あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ジャン・ド・ブリュノフ作・矢川澄子訳「ババールのしんこんりょこう」を読んで 

2019-06-10 15:18:21 | Weblog


照る日曇る日 第1264回


「ぞうのババール」シリーズの第2巻です。

喜び勇んで新婚旅行に出発したおうさまババールとおきさきのセレストでしたが、乗り込んだ気球が嵐に遭って絶海の孤島に漂着。ぐっすり寝込んでいたセレストは、その島に住んでいた野蛮な原住民たちに捕まってしまいますが、帰って来たババールの大活躍で撃退。

たまたま島に近づいてきたくじらの背中に跨って、再び出発しますが、その後もサーカスに売り飛ばされたりして苦難の道をたどります。

けれども親切なおばあさんに助けられて一緒に帰って来た母国では、大変なことになっていました。狂暴なサイとの戦争に敗れて仲間のゾウたちは打ちひしがれていたのです。

そこで一計を案じたババールは、第2次ぞうvsさい戦争に勝利を収めて平和と名誉を取り戻したのでした。めでたし、めでたし。


  CMの「オリーブオイルはキヨエ」なる唄取り憑きて脳より離れず 蝶人

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