あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

村野美優詩集「むくげの手紙」を読んで

2020-06-16 13:04:06 | Weblog


照る日曇る日第1412回

2017年に刊行された著者の5番目の詩集です。

表題の「むくげ」など身の廻りのありふれた素材に向けられる作者の視線は、優しさと鋭さを兼ね備え、私など凡人が見逃してしまう微細な、しかし重要な気づきがあちこちに転がっています。

恐らく作者は赤ちゃんのような童心と、少女のような初々しさ、そして大人の巧緻を兼ね備えた詩人なのでしょう。


「新しき日常」に萌え「1億」は「八紘一宇」「大政翼賛」 蝶人
コメント
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