こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

最近職場であった嬉しかったこと。三題。

2015年01月22日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

最近、嬉しいことが3つあった。どれも他愛ないことなのだけど、私は嬉しかったので、忘れないように書き留めておく。

その1.切り出し(手術などで採取した組織を顕微鏡標本用に小さく切り分ける作業)のときに、介助の技師さんが作業場を症例に応じたセッティングにしておいてくれた。言わないでいたらいつものセッティングで、効率が悪かったのだが、おかげで効率よく仕事ができた。症例を下見しておいて、私の動きを予想してくれていた。1人でやっているんじゃないのだと感じられて、すごくうれしかった。

 

その2.出勤途中、院内でも1,2を争う多忙な先生と病院の裏で遭遇した。裏口の外から入って来た私を不思議に思ったのか、「(コロ健)先生、どうしたんですか?こんなところから。」と尋ねられた。「私は○○駅から歩いているんですよ、もちろん健康のためにですが」と答えると、ずいぶん驚いた様子で、「え?30分ぐらいかかりますよね。朝晩ですか?それはすごい、感動しちゃうな」。ちなみに、その先生は病院のすぐそばに住んでいる。「先生ほど忙しくないので」「そんなことないですよ、すごいですよ」と、やたらと感心された。こんなことでも話題になるのかと、歩いての通勤もまんざらではない。体重もなんとかキープできている。

 

その3.臨床医から、診断書の内容についての問い合わせがあった。少々マニアックな診断書だったので、理解してくれるか心配だったのだが、血栓と臨床所見の関連についてよく理解してくれていて、そのことで疑問が解けたと喜んでくれた。

病理医冥利に尽きる。また、頑張ろう。

 

こういう仲間と仕事ができる私は幸せだ
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