手がどう感じてどう実行するか。そこはすごく大切だと思う。膝の引き出しと重心の移動。ここに私なりのこだわりがある。他でやっているかどうかは分からない。この部分の話はほとんどしないので。

身体の前で足を動かしたい。そのために直線的な足運びをしたい。膝を引き出して重心移動を生み出したい。シンプルだと思います。そのシンプルな動きを身につけるためにどうするのか。方法論だと思うどの方法が今の私のやりたいことを具現化できるか。そこを常に考えてやりたいと思う。もちろん今の私の考え方が間違っているかもしれない。mihoを指導していた時のように方向性が違う可能性だってある。それは正直わからない。

このタイミングでmihoの動画が出て来たことには絶対に意味があると考えている。もう一度やっていることを見直せということなのかもしれない。うちの選手に「自分たちのやっている動きをもっと理解しろ」というメッセージなのかもしれない。何か意味がある。そう考えている。

やる意味を考える。そこを大切にしたいなと。進むために一旦止まって考えることも大切。動画、選手にも見せて「動き」についてもう一度考えさせた。シビアな話ですが「膝が出ていなくて進んでいない」という評価だった。それは私に取っては嬉しい視点。mihoがどれくらいの選手だったか知っているだけに「膝が出ていない」という意見を口にするのは遠慮がちになる。それでもきちんと冷静に指摘できているのは大きい。

コンセプトの理解。それだけでも随分取り組みは変わる。最後の細かい部分の動きはやはり指導者が見続けなければいけない。原点に戻れた気がする。ありがたいと心から思う。
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もう一度作り直す

2018-02-15 | 陸上競技
火曜日、前の記事のようなミーティングをしてから練習開始。2時間半の計画にしてきましたがミーティングなどもやっているので少し終わるのが遅くなるかなという感じでした。この日は前日の大雪の影響でグランドがかなり緩い。そのため屋外練習と室内練習の二つのパターンで練習を考えていました。

アップとして取り入れている体幹補強サーキットは道具を使うので屋外でやる方が効率的。手狭ですがグランド横にあるアスファルトスペースで強行しました。限られたスペースでもやれる事はある。この日は国体関係で他校の選手も参加していました。体幹補強の時点で息切れが激しい。うちの選手もかなりキツそうですが普段やらない選手にとってみへばかなりの負荷なのだと思います。距離や回数を減らしながらやってもらいました。ここで終わってしまうのはもったいないので。

足運びの確認をしてからスイッチングドリル。フォローレッグの使い方や位置に課題を置いて練習をしています。もう一度原点に戻って走りを作り直そうと。ある程度のことはやってきましたし動きの変化はあります。が、本当にやりたい動きには届いていない。それがハムストリングの張りに繋がると考えています。やりたい事、やろうとしている事を選手がきちんと理解しているかも確かめながらです。

この辺りから室内に入ろうと考えていたのですが、硬い走路で走るのは足に負担がかかる。痛みを抱えている選手もいるので悩みました。グランドはなんとか走れる感じ。与えられた環境でできる事をやろうと思い屋外で続けることにしました。短い距離で走りを作ってからB走とDM走。この動きはやりたい動きを強化するために効果的だと思っています。何度も声をかけながら意識を促しました。前で動かす感覚。膝の引き出し。

少しトレーニングを挟みました。この練習に至るまでに説明なども加えていたのでいつもよりも時間を要しました。

最後にタイヤ引きをしようと考えていたのですが上述のようにグランドが緩い。そのためタイヤ引きは意味がないかなと感じました。抵抗が大きくなりすぎてやりたい事とは違ってくる。そうであればそこにこだわる必要はない。スキップ走と中間マークに切り替えました。ここも完全に感覚。決めたメニューを消化するためにメニュー表を作るようにしました。が、それはあくまで目安であって「絶対にやらなければいけない」というものではない。その時に応じて変えていけばいい。

グランドが緩いのでなかなか思うように走れない部分があったと思います。それでもやることはある。痛みがあってもその時に応じた練習をする。本当は万全の状態で練習をさせてあげたいという気持ちはあります。が、その時にできることはやらせておきたい。完全に痛みが引くのを待つのは不可能だと思います。それが理想ではありますが現実味がない。3ヶ月休めば改善するかもしれませんがそれではシーズンが始まってしまう。だからこそこちらも見極めながらやらないといけない。

どれだけ考えてやれるか。単にやるだけではない。まだまだ気迫も必死さも足りない。これをどれだけ感じられるか。突きつけられて初めて気付くこともある。厳しいかもしれませんがこちらも伝えなければいけないと思います。

もう一度。しっかりとやりたいと思います。
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本当に勝ちたいのかどうか

2018-02-14 | 陸上競技
火曜日、練習をする前に少し話をすることにしました。日曜日の練習終了後に「身体のケア」の話をしていました。月曜日を練習休みにするのでどれだけの時間をかけて身体のケアをするか。治療院に行って治療するというだけではなく「自分で身体を緩める」という時間を作るべきだと考えていました。それができなければ結局、「他人に頼りながらやることになる」からです。自分でできることを最大限にやる。そこが重要。

この日の話のメインは「チャンスを逃がさない」と「コンセプトを明確にする」という2つ。これがどれだけ選手の中に入っていくか。

「チャンスを逃がさない」という部分。これは本当に重要だと思います。今回の合宿の日程は決まっていました。本来であればそこに向けて「練習ができる状況」を整えておく必要がある。それが体調不良者が複数出る。「仕方ない」で終わっていたら先には進まないと思います。様子を見ているとこういう時に練習が出来ずに「チャンスを逃す」者は決まっています。何度も言いますが「怪我をする」「痛みがある」「体調を崩す」というのは「仕方ない」部分もあります。が、何度も何度もこういう「チャンス」の時に参加できないというのは「仕方ない」では済まされないと考えています。

これが県総体だったらどうか。「痛みがあって練習できなかったから仕方ない」で本当に済むのか?まーそこまでの想いを持っていないのであれば本当に「仕方ない」という一言で終わるかもしれませんが。本当に戦いたい、本当に勝ちたいというのであれば「仕方ない」では済まないと思います。同じ選手が同じようなことを繰り返す。そうであればかなりの確率で県総体でも同じことになると思います。そこに対する危機感を持っているか。次は大丈夫。そんなことはありません。根本的な部分が変わらなければ「同じことを繰り返す」と思っています。どこかで自分で気づいて取り組み自体を変えなければいけなと思います。

また、「コンセプトを明確にする」という部分。これはうちの選手が私がやろうとしている練習の「コンセプ」をどれだけ理解しているかというところにつながります。何をやろうしているのか本当にわかっているか。何人かに今回の合宿のことに関して質問しました。「良く走れた」「重心移動が上手く作れなかった」というような返答。うーん、これでは強くはならない。「下り坂では足が前に出た」というような話をしている者もいましたが「絶対に勝てない」と断言しました。単純に練習をやっていているだけ。「走れた」「走れなかった」という部分だけで終わっている。次につながらないのです。分かったいない。

私の練習のコンセプトに関しては選手には何度も言っています。そのコンセプトが正しいかどうかは分かりません。が、それを正しいと思てやっていかなければブレが生まれます。様々な場面で様々な指導者から指導を受ける。その時に「指導のコンセプトは何か」を考えているか。自分たちが普段やっていることと同じ部分、違う部分は何か。そこが分からなければ間違いなく動きが崩れます。分かっていてやるのと「言われたことをひたすらやる」というのでは全く違うからです。この感覚。分かるかどうかですね。

普段の練習、「与えられたメニューを消化すること」で精一杯かもしれません。が、それではだめ。その日の練習のコンセプトを自分がどう考えるか。やりたいことがあってそれを中心にメニューを組み立てます。そうであればやるべきことは見えてくる。分からなければできない。やれと言われたからやる。それではだめです。

やりたい動きがあってそれを身につけるための「方法論」があると思っています。そこに対して選手がどのように理解するか。自分の感覚に合う動きもあれば合わない動きもある。それをどう処理するか。できれば「自分はこんな動きがしたいんだけど」という主体的な発問がるといいなと思っています。完全に「型にはめる」という指導ではなくそれぞれに合った動きを作りたい。これに関しては自分たちが必要と思わなければ変わることはないのですが。

これだけ「コンセプト」については話をしています。そこに対してどれだけ理解していてどれだけやろうとしているか。ここは重要なことだと思います。分かっていないようであればどれだけやっても一緒。うちの練習の中心がどのような動きでどこの部分で前に進もうとしているのか。ここが分かるかどうか。

言われていることを理解して動けば確実に結果は変わると思います。主体的に動くことでこれまでとは異なる世界が見えてくると思います。難しいことではないですが「やる」か「やらないか」で大きな差になる。

珍しくミーティングの形で話しました。伝わるかどうか。心が動く選手は強くなる。そう思っています。
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合同合宿2

2018-02-14 | 陸上競技
合同合宿2日目。この日は雪予報。朝の段階ではそれほどでもなかったのでなんと練習できるのではないかという感じでした。寒いなとは思いますが予報では6度くらいまで温度が上がるとのこと。ここ最近の0度を経験していますから暖かく感じるのでは??と勝手に思っています。

練習が始まる時間くらいから雪がひどくなりました。上手く撮影できなかったのですが真横に雪が吹いていました。そちら側を向いて何かをしようと思えば目が開けられないくらいの強さ。タータンの上を雪が舞う感じでした。





これによりアップにかなりの時間を要する。全く身体が温まりません。ひたすらアップ。1時間程度はやったでしょうか。そのころから雪は止みましたが突風が吹いていました。最大瞬間風速は間違いなく15mを超えていたと思います。どうなんだ・・・。選手は坂道などを使って走っていました。途中から私は400mHの練習へ。一応国体合宿も兼ねているので専門的な部分をやっておきたいなと。そのおかげで短距離がどのような練習をしているのか良く分かりませんでしたが(笑)。

400mHのための練習。今回指導した選手はかなりセンスがあると思っています。普段なかなかハードル練習ができないのでこういう時に。ハードルに直結する動きをやりました。これなら短時間で実際のハードリングに近い感覚が作れます。逆足の対応にもなる。動画を撮影して送ったりしていました。

すると70%以上充電があったのに突然スマホの電源が落ちました。まじか?!寒さのため一気に充電が減るという話でした。いや、確かに寒かったですがこれだけ一気に充電が減ると電話としての機能さえ果たせない気がします。結局動画撮影は終了。

練習に関してはそこから1台めまでの入りの感覚をつくることに。これまでこの選手のレースを見ていると前半が尋常ではなく遅い(笑)。これは改善しなければ勝負にはなりません。1台目までのタッチダウンをとることにしました。追い風もあり寒さもあるので実際のレース間隔とは異なってくるのは当然です。しかし、ある程度の目安を作ってそのスピードを覚えさせなければ次も同じようなレースをしてしまいます。午前中はこの辺りを中心に。最後に短い距離を走って終わり。

午後からは坂道走。私は昼休みと午後練習の最初の時間を使ってうちの選手のケア。疲れがある&寒さのための身体が硬くなっています。筋肉の硬さが目立つ。それを緩める。一人は午前中の練習でハムストリングが痛くなったということで中途半端な走りしかできていませんでした。意味がなくなるので緩める。もう一人は膝の痛みを先日から訴えていました。膝以外の筋肉を緩めていくことで対応。時間がかかります。

全体は坂道を走っていました。軽い傾斜の上り坂と下り坂を交互に。うちの選手走れるようになってきているなと思う部分ともっと修正しなければいけないなと感じる部分両方がありました。女子では1人男子と一緒に走らせることに。加速段階さえきちんと作れれば十分の競り合える。力が付いています。

この練習が終了後、ハードル練習を再開。今度は2台目までの練習。歩数のことも含めて考えていきました。本人は13歩希望。県新人前に13歩で練習したら楽に走れたから13歩が良いとのこと。実際に13歩を見てみると遅い(笑)。ストライドもあるのでかなり楽に走れるのだと思います。が、「楽に走る」からタイムが出るという話ではありません。前半の流れの中でどう走るか。14歩に変更。きちんとハードルインターバルを走っていくことをしつこく言い続けました。こういう部分は大事です。まだまだ荒削りの部分はありますがきちんとできるようになればIHの決勝で戦える力があると思っています。国体で戦うことを考えてしっかりとサポートしていけたらなと思います。

短距離系は最後に150m×2本のリレーを時間が許す限り走っていました。うちのNM、この手の練習が大の苦手。たまたま?練習をみていたmrtさんが「先生がマイルやらない理由が分かりました」と言っていました(笑)。確かに。これでも1年前から比べると我慢できるようになっているのですが。hys先生も「真面目に走れ~」と笑っていました。いや、いたって真面目なんです。本当に持久系がダメ。それでもなんとかしたいなと思ってやってはいますが。男子キャプテンは良く走れていましたね。400m系の練習で距離を踏むことはほぼありませんがよく走れていた。力はついているなと。継続できるかどうかですね。

うちのチームとしては「消化不良」という練習になりました。参加できた者も少ない。チャンスを逃してしまったらもったいないなという話。前の記事にも書いたのですがそこをどう考えるのか。同じことを繰り返していたら先には進まない。反省点ばかりが目立つ。良い部分も多少はあるのですが足りないなと感じる部分があります。

成長を促すための。しっかりと考えていきたいですね。
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合同合宿

2018-02-13 | 陸上競技
土日、合同合宿でした。例年1月の新春合宿が色々な事情により実施できず。今回はその合宿が2月に実施された形になります。2月は合同練習をやっていたのですがここで合宿が入ると最後のひと頑張りができる気がします。

が、残念ながらうちのチームは複数が体調不良により参加できず。体調不良で無理をさせるわけにはいきません。インフルエンザなども流行りますから自分のことだけではなく周りの人にも迷惑をかけることになる。怪我をする、病気をする。これは「仕方ない部分」があります。ここを厳しく指摘しても何も生まれません。一つだけ言えるのは「チャンスを逃す」という部分。試合も同じですが「日程」が事前に決まっている。その日に向けてどう準備をするか。選手によってはこれまでの合宿や合同練習、ほぼ外している状況。事実としてそこをどう受け止めるか。最後は自分自身に返ってきます。厳しく言う必要があるのかどうかは別問題。こういう内容をblogに書くということで「炎上」する時代です。「雉も泣かずば撃たれまい」でし。自ら発信してそこから炎上を招くというのであればあえてチャレンジする必要はないでしょうから。

初日は雨。屋外ではとても練習できません。この状況でできることは何か。それを考えながらの練習。体育館を借りていたのでそこで練習でした。私は今回はサポート。そして400mHの指導。見ていてアプローチできる部分はしたいなと思ってみていましたℒ。

体育館です。走るとどうしても止まる必要があります。スペースが狭いのでその部分は何度か言い続けました。急激にスピードを緩めると間違いなく脛骨周辺に負荷がかかります。それによりシンスプリントなどの下腿の故障につながる。そこをどれだけ理解できるか。走ることだけ考えていたら良いことにはなりません。急激なスピードの変化は身体への負荷も大きい。様子を見ながらやるべきだと思いますね。

雨の中で基礎的なことをやりました。地面から力をもらうというのはテーマの一つです。その練習をやりました。反発を受け取る。うちの選手は以前から「緩めてしまう」部分があります。この冬の練習の中で克服できるようにやってきています。この部分は自然に体幹補強になります。逃がさない。普段やる練習ではないところもあるので戸惑いもあったようです。当然のこと。ここに対する理解をどうするか。

練習中にもも上げなどがあったので一人離脱。まだ痛みがあるようです。練習全体を見ながら気功をしました。その時に「この動きって~ですよね」という質問がありました。普段やっている動きとの違いを明確に感じているようでした。この感覚。すごく大切だと思います。基本的なコンセプトをやっている選手自体が理解しているか。理解していればその時に指導を受けた内容が自分の動きにどうつながっていくのかが分かってくる。ちょっと感心しました。力がついて来るにはやはり理由があるなと。こういう感覚を研ぎ澄ましてもらいたい。

練習を見ていると「弱いな」と感じる場面が多数。練習での強さが普段からありませんがもう少し強さがあってもいいかなと思います。一生懸命やっている。それは分かっています。が、それだけではないと思います。一生懸命やったから強くなるのか。それは違う。本当に大切な部分を理解して行動しなければ結果にはつながらないと思っています。DMを使っての往復走などでは明らかにNが遅い。13秒後半の選手と互角か?うーん。器用な選手ではないのでなんとかしないといけないのですが。物足りなさは感じます。持久力の部分もあるとは思いますが。苦手な部分です。

最後に屋外で走る。アスファルトの坂道を走りました。バウンディングからのランなどをかなりの本数繰り返しました。普段あまりやならない競争をする中で「冷静に対応できる」というのも見ていました。一人で走るのと競争するのではやはり違います。競争することで力みも出てくる。そうなると本来の力を出し切れないということもあります。一人で走って強くても競争の中でどうなのかも重要かなと。

今回は規模が小さい。だからこそ細かい部分まで見ることもできる。他者との比較も可能です。自分がその練習の中で何をするか。何を感じるか。他者と比較して感じ取るか。こういう部分です。

走る本数はそれほどなかったですがその中で何をするか。何ができたか。大きなことかなと思いますね。色々と残念な部分がありますがそれでもやるしかない。
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遠い記憶・・・

2018-02-13 | 陸上競技
更新に至らず・・・。時間が・・・。

記録しておきたいなと思ったことはその時にやらないとアウト。記憶が薄れていきます。金曜日の練習を振り返りたいのですがすでに何をやったかさえ危うい。毎日更新できるのが理想だとは思いますが。時間の確保はしておきたい。なかなか。

記憶を遡りながら。練習メニューを見ながら雑感のような内容を書いておきたいと思います。記憶が曖昧なのでその時の感情は忘れてしまいがちなのですが・・・。

金曜日。翌日から合宿でした。が、関係なく練習。合宿のための練習量を調整するというのは違うなと思っているので。翌日は雨予報というのもありそれほど走れないだろうなという感じもありました。できるときにできることをしておきたい。

最初に鉄棒を使った練習をしていきました。懸垂や足上げ。これを見てみるとやはりまだまだ弱い・女子は懸垂ができません。体幹強化をうたってずっとやっていますが「自重を支える」という部分ができていない。足上げですらできない。これはまだ「弱い」という証拠です。できることを丁寧にやっていかなければいけないなと改めて感じました。弱い。

股関節系の補強をして体幹補強。上半身と下半身、さらに全身。ある程度はできるようになってきたかなという感覚があります。もちろんまだまだですが。単純に筋力を上げることだけを考えるのではなくそれを使えることが目標。この部分まで含めて練習かなと思います。

あとは通常通りの流れで。スイッチング系をやってからチューブ走とマーク走。久々に中間マークをやりました。膝の引き出しが十分でないなという感じがあったので。中間マークに至るまでに加速段階をしっかりと作っておかなければいけません。ここができて初めて中間の走りの話になる。中間だけ考えて走っていても上手くいかないと思っています。また、油断すると構えが悪くなる。後ろ足が伸びてしまっている。これにより膝の引き出しができない。開く。悪循環です。もう少し細かい部分にこだわってやっていなければいけない。

グランドの状況もあったので中間マークを走ってそのままの流れで120mの往復走。走って戻って60m。本当はもっと時間をとってやるほうが良いのかもしれませんが。限られた時間と場所の中でどうやってやるかは工夫次第だと思っています。バタバタしましたが走る。

終わってから股関節サーキットを行ってB走とT走の組み合わせ。これも加速段階がきちんと意識できれば明らかに動きが変わってきます。単純に走っているだけでは変わらない。それほど高い負荷をかけているつもりはありませんが結構ダメージが残っているようです。練習参加人数が少なくなる。もともと少ない状況ですからやはりこちらも考えないといけないのかもしれません。きちんと積めている者はそれなりに。足首に痛みがある選手もこの練習をやる中で動きが戻りつつありました。ポイントを押さえながらやる。この部分の重要性。外せないですね。

最後に簡単に並走をやって終了。2時間40分くらいかかったでしょうか。これは本当に曖昧(笑)。とりあえず練習できました(笑)。遠い遠い記憶を手繰りながらのblogでした・・・。
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積み上げ練習

2018-02-09 | 陸上競技
木曜日、この日の朝は寒かった。それでも少し前に比べると暖かいなという感じでした。感覚がマヒしているという話もありますが(笑)。

朝、「最近やっていないことをやろう」と提案。選手に任せました。移動しながらDMを投げるという練習を選択。結構ハードだと思うのですが(笑)。どうしても自分自身で計画を立てていたら偏りが出ます。そうならないように配慮しながらやっているつもりですが。こういう部分も工夫が必要だと思います。単純に「練習をやる」ということを求めていません。やりたいことがあってそのために何が必要か。そこを明確にしながらやりたいですね。

放課後はまた会議。そのため練習に参加するのが遅れました。最近は「自分たち出来ること」を自分たちでやればいいと思っています。動きなどに関してはやはり見ておかなければいけないと思いますが「トレーニング系」であれば自分たちでもできます。というかこのトレーニングが正確に自分の力でできるようでなければ目標に到達することは絶対にありません。なんとなくトレーニングをするほど無駄なことはない。この部分を選手が分かっているかどうか。

私がいなければトレーニングができない。こういう状況だったとしたら目標には届かないと思います。不在時に不平不満を言いながら仕方なくやる。それは誰のためにもならない。当然の話だと思います。「なんでこんなことやらないといけないのか」という感覚のままでは競技はできないともいます。こういうご時世ですあkら「勝つためにやる」というスタイルはすでに好まれないのかもしれません。それでも「大きな目標」があるのなら「自分のためにやる」以外にはないかなと。

この日は練習の流れの中に「中間マーク」を入れました。感覚です(笑)。練習で見ていて「加速段階」は多少なりと変化があります。中間の部分で上手く持ってこれたらいいなと。見ていると加速段階でもたつく者は中間も上手く走れません。重心移動をうまく作れるかどうかは中間にもつながっていきます。大切な部分をどう作るか。中間の走りだけを求めても走れるものではありません。前段階。ここに関してはなかなか共通感覚を持てない。というか加速段階の話をすることが少ない(笑)。まー、「マニアック」といえばそうなのかもしれませんが「当然の話」だと認識しています。

そこから120mを1本走って60m。スパイクを脱いで往復走。休ませません。シャフト補強をやってからDM走。この部分で意識させるとかなり加速段階の動きが良くなりました。理由は良く分かりません(笑)。まーいろいろな組み合わせの中で「感覚を作る」というのを大切にしています。「この練習だけをやればいい」という話ではない。先週、軽いけがをして練習を抜けた者、思うように走れずにもがいていました。感覚がずれている。それがこの連s乳をしている中で動きが戻りました。加速段階の重心移動がスムーズになった。結果、中間が走れる。

「正解」がどこにあるのかは判断が難しいと思います。が、見ている中で「意識するポイント」について話ができるかどうか。マーク走の時に一歩目が上手く運べない選手がいました。「一歩目」という話をしても改善できません。構えを見てみると後ろ足の角度が・・・。そこを改善しない限り一歩目は上手く運べません。重心移動が生み出せないのであればそれを生み出すための練習をすればいい。だったら「どの練習が良いか」という話になります。単純に「強豪校がやっているから」という理由で練習を組み立てても先につながらない。当然の話です。

足の痛みがある選手もいました。無理はさせずに「出来る範囲でやる」という話をし続けました。出力を落としてでも動きの感覚を作る方を優先。1本全力で走って次から走れないというよりは出力を落として3本やる。次も同じように3本やるという方が結果的に練習を積めます。1本だけ走って次が3日後などというのは「自己満足」にしかなりません。だからこそこちらは抑えていく。できる範囲で最大限のことをやらせたいなと思います。もちろん、補強も含めてバランスよくやっていくことで対応するのですが。

最後に10バトンをやって終わり。ここでは「しっかり加速する」という部分を優先しました。バトンが渡らなくてもいいと言いながらやりました。どうしても相手がいると自分の動きに集中できなくなるので。ここも考えながらやりたいですね。

十分かなと。合格点の練習でした。少しずつこちらも見る目を養っていきたいですね。まだまだ足りません。
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ばたばた

2018-02-09 | 陸上競技
時間の余裕がなく更新にたどり着けず。バタバタしています。その期間の間、自分の中に「モヤモヤ」が蓄積していく感覚があります。こういう性格ですからやはり上手く世の中を渡っていくこと出来ないなーと。長いものに巻かれるという部分がやはり苦手。これにより敵を作ることもたくさんあるんだろうなと思いながら。バランスよく生きていけたらいいんでしょうが。真っ直ぐに生きていくというのが難しいかという感覚。考えながらやりたいなとは思いますが。

火曜日、この日は学校が気持早く終わりました。翌日の準備のためです。3時前には練習開始ができたのではないかと思います。私はすぐには練習に行けず。まー自分たちでやるという感覚を持たなければいけません。私がいないからやらないという感じはない。こういう部分は正直「当たり前」だと思っています。指導者の顔色をうかがいながら練習をする。それは誰のためなのか。自分自身がきちんとやらなければ結果につながることはない。自分のためにやるという感覚は必須だとは思います。

翌日は一切学内は入れないということだったので練習を休みにすることにしました。これまでの私とはずいぶん違うなと感じています(笑)。練習をしなければいけないという強迫観念もあったのでしょう。水曜日を休みにするというのは土曜日の練習中に決めました。それぞれ痛みを訴えたりするので思い切って「自分たちで時間を有効に使え」と。正直、怖いことではある。練習がきちんとできていない者は水曜日に身体を動かせばいい。ケアが必要な選手は自分で時間を作って治療やケアに充てればいい。最終的には自分のことだと思います。「練習をさせなければいけない」というのは「私の感覚」でしかない。本人たちが目標に向かうのであれば「自分で考えてやる」というのも必要なのかなと。やらないのは自分自身に返ってくる。分かり切っている部分だとは思いますが高校生では行動に移すのは難しいのかも。

ということで火曜日は補強中心にしておきました。痛みもあるということなのでそれほど走らない。うちの練習は走らなくなったなと思っています。走らないけど走る練習は多い。難しい表現ですが。前も書いたかもしれませんが土曜日に練習に参加してくれた他校の選手に「どれくらいなら走れる?」と聞いたら「200mを10本くらいなら走れます」との返答(笑)。いや、うちの選手が走れないですから(笑)。それぞれの練習スタイルは違うと思います。うちではそんなに走れない・・・。タフさの問題なのかは分かりませんが200mを走るならきっと1本で終わってしまうと思います。その距離の意味という部分もありますが。

懸垂と開脚スクワットを実施。これをアップ代わりにさせました。懸垂は本当に久しぶりかもしれません。こういう練習もきちんとやっておきたいなと思います。鉄棒の場所が練習場所から少し離れています。80mくらい歩かないといけないので自然とやらなくなっていました。定期的にやりたいとは思います。そこから体幹補強サーキット。さらに足運びなどをやってスイッチング系。走りに入るまでにかなり身体を動かしています。中には走練習に近い部分もあるので運動量としてはそれなりかと。

スイッチングランをやってからチューブ走&マーク走。で、タイヤ引きを。うちのグランドの状況から考えるとタイヤ引きは60m程度しか取れません。前任校では120mくらいでやっていましたが今は場所ばない。そうであれば別の工夫をしながら組み合わせの中でやっていくしかないかなと考えています。休まずに往復走。これも週に2~3回はやりたい。苦手部分の克服とタフさのために。

股関節サーキットをやってからスキップ走、最後の往復走。短時間でギュッと詰め込みました。練習に参加できたのが半分。これはさみしいですね。うちのように小規模でやっているチームは参加者が少なくなると元気がなくなります。男子キャプテンが声を出して引っ張ってくれていましたが。練習に参加できない者が背筋をしていました。悪いとは言いません。が、この状況の中で何をするべきかもう少し考えられるといいなと思います。苦しい場面で応援するだけでも随分違います。自分のことだけをやっていては全体としてはプラスにならない。ここだと思います。まだまだ足りないなという感覚。求めすぎなのかもしれませんが。

最後に翌日休みにする意味を考えるようにと話しました。ある選手に関しては保護者から治療に行きたいのだがという申し出がありこちらで予約を入れました。協力的で本当にありがたい。もっと言えば選手本人が「こうしたい」ときちんと言えるようになればいい。自分のためでしかないからです。他のチームは練習をしている。その中で自分がどう考えるか。「休みにする意味」を理解できるかどうか。少しずつ「自分のため」という感覚を持たせないなとは思います。簡単ではないですが。

少しずつ少しずつでしょうか・・・。
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勝ちたい

2018-02-06 | 陸上競技
大した内容ではないですが。感じたことを記録しておきたいと思います。

競技をする。この中で「勝ちたい」という欲求は必要だと思っています。「強くなりたい」というだけではなく「勝ちたい」という気持ちがあればもっともっと記録が伸びる。やるべきことが見えてくる。「強くなる」という感情ももちろん大切。過去の自分よりも記録を伸ばしていくことが陸上競技の楽しさの一つにあると思います。が、「勝ちたい」という欲求は「相手」に対してのもの。ここの感覚を上手く表現できるかどうか分かりませんが書いておきたい。

誰かに勝つ。これは自分自身の努力だけではどうにもならない部分があります。自分が強くなったとしても相手も強くなるかもしれない。1位になれる選手はどのカテゴリーにおいても1人だけ。他の選手は負けます。だから「勝つこと」だけを求めて競技をすると面白くないと感じる部分がるかもしれません。「過去の自分よりも強くなる」ということは可能だから。きれいごとのように感じられる部分もあるかもしれません。

が、本当は「勝ちたい」のではないか。この感情を押し殺して「お利口さん」的な発言をする。「前よりも強くなりたい」と言う。評価はできると思いますが本当にそれでいいのか。負けることを目標にやっていくというのはやはり少し違う。「良き敗者になれ」という話をします。が、最初から負けるんだから仕方ないという感情でやるのは違う。「勝つ」ことを目標にしてやっていって結果負けてしまったときに「自分はすべてやり切った」と思えるかどうか。「やっても勝てないんだから」と思ってやるのとは違うと思います。

うちの2年生女子。ある選手が「採取的に勝負するのは県外の選手やもっと強い選手になると思う」と書いていました。さらに「今は他の二人に勝ちたいと思っている」と書き加えられていました。こういう感情すごく大切だと思っています。「強くなりたい」というのではなく「目の前にいる2人に勝ちたい」と思う。それは大きなこと。県で勝つ、インターハイに行く、全国で戦う。この一番の近道が「チーム内のライバルに勝つ」ことだから。そのことからずっと目を背けてきた。「強くなりたい」と日誌に書いていいたが「勝ちたい」という言葉はなかった。

それが「2人に勝ちたい」と書いていた。本人なりに思うことがあったのだと思います。うちの選手は普段そういう感情をあまり表に出しません。内面的には「勝ちたい」という部分があるのでしょうがそれは心の奥に秘めている。が、本当は練習の中から「この2人に勝ちたい」とお互いが思えるようにならなければいけない。そうなれば間違いなくハイレベルな競争ができます。

「勝つことだけを目指しているわけではない」という。指導者として必要な感覚だと思います。そこに至るまでに必要なことがたくさんあるから。しかし、根本的に「勝ちたい」という欲求を満たせるかどうかは大きい。「どうせ勝てない」という気持ちの中で練習をするのではない。「勝てなくても仕方ない」と指導者が思ってやっていたら何も生み出さない。周囲は結果で判断します。まーそうではない部分も多々ありますが。それでも「勝つ」ということにこだわる感覚。必要だと思います。

「今は2人に勝ちたい」と心から思うのであれば行動は自然と変わると思います。それが表面的な言葉であればそこまで。本物にはなりません。「勝ちたい」という想い。本物であればこちらも必死にこたえたいと思います。それが私の役割だから。2年生女子、3人いますがこのうち1人しか勝てません。が、その中で「2人は絶対負けたくない」と思って取り組める者が本物になると思います。こういう経験ができるのは幸せなことだと思います。大切にしたい。

まとまりませんが。分かりにくい内容で申し訳ないです・・・。
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