ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

自由軒 (2) @岐阜県養老郡養老町

2019年11月04日 | 岐阜県(西濃・老舗)

秋晴れの下、久しぶりに岐阜県養老町方面をドライブ。昼食は洋食屋「自由軒」へ。創業は戦後すぐの昭和23年(1948)。前回訪問時はバイクだったが今回は自動車。表の駐車場はいっぱいだったので、建物裏にある駐車場に車を停める。少し前に改装されたそうで建物も塗り替えられていて、以前あった”寿し”の看板も無くなっていた。中に入ると客席が広くなってちょっと綺麗になっているようだ。厨房側の様子は変わらず。ご高齢の先代夫婦(たぶん)ともう1人、それに現主人と若女将の5人が中に。テーブル席に座って注文を思案。洋食屋なので真っ先にデミグラスソースを使った料理を味わってみるべきかなと思っていたが、表のホワイトボードに書かれていた「サービス定食」に”海老フライ、かにクリームフライ、厚あげねぎバンバン(?)”と書かれていたのを見て、つい「サービス定食を。」と言ってしまった(前回も「サービス定食」だった・笑)。昼時とあって後から何人も客が入ってきたが、店の人との会話から地元の人が多そうだ。

しばらくして「サービス定食」が登場。平皿の上には海老フライ、かにクリームフライ、ウインナー(半分)フライがのっている。正体不明の”厚あげねぎバンバン”は弁当で使うようなホイルに入っている。他には切干し大根の煮物、生野菜のサラダ、パインが2切れ。これにやや多めのご飯と味噌汁の盛り沢山な布陣。”サービス”とあって海老フライやカニコロは小さめ。タルタルソースやウスターソースでいただく。気になっていた”厚あげねぎバンバン”は、厚揚げと刻みネギを一緒に炒めて醤油で味付けしたもの。何で”バンバン”なのかは不明(笑)。何しろ多彩なので食べ飽きない。美味しくいただいてお腹がいっぱいになった。でも次こそはこの入口のトラップに引っ掛からないようにしてデミグラスソースを使った料理を味わってみよう(でもきっとまた…)。(勘定は¥800)

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↓ 店の最寄りの養老鉄道「美濃高田駅」(大正2年・1913・建造)。鉄道には詳しくないが、合併や分離を経て、旧・養老鉄道~揖斐川電気~養老電気鉄道~伊勢電気鉄道~養老電鉄~参宮急行電鉄~関西急行鉄道~近畿日本鉄道~現・養老鉄道という複雑な歴史を辿っているのだとか。養老鉄道の駅舎はどこも味のある建物ばかりで見て回るのも楽しい。

 

 


 

お食事処 自由軒

岐阜県養老郡養老町高田967-1

 

( 養老 ようろう 養老町 美濃高田 みのたかだ 自由軒 じゆうけん 寿しと洋食の自由軒 洋食 食堂 近代建築 ミズノ ミズノテクニクス株式会社 プロ野球選手 )


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