照る日曇る日 第1062回
池の中にいる1匹のかえるが、「いけからぴょん」、はっぱにぴょん、おにわにぴょん、という具合にぴょんぴょん飛んで行くが、「おやねにぴょーん」でちょっとびっくり。
ここまでは序破急の序に当たるが、その次の「てっとうにぴょーん」「くものうえ」を経て
「イチ、二 1,2 イチ、二 1,2」という体操が「破」になって、「とぶよ、とぶよお、ヨーイ」と一気に「おつきさまにぴょーん」と大跳躍する「急」展開になる。
「あらあら あと すこしでとどいたのに」というオチのつけ方も見事で、これは構成、言葉、絵が三位一体となった現代絵本の快作といえよう。
なにゆえに自殺したのかサイトで知り合った見ず知らずの3人 蝶人