先週、義理の父の墓参にいったとき、寺の境内の赤い百日紅の植わっている地面に、蝉が這い出てきた蝉の穴が沢山空いていた。
あれからはやくも10日ほどたち、穴から這い出してきた蝉たちのほとんどはもう命絶えているだろう。
蝉時雨は相変わらずだが、アブラゼミは声を潜め、ミンミンゼミとツクツクボウシがほとんどだ。道には力尽きてもう飛べなくなったセミが伏せっている。
あっという間に、夏が過ぎ、台風の季節がやってくる。
今週末から来週にかけては台風15号、16号が相次いでやってきそうだ。それぞれの(台風の)目が、まるで瞳孔のようにくっきりと見える。画像上右の16号は、このまま東の海上に抜けるという予想だが、15号は大きく曲がって、日本に上陸してきそうだとのこと。