木曜日。県内のコロナ感染者が増えてきたこともあり週末に実施するよていであったハードル練習会を実施できなくなりました。仕方ないかなという部分もあります。元々「個人的」にやろうと思っていた部分が「高体連」の冠がついて行うことになりました。これに関してはどちらでもよいなと思っていましたが、「公式」の形になったのでお伺いを立てて「やっていいか」を確認する必要があります。ogw先生には負担をかける形になりました。結局、「集まるのはよくない」ということで中止です。
練習に関して。この日は前日の続きという感じでした。体力的な部分の改善というのがテーマ。冬休みの最後の日に各学年で補強を提案しています。それを練習の中に取り入れようということで。この日は2年生女子が提案した腹筋で。音楽にのせて腹筋をするというもの。時間が余る感じだったので2セット実施。そこからシャフトKで。上半身と下半身のタイミングを合わせる。細かい部分が重要ですがなかなか意識がそこまでいきません。どうするかなという感じですが。
ハードル股関節回しから金網ハードルへ。これまでは「壁」を使ってやっていた部分が移動などのことも考えてハードル股関節回しと同じ場所でやるようになりました。それにより名前が若干変更。重心移動を確認してからそのまま片足での膝締め。足だけで行ってしまう選手にとってはこの流れのほうがいいのだと思います。進むと崩れるというのが常ですからこの辺りは確認しながらやらないといけませんが。終わってからハードルDで切り替えを意識。ちょっとグランドを離れましたが戻ってきてから「身体の前で動かす」という話を少し。何のために切り替えるのか。とにかく「身体の前で動かす」というのが必要だと思っています。そのための動き。
シャフト補強へ。剣道部が一緒にということでした。skyではシャフト補強は5種目に絞られています。これまで私は16種目くらいやっていました。かなりハード。今は練習の終わりに入れるようになっているのでそこまでの時間の確保ができません。当然ながらこの形になります。2セット実施。
全体のメニューとしてはここまで。そこから2年生男子が提案していた補強をやることに。ランジをしながらDMを投げる練習とDMを使っての股関節補強です。ペアワークになるので時間が普段の倍かかります。こういうときであればできます。木曜日は「休養日」のような形になっていますが、「補強系」に関しては2時間程度やってもいいのではないかと思っています。足りない部分を補うためにどうするかだと。
決められたメニューが終わったのでプラスアルファで。先日から「腸腰筋」が弱いのではないかという気がしていました。それを補うために色糸なものを入れていきたい。できることをしっかりと取り入れていけたらと思っています。少し段階的にやりたいと思ってDMを踝に挟んで上に引き上げる動きを。できるだけDMを高く引き上げる。腰をかがめて取りに行くのではなく、上まで上がってきたものを取るという形にしました。そのままの動きで2人1組の補強。オーソドックスな補強かもしれませんが踝でDMをはさんでの補強。それを地面と平行になるまで膝を伸ばしておろしていきます。そこで一旦停止。で、またもとの位置に戻す。早くやるのではなく丁寧にやることで腸腰筋の強化になります。目新しさはないですが(笑)
で、「キックをしたい」という申し出があったのでそれにこたえることに。DMを投げてそれを両足でキックして返す。以前はこれもよくやっていました。タイミングの部分もあります。できない選手は上手くキックできません。色々なことをしながら必要な筋群を強化。本当は地味な練習を徹底的にやり続けるのが一番効果が高いと思っています。遊びの要素をすべてなくしてひたすら補強。これができるようになるとまた違ってくるとは思うのですが。
補強をしっかりと。本当は家でもやってほしいなと思います。10分だけでもいいので。時間が足りなくなるのでそれをどのように補ってくれるか。変化を生み出すのは自分自身。そこまでの「気持ち」になれるかどうか。変化を期待し続けたいと思います。