今日の発表、無事に、終えることができたと思う。多分。点数をつけてもらう試験と違って、発表などには点数がつかないのでその評価をつけるのは難しい。したがって、あくまでも自己評価となる。
それはさておき。
いろいろな研究会に出るたびに医学というのが日進月歩、どんどん進歩していることを実感する。私たち病理医からしてみると病気の組織像というのは基本的に昔から同じで、十年一日のような気がするが、臨床の診断技術、治療の質はどんどん向上している。臨床がそうというのであれば、病理も負けてはいられない。より詳細な診断、より適切な病気の質的診断の向上のための努力を重ねていかなくてはいけない。
進歩についていかなくてはいけない。
とはいうものの、それはずいぶん大変なこと。
不肖コロ健、頑張っているつもりなのだが、青息吐息だし、どうも最近空回り気味。
専門領域のこととても、だいぶ限界を感じている。これ以上はもういいか、とさえ思うことがある。
そんなことじゃあ、ダメなのだが。