こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

言語教育

2013年09月16日 | 日本のこと、世界のこと
言葉というものはどうしてこうも難しいのだろう。
いくら上手につないだつもりでも、思いの10分の1ほども表現できない。

以前、言ったあと、後悔してしまうということを考えたことがあるが、逆に言えばこれは上手に言葉に表せられないということでもあった。

この間、国際学会に行って意思疎通というのがこれほどむずかしいことだったのかと改めて感じた。
諸外国との交渉に言語は必要だが、日本人は日本語以外があまり上手ではない。

私も上手ではない。
なんとかしたいと思っても、もう年なのでいまさら間に合わないので、国際的にどうこうしようとは思わないので、外国人と気持ち、考えをやり取りすることはあきらめている。

だが、やっぱりこれは残念なことだと思う。
日本は、せめて英語だけでもということで早期教育を始めたようだ。いろいろ言われているが、仕方あるまい。英語がある程度できれば、そのなかから外国に出ていく人もいるだろう。

ただ、母国語が十分にできない人はきちんとした思考ができないという。
日本語教育を忘れず、しっかりしてほしい。