こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

初詣で

2010年01月09日 | 鎌倉暮らし
あれほど悲惨な立ち上がりだったとはいえ、三日に娘と初詣でに行った。
我が家は毎年、八幡様、源頼朝の墓の下にある白旗神社荏柄天神の3つの神社にお参りする。ちなみに鎌倉宮は節分だ。
なぜ、娘と二人かというと、中学受験を控えた娘にとって、荏柄天神に合格祈願に行くのは必須のことであり、パンクだろうが、なんだろうが、関係ない(もちろん少しはある)。しかし、家内は保険屋さんに電話したり、カー用品屋さんに片っ端から電話してスタッドレスタイヤを探している。
息子は、塾の”正月特訓”なるすごい名前の講習に行っていてつき合えない(まあ、彼も、高校受験があり、当たり前なのだが)・・・。
私も、多少体調が戻ってきたので、娘と出発。まずは、荏柄天神へ。
さすがに年齢層が低い。というか、親子が4割、学生同士が4割といったところ。やはり、学問の神様だなあ、と高校生の頃に来たことを思い出しつつ(私は東京ものなので、湯島天神にお参りすることが多かった)、息子の分の合格祈願お守りと合格鉛筆をいただいた。
荏柄天神まで来ると、鎌倉宮にお参りして、冬でも天気がよければハイキングコースを通って、北鎌倉まで抜ける、というのもあるのだが、もちろん病み上がりで、車のパンクの修理にいかなくてはいけない状況では、そのまま家に戻る。
その途中で、頼朝の墓の横にある小さなお社、白旗神社がある。
ここは正月3が日だけ開くお社で、”白旗神社”のお札はこの時しかいただけない。と、すこしオタクっぽいが、毎年いただいているので、今年もお参りした。

ここで、家に帰ろうとすると、娘が、「八幡様は???」という。
3日とはいえ、混んでいるに違いないと考え、「お参りに行きたい?」と尋ねると、無言でこっくり、仕方がない、体力はゼロに近づいているが、可愛い娘との正月デート、頑張って附属の横の道へ。そうすると、驚いたことに、流鏑馬道の東の鳥居から入れるではないか!赤いマントを着た警備員に呼び止められないか、びくびくしつつも無事入れた(注、ここは混雑時、出口専用となり、正面の三の鳥居からしか入れない)。
ロープ規制も舞殿の横だけで、槐の会会員証ということで、あっという間に本殿へ。大石段から振り返ると、遠くに海が見えた。

おみくじは吉。悲惨な始まりではあったけど、まずはよし、としようか。