kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

寒さと成長と

2018-02-06 | 陸上競技
月曜日。とにかく寒い。土曜日は比較的暖かかったので練習しやすいなという感じがありました。しかし、日曜日からかなり冷えてくる。通勤時に道路の温度計を見ると「-4℃」になっていまいた。どうなんだ?!冬は寒いとは思いますが今年は例年になく寒い気がします。

寒さがひどい。その影響からからあちこちに「痛み」を訴える選手が増えてきます。練習強度の問題もあると思いますがそれだけではないと思っています。これだけ冷えるとやはり血流が悪くなります。それにより疲労も抜けにくい。筋肉の収縮も悪くなるので無理やり動かす部分も出てくる。それによりやはり「故障」につながっていくのではないかと。予定している練習がすべてできればいいなと思いますがこういう場合はもっと判断が必要になるかなと。

いつものことですが「ギリギリのライン」でやっています。無難に軽い練習をしていて強くなれるほどうちの選手は「特別な才能」に恵まれているわけではありません。しっかりと練習が積めて初めて結果につながると思っています。無理をさせる話ではありません。が、練習を積んでいかなければ昨年と同様の結果しか出せない。少し伸びた程度で「十分」と思うのであればそれでいいと思いますがやはり「勝負する」という意味合いではやらなければいけません。焦りがないようにやっていきたいとは思います。

天候がこのような状態。さらにこの日は7時間授業。練習時間は限られます。2時間限定。終われば早く終わろうという感覚でいました。上述のように「痛み」を抱えている選手もいますので過剰な負荷は必要ないかなと。期待されるかもしれませんが「痛み」といっても練習ができない話ではありません。無理やりやって故障になると嫌だなという感覚の中で「抑える」という感じでしょうか。

限られた時間の中ですがバランス系の練習と補強は最初に。倒立に関してはまだまだですが何秒間か「自立」できるようになってきた選手もいます。自分の体に目を向けてやっていくという部分。単純に倒立をすればいいというのではなく「何を目指してやるのか」という感覚です。正確な動きと身体のコントロール。ここは外せないなと。プレート系の練習も入れました。「耐える」という意味ではこれも継続して入れていきたいなと。負荷は大きくなるかもしれませんが。

スイッチング系の動きを何パターンかやってチューブ走とマーク走。見ていると女子のマークが後半狭くなってきています。重要なことだと思います。まー「普通の指導者」であればそのマークに対しての練習課題を持っていると思います。「詰まっている」というのもすぐにわかる。分からないというのは「見ていないから」だと思います。きちんとポイントを理解していれば分かる。当然の話です。

「詰まる」ということはどういうことか。重心移動が大きくなっているということだと判断しています。「ストライドが広くなった」と思うかもしれません。確かにその部分もありますが。うちの練習で「大きく走る」というのはありません。そこに重きを置いていないからです。自然にストライドが広がっていくことならあるかもしれませんが。重心移動が大きくなればその分「マーク」は狭く感じるようになります。

以前、mihoが高校時代にマーク走をかなりやっていました。当時はmihoの走りに不足する「動きの速さ」を求めていました。それが加速段階につながっていくと考えていたので。春先になり冬期練習でやっていた「マーク走」の距離が「届かない」という話をしてきました。それなら少し間を詰めるか・・・という対応をしましたが大間違い。それにより「速さ」は獲得できましたが「重心移動」が小さくなりました。結果走れなくなる。目の前のことだけ考えて「本当に必要なこと」を見失っていました。

単純に「大きく走る」ことで重心移動は大きくなる可能性はあります。接地ポイントが大きくずれる可能性もありますが。が、そこはうちの練習の狙いではない。結果的に重心移動が大きくなって「詰まる」ことはありますが「大きく走って重心移動を大きくする」というのはありません。走りの中で「詰まる」というのであればやはり「良い方向に進んでいる」と考えます。色々な意味で成長してきているかなと思っています。

そこから120mの折り返し走。400系の選手が「休息を短くしてもいいか」と言ってきました。120mの折り返し走の後に60mを入れていたのですがその60mを走り始めるタイミングを早くしたいと。こういう申し出は受け入れます。本人が必要だと思ってやるのですから。それぞれの走りや課題にあったことを自分たちで考えてできるか。それは本当に大きなことだと思いますね。

シャフト補強をやってB走とDM走。これだけで走りの練習は十分だと判断して最後の60mは実施せずに切り上げました。この時点でグランドはほぼ凍っていました。これ以上やる必要性はない。量という意味では必要かもしませんが私の判断で止める。何を目指すかという部分だと思います。

2時間かからずに終了。とにかく身体を温めるようにという話をしました。ここは外せません。自分のための時間を有効に使ってもらいたいと思います。寒さにより故障気味になる。これはこの冬の大きな課題です。十分に気を配っていきたいと思います。無事これ名馬。まさに。
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閲覧者の方へ

2018-02-05 | 陸上競技
このblogを読んで下さる方々へ。こんな書き方をすると何かあったのかと思われるかもしれません。実際にこのblogをどのような方が読んでいるのかもわからない状況です。大した内容を書いているわけではありませんし。陸上競技に携わっている方が読むのかもしれません。単に私のことを知っているから読んでみるという方もいるのではないかと思います。大した指導実績もありませんから読んでもらうほどの価値があるかどうか分かりませんが。

先日の練習の時に他校の選手が「blogを楽しみにしている」という話をしてました。なぜか保護者も一緒に読んでいるとか(笑)。なんだろう?(笑)。私のblogに魅力があるのかどうか分かりません。それでも「楽しみにしている」と言われるとなんだか照れくさい。そして日常会話の中でblogについて触れられると恥ずかしい(笑)。普段無口ですからblogを書くときだけ雄弁。実際に話してみると「こいつ面白くないな」と感じられるかもしれません。

前の記事にも書きましたが実際はこんな人間です。blogの内容だけを見て「ひょっとしたら聖人君子のような人間なのでは?」と思われるとちょっと生きていくのがしんどくなります(笑)。残念ながら普通のおっさんです。陸上競技が好きというくらいかなと。こういう性格なので好かれることもありますが徹底的に嫌われることもあります。これも残念なことなのですが「媚びていくことができない」タイプです。もっと上手く立ち回れば楽だとは思いますがそういう生き方ができない。

そういう部分を理解してもらえたらありがたいなと思います。blogに書いている内容に関して質問されたら比較的答えます。別に練習に関して隠す必要もないですし、全国入賞しているわけでもないので。私が「こう考えている」とい部分をひたすら書いているだけ。別に脚色する必要もないですし、誰かに好かれるために書く必要もないと思います。多少利害関係があっても必要があれば指導はしてきました。人と人とのつながりの中でやはりそういう部分も大切だなと思うので。もちろん「人」をみてやる部分はありますが。

生き方自体を考える必要はあると思っています。こういう性格が万人に好まれないのは分かっています。しかし、「本当に必要なこと」をやっていきたいなと思っています。練習などに関しても「本当は分かっていないのに分かっているふりをする」というのがすごく苦手。そういう指導をしている人とはなかなか親密になれません。本質的な話ができないので。表面的な話だけで終わってしまう。

選手を集めることができればきっと楽に勝ち上がれるのだと思います。が、それはうちの学校のスタイルではない。前の学校の時も同様ですが。人が集まりにくい。集まってくる学校でやれば色々と楽だと思いますがそれは私の生き方と求めることとは違うかなと。全国で入賞する。そこだけを目指してやる。それはそれで面白いのかもしれません。まーそこだけじゃないなと思っている自分もいる。私のスタンスとは異なるなと。

「一緒に練習をしたい」と望まれたら極力一緒にやれるようにしたいと思っています。個人的な感情はあるので全員とはいかないでしょうが(笑)。特にうちの選手に関しては大切にしたいなと思っています。学校で指導を受けるのが「当たり前」という感覚になってしまいがちなので本人たちはなかなか感じないかもしれませんが。一緒に他校と練習するのも最終的にはうちの選手のため。「山口県のため」という大きな話もあるのだと思いますが。そこまで大きなことを私がやらなければいけないのかどうかは良く分かりません。

最優先はうちの選手。このスタンスは譲れないなと思っています。指導を受けたいと望んでくれる選手がいるのであればやはり何があってもやり遂げたいなと思う部分があります。そういうスタンスは今も昔も変わりません。だからこそ「受け入れられない」という部分があるのだと思います。何度も書きますが「万人に好かれるタイプではない」のです。そして「万人に好かれようと思わない」という基本理念もあります(笑)。

なんだかわかりませんが書いてみたくなりました。深い意味があるわけではありません(笑)。「blog見てます」とか「楽しみにしています」という言葉を聞いたのでそれに関して触れておきたいなと思ったらこんな内容になりました。

閲覧者の皆さま。不快に思う方もいると思います。他者を傷つけるのは本意ではありません。そういう方は私に興味を持たないでください。blogを読まなければそういう気持ちにはならないと思います。お互いに嫌な気持ちにならないようにするためには「読まない」のがベストだと思っています。読んで下さる方は基本「応援して下さる方々」だと勝手に思っています。そういうプラスの力を借りながら進んでいきたいと思うからです。

まー思い付きで書きました。まーいいか。大した内容ではない。タイトルが重いかもしれません(笑)。気にせずに・・・。
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相変わらず・・・

2018-02-05 | 陸上競技
今の車に乗り始めて約3年が経過しました。前の車を車検に出す前にもう一台の車の点検に行きました。その時にモデルチェンジするから今なら安いですよ、と購入を勧められる。試乗車として出ていた車が格安で売りに出されていました。基本的に車はそれほど興味がないので「走ればいい」と思っています。物欲自体がそれほどないので「何でもいい」というのが正直なところ。

ハイブリッドの車になったおかげで燃費がかなり良くなりました。まー5人乗りになったというのもあると思うのですが。車を買い替えた時に「合同練習」に行こうと思ったら選手を5人乗せないといけないことに気づき1人置いて言った記憶があります。乗れるだろうという感覚でしかなかったですから。酷い話です。

今の車は「燃費」が出ます。冬に入ってリッター25キロくらいでした。それでもかなり走るとは思うのですが。それがここ1週間くらい何故だか燃費が伸びていました。リッター34キロ。本当か?!という感じですが。ガソリンを継いだ時に「これだったら何キロ走るな」というのを考えます。一度にたくさん給油しないのでこういう部分は死活問題。まー概算で危なくなったら注ぎます。

周囲の人からすれば「警告ランプが付く前にガソリンを注ぐ」のが当然のことだと言われます。たぶんそうなのでしょう。まー私の性格的に「大丈夫だろう」という感覚の中でやっています。金銭的にしんどい部分もあるので少量ずつ給油するというのもあるのですが。スピードを出すタイプではないので結構電気で走ったりします。万が一止まりそうになったら電気で走ればいいやと。

日曜日、防府から自宅に戻る。のんびり帰っていました。相変わらず「警告ランプ」が「早く注げよ」と注意してきますが、計算上はあと50キロくらい走る。問題なく帰れます。財布の中には100円くらいしか入っていなかったので注ぐにしても無理だったのですが。

自宅まであと5キロくらいになった時でしょうか。車の動きが悪くなる。この感覚・・・。ガス欠寸前のパターンです。人生の中で1度もガス欠をしたことがないという人が大半ですが私は何回もやっています。面白い話として成立するくらい(笑)。何となく感覚が分かります。これは危ないと思ってスピードをさらに落として「電気で走る」という方法を選択。が、残念ながらすぐに止まってしまいました・・・。最低です。

近くにはガソリンスタンドはない。かなり歩いて駅の近くまでいかなければありません。夕方寒くなってきているのにガス欠。一人とぼとぼ歩いて行くことに。自業自得なのですがこういう部分は本当に辛い。途中のコンビニでお金を下して、20分以上歩き続ける。ガソリンスタンドでほんの少しだけガソリンを購入してそれを持ってまた車に戻る。30分くらいかけて戻る切なさ。

何とか歩いて戻ってガソリンを注いで事なきを得ました。「事なき」ではないのですでに大問題なのですが・・・。こういう部分での学習能力が著しく低い。これによりこの日の夜は完全に機能停止しました。かなり寒い中で1時間近く歩く厚着をしておけばよかったのですが・・・。とにかく寒くて運動機能が完全に停止しました。

はぁ。毎回毎回何をやっているのか。生きている時間の中でガス欠をしてガソリンスタンドを探すくらい「無駄な時間」というのはない気がします。学習しろという話です。

blogを読んでいる方が私のことをどのように思われているか分かりません。それなりのことを書いているので几帳面で細かい人間だと思われるのでしょうか。残念ながらその要素はほぼ0です。直接かかわっている方はすでに知っていると思うので今更だとは思うのですが。

はぁ。かなり気持ちが折れました。何をやっているのか・・・。
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要素

2018-02-04 | 陸上競技
色々と。

大学生のrkr選手がわざわざ学校に来てくれました。うちの学校に来るメリットがあるかどうかはよく分かりませんがこちらとしては刺激になります。ありがたいことです。

普段は自分で練習を組み立てているとのこと。高校時代とは違い、身体の動かし方なども含めて自分と向き合いながらやっていくという姿があります。高校時代はインターハイに行っていないという感じだったと思います。それが10秒51まで伸びる。話をすると「陸上競技が好き」というのが伝わってきます。何をすれば自分が強くなるかを必死に求めている。

色々なつてで関東の強豪大学へ練習に行ったようです。すごいエネルギーだと思います。聞いてみると「アメリカでやっている練習」というような感じで練習を紹介してもらってそれをやる感じだったとか。「強い学校がやっている練習は良い練習」という前提があるのだと思います。基本的な流れは同じ。「その練習が自分に必要かどうか」という部分が抜けている気がします。

色々な学校の練習を集めてくる。これもすごいことだと思います。その練習を自分の学校のメニューに取り入れることで「良い練習を構築できる」という感覚にもなります。が、本当にそれが良いのか。ここは難しい。多くの要素を練習に取り入れることで「焦点がぼやける」というのもあるかなと。強豪校がやっている練習をそのまま導入すればそれが競技力向上に直結するというのは違うかなと。まーこれも感覚的にそう思う部分がるだけなので。

練習に関してrkr選手は「必死にやる」という部分があります。何かを感じ取ろうという姿が大きい。更に学校では「考えながらやる」という感じでしょうからうちの練習の負荷は大きすぎるのではないかと。これは高校生との違いかなと。高校生であれば「意識して行う」という部分がまだ甘い。というかそこまで考えられない部分があると思います。これは大学生でも同じだとは思います。力がついてくる選手というのは「練習をやる」だけではなく「自分の体の使い方」に目を向けながら一つ一つの動きにこだわりながらやる。それにより練習負荷は格段に高くなると思います。高校生には難しいかなと。

「何をやるか」という要素ではなく「どのようにやるか」という部分は大きなことだと思います。うちの選手は「鈍い」ところがあります。今回のように外部からお客さんが来てくれた時に改めて感じます。「自分の身体に目を向ける」部分が足りない。更には練習内容に対して。待っていれば練習計画を与えられる。だからそのメニューを消化する。その部分が大きい気がしました。

本当に強くなろうとする選手は「1つ1つを大切にする」のです。更には「この動きをすれば走りにどうつながるか」を考える。できるようになるまで必死にやる。こういう部分。外部から練習に来てくれるというのは何かしらうちにしかない要素があるのだと思います。うちの選手にとってはそれが「当たり前」になる。

ある選手が少し故障しました。大きなけがではないの近いうちに通常通りの練習参加が可能になる。が、「練習ができない」事に対してストレスを感じている様子でした。強くなるためには練習をしたい。その部分が大きく出ています。過大評価する気はありませんが「強くなる要素」は持ち合わせていると思います。強くなるためにやりたい。それができない。ここのストレスが半端ない。

これまでであればこちらも焦って練習参加を促す部分がありました。が、「強くなりたい」という状況が目に見えて分かる選手であればあえて「我慢させる」という時間を作りたいなと思っています。それが更なる「意欲」につながる。気持ちが切れてしまえば危険ですが今の状況であれば「抑える」ほうが優先かなと。私自身年齢を重ねた部分もあると思います。ちょっと冷静。「エネルギーをため込む」という感覚かなと。

他の選手を見て色々なことを感じます。強くなるための要素。これがあるかどうかかなと。育てるという感覚の中で「自分が何をするべきか」を考えられる選手になってもらいたいですね。

まとまりませんが(笑)
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いつも通りの負荷で

2018-02-04 | 陸上競技
土曜日。この日はymg高校から2名来校。先日から色々とお世話になっていたので多少なりと恩返し。うちの選手にも刺激になります。お互いにプラスになるのであればそれでいいかなと。この日も大学生が参加してくれました。rkr選手、前日に「10秒6で走るから」とうちの選手に紹介していたのですが実際は「10秒51」とのこと(笑)。失礼しました(笑)。まー色々な人が集まって練習ができればそれだけで面白いなと思いますね。

この日は少し練習時間を長めに。負荷を増やすというよりはバランスをよくするという感じで。前日もかなりやっているのでうちの選手は疲労があると思います。とはいえ、やらないという選択肢はないので。バランスを考えながらですね。バランス系の練習をやってから上半身と下半身のマッチングを意識した練習。こういう部分も紹介を含めてやっていくと説明の時間がかかるので・・・。効率的には悪くなりますがうちの選手にとっても内容の確認にもなるかなと。

そこから体幹補強サーキットで。rkr選手、前日と同じように全部をやります。高校生であれば良いのでしょうが大学生が全部やるのはきついだろうなと思います。彼の今の練習スタイルは「動きの意味を考えながらやる」という形なので一つ一つのトレーニングの負荷がかなり高くなります。高校生と比べると1.5倍くらいはかかるかも。距離を短くしたり回数を少なくしてもらいました。無理はさせられませんから。ymg高校の選手も同様。初めてやる動きですからしんどい部分もあるでしょう。うちの選手は多少慣れてきているのでできますからできますがまだまだです。

アップの体幹補強サーキットで1時間くらい過ぎてしまいました・・・。体幹補強サーキットは平日は少し種目を減らしています。時間的なものです。この日は少し増やしていましたし、教えながらやるのでその分時間がかかります。本当は足運びなどももっともっとやれたらいいのでしょうが。すべてを丁寧にやるというのは難しい。簡単に「縄跳びもも上げ」をやりました。これだけなら2分程度で終わりますから。工夫できる部分はやっておきたいなと思います。

練習の課題を「重心移動」に置くことにしていました。そのためハードルドリルも。更には壁抜きも実施。やりたいことは沢山あるのですがこれを全てやると時間がかかります。それででこの日はやりました。足運びと重心移動。ハードルドリルから壁、連続抜きを。足先だけの動きになると良くないなという感じはあったのできちんと重心移動がないと届かない距離に設定。

休まずにスイッチングとチューブドリル。膝の引き出しと腰の移動をマッチングさせるために実施。シザースをするのですが移動が生まれる前に落ちてしまう者が多数。狙いをきちんと理解して行わなければいけません。「膝の引き出しによりタメができる」という感覚。まだまだうちも甘いなという感じですね。

あとはスイッチングランとチューブ走、マーク走を。このあたりでrkr選手が離脱。負荷がかかっていたようです。うちの選手もかなりの疲労感でした。動きにキレがない。当然だと思います。その中でも動きを作っていく。痛いところも散見されます。大きな故障になるのは避けたいのでここも考えないといけません。この時期に万全の状態で練習ができるということは少ない。だからこそこちらも考えながらやっていきたいなと思いますね。

本当はここで120mを走りたかったのですがグランドの状況によりタイヤ引きと入れ替えることに。少しでもフレッシュな状況で120mを走れたらよかったのですができないことを言っても仕方ないので。1セットやってから往復走。そこからジャンプサーキット。ホッピングをしましたがymg高校の選手はできる。いや、うちなんてちまちま準備してきてこれなのに(笑)。専門的な練習をしていなくても「武器になる部分」があるから走れたり跳んだりできるのだと改めて感じました。

最後にスキップ走をやって120m。疲労度の中での走練習。きつい部分はあったでしょうが最後までやりきっていました。3時間半オーバー・・・。長いですね。いつも通りの負荷に近いとは思いますがこれまでのダメージの積み重ねもありうちの選手は疲労していたと思います。ymg高校の選手は初めてやる動きが多く戸惑いもあったでしょう。その中で何をするか。感じることがあるかどうかです。

時間は限られている。その中でどうするか。次の練習に向けてスタートしています。時間をどのように使っていくか。しっかりと考えてもらいたいと思いますね。他の選手と一緒にできることでうちの選手にとっても刺激になります。感謝したいですね。
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なかなか

2018-02-03 | 陸上競技
更新しようとは思うのですが色々なことが降ってきて時間の確保が難しい。仕方ないとは思うのですが。時間が上手く作れません。

木曜日に思いがけないことが起きたのでそちらの対応に追われる。まー私にできる事は限られているのでできる限りのことをしたいなと思います。気になることに関しては各方面に確認しながらやっていくことにしました。過去の自分と比べても対して意味はないですか、冷静に物事を考えられるようになってきたなと思います。この歳になって今更かという話ですが。

金曜日に至ってはもう取りつく島もないくらいのバタバタ。何かおかしい(笑)この日は外部から練習に。色々な繋がりがあって大学生がわざわざ練習にきてくれました。実力的にはかなりのレベル。1月に大阪に行っていたときにsri先生から連絡があり流れの中で一緒に練習をすることに。少し前から動画を送ってもらって彼がやろうとしていることなどの確認をしていました。大学生ですから自分の力でやらなければいけないことが沢山あります。多少なりと力になれたらいいなという感じでしょうか。

私は最初の1時間会議のため参加できず。任せっぱなしでした。選手がそれなりに説明してくれたはずです。練習はいつも通りの流れでやっているのでそれに参加してもらうことにしました。まーそれほど難しいことはやらずに。見ていると課題になる部分が沢山あります。本人との感覚の擦り合わせも必要になります。お互いが無理のないように関われたいいかなと。最優先はうちの選手です。こうやって来てもらうことでうちの選手にとってもプラスになるんじゃないかなと考えています。

大学生と動きの違いを見ながらこちらもヒントをもらうことができます。こういうのも繋がりだと思います。以前国体合宿があったときに他県の国体代表選手だというのを知りました。その流れの中でsri先生に連絡を取っていたりしたのですがまさかこんな形になろうかとは(笑)

そういえば先日Facebookで繋がりが生まれたybk先生。インターハイ会場での場所取りの関係で偶然話をしました。それまで面識がなかったのですが。Facebookを見てみるとなんとmtm先生と大学の同級生。こんな偶然があるのか?!その後少しずつやり取りをさせてもらっています。人の繋がりというのはどこから生まれるか分かりません。普通であれば出会えない話です。

ybk先生とはインターハイでmyshoに譲ってもらった場所を私が勘違いしていて「先生、場所違いますよ」と教えてもらった事で繋がりました(笑)。私自身の適当さが生んだ結果なのですが。それでも普通にやっていたら出会うことはない。そんな繋がりがあるというのは大切にしたいなと思いますね。

今回来てくれた大学生に関してはsri先生の無茶振りから繋がりました。sri先生が地元で練習していたらその場に大学生が来たので話をしているうちに「kanekoの所に行ってみたらいいよ」というあり得ない展開からでした(笑)まーsri先生からの紹介で断る理由もないですし。こういう繋がりがまた別の繋がりを生み出すかもしれないなと思います。

話をする中で新しい事が出てくる可能性もある。貴重な経験です。

大学生にとっては練習がきついと思います。すべて意味を考えながら丁寧にやるので抜くところがない。うちの選手は何だかんだいって抜いている。使い方が分からないので自然にそうなるんですが。大学生にはこちらも説明をしながらやってもらいました。お客さんは大切にしないといけないですから(笑)

そんな感じで金曜日終了。バタバタですがやれることはやりたいなという感じですね。

中身がない(笑)
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どこに重きを置くか

2018-02-01 | 陸上競技
思うことを。

練習に関して「トライアル」というのをほぼ行わなくなった。前任校では調整練習の中で150mの記録測定なども行っていた。が、今はほぼやらない。練習の中でストップウォッチで記録を計るという行為自体がない。これがいいのか悪いのかは判断がわからないが。

自分の力を把握するとか目標設定に対してはやはり「記録」を計ることは有効だと思う。達成度がわかるので次のモチベーションへとつながりやすい。これも昨年だったかmtm先生と話しているときに「フレッシュな状況で走れる可能性」についての内容があった。実際に記録会などがあればそこでタイム測定をする。そこはある意味特別な場面。1本で勝負を決めていこうとする部分になるから。記録を狙って出すという状況。

しかし、高校生ではそんな場面は多くない。うちのショートスプリンターでいえば1日目に4継の予選準決勝を走る。2日目は4継の決勝を走ってから100mを3本。翌日は200mを3本。その中で決勝で記録を出さなければいけない。「速い」ことはもちろん必要だが「強い」という部分が求められる。だからこそ前の学校では「量」でその部分を作っていた。だから勝ち上がれていたというのもあると思う。

今は負荷をかけて走るというのが多い。トップスピードを出すだけではなくその前に「事前疲労」をかけておいて疲労感がある中で高いスピードを出せるようにする。1本だけ強い選手ではなく安定して走れる選手を育てないなと思っている。どんな状況であっても最低限の走りができるようする。だから今の練習の中で記録を計ることには意味がないかなと。もちろん、疲労感がある中で安定したタイムが出せるかどうかというのは測定しないとわからないのだが。

そういう視点からするとうちのNMは弱い。レースでは強いのだか練習では弱い。だからこそこれまでと異なる負荷のかけ方を考えていく必要があると思っている。休ませずに動き続けるというのもここにつながる。Mは予選準決勝まで本当に強い。決勝で力を出せずに終わってしまうのがこれまでのパターン。Nは逆。予選準決勝はそここそ。決勝は強い。が、これは大きな大会では通用しない。だから1本目から安定して走れてそれを3本維持できるようなスタイルに変えないといけない。

正直、今うちで一番強いのはSではないかと思う。練習自体が安定している。「調子がいい」という話ではない。力自体が大きく上がっている1本目から安定して走れるし3本目でも強い。ちょっと別格になってきた。これが実際のレースで出せれば勝つかもしれないと思うくらいの強さがある。400mまで視野に入れられる強さがある。身体が強いというのもあるが。
ほかの二人と比べて「練習での強さ」が際立つ。

さまざまなタイプがいるなと思う。それでも高校の練習は「大多数」に合わせた練習になる。バランスよく組み合わせていく必要がある。だからこそ「事前負荷をかけて走りを作る」という選択をしている。自分の体をうまく動かせるかどうかの感覚を少ない本数の中で感じ取っていくための練習。重要だと思う。

冬期練習。どうしても単調になりやすい。同じメニューの繰り返しになる部分も出てくる。それにより「できなかったことができるようになっている」というのを感じ取ることもできる。今は「気が付いたら力が上がっているじゃないか」というのを目指している。以前は「ドリル中心」で練習を組み立てていた。が、ドリルができるようになっても走りに直結しないことのほうが多い。そうであればその「要素」を残しながら実際の走りにつながる練習を意図的に配置するほうがいいなと。

今まで時間をかけてドリルをすることで得ていたものも多い。が、それにより失われているものも多くあると思います。練習のバリエーションを増やしながらそれぞれが「これはいいな」と思えるものを増やす。一律の練習の中で感覚を作るというのは簡単ではないので。だからこそ「きっかけ」を与えられたらいいなと。何が選手にとって良いか。明確な答えはないからです。「ドリル」をやることで私自身が安心していたのかなというのもあります。だから変えられるところは変えていきたい。

「1本の強さ」に重きを置かないようにしたいなと思っています。もっともっと考えてやりたい。もちろん、1本の強さが不要だと言っているわけではありません。狙った時に爆発的に強い選手も必要。考える部分が多くあります。

まとまりませんが・・・。
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タフさを求める

2018-02-01 | 陸上競技
練習について。

以前はかなり量を追う練習スタイルでした。前任校では150mを中心として5本3セットを週に2回は必ずとやっていた。ロングスプリント系なのである程度の量が必要だと考えいたからです。結果的にかなりハードになる。その姿を見た人からは「kanekoの練習はキツすぎるから競技を続けるのは難しい」という噂も流れていたようです。覚悟云々というのは簡単には持てません。この時の選手は本当に純粋に強くなろうとしていました。だからできた。

学校を替わりこれまでのスタンスでは絶対に無理だと痛感する。ロングスプリントからショートスプリントに軸足を移してきたのもあり量的なモノはかなり減りました。色々な意味で変化をしていましたが、そのスタンスでもなかなか難しい。競技志向ではない部分が強くある中でどうやって練習をするか。遊び的な要素も入れながら。

一昨年までは「スプリント練習」と「トレーニング」を明確に分けていました。あるきっかけがあって毎日の練習の中でそれぞれを組み合わせながらやるようにしました。一回で走る量は随分減ったと思います。それ以外の負荷のかけ方を重視するようになったかなと。本数は減った気はしますが負荷は増えているかもしれない。この辺りのバランスはなかなか難しいと思います。

私の練習に明らかに足りないもの。それは有酸素系の練習。学校のグランドの広さも影響しています。他の学校と比べるとかなり手狭。その環境の中で戦っていくというのがどれだけの事か。この環境だからできることをやるというのはあると思います。有酸素系の練習ができないと半ば諦めていましたがもう少し工夫すれば対応できるのではないかと。

そう考えて種目間の休憩をほぼなくしました。休まない。道具の出し入れなどの時間と靴を履き替える時間のみを休憩とする。まだまだ甘いなと思う部分はありますがかなり早くなってきました。更には「動き続ける」という意味で往復走を。シャトルランとは異なりますが小さなトラックを作って休まず走り続ける。たった60mしか取れません。その中でも有酸素系はできるのではないかと。何人かはかなり苦手なのでそれでも回数を重ねていく中で変化は生まれます。ショートスプリント選手であってもここは求めていこうかなと。

更に120mを使っての折り返し走もやることにしました。300mや250mといった長い距離はうちのグランドでは不可能。できないことを考えて悩むよりやれることを考える方が良いかなと。どうせうちのショートスプリンターは長い距離の後半は持たない。そうであれば最初の120をメインにおいて帰りの120mは「動き続ける」ことを目指せば良い。以前であれば「最大スピードを保つ」という部分に重きを置いていました。スピードが維持できない距離はやらない(笑)

が、色々考えて「タフさを求める」部分が必要かなと。スピードが維持できない中で動き続ける。それにより何らかのプラスになる。そう考えるようになりました。きれいな練習が多くなる中で「ガムシャラに動く」というのも必要になるのかなと。成年選手であればそこまで必要ないのかもしれません。発達段階にある高校生であれば「正しい練習」なんてものはない気がします。間違っている練習は存在すると思いますが。

これまで避けていた。これは私自身が避けていたのかもしれません。が、これまで通りでは先はない。これまでにないタフさを求めたい。それが必ずプラスになる。そう信じたいと思います。練習の組み立て方によって今までの自分に足りないことを補える。その部分は毎日の練習でやっていきたいなと。

練習でやっていこうと思っていることをまとめておきたいと思います。しばらくはこんな感じのblogになるかも。
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