電話にしても、メールにしても、もちろん直接でもいいのだが、誰かにお願いとか、相談とか、聞きたいことが有るのに、相手がどう思うだろうか、どう言われるだろうかなどと考えて、そうすることを躊躇してしまうことがしばしばある。そうやってうじうじしている間に、時間ばかりどんどん過ぎてしまって、余計のっぴきならない状況に追い込まれてしまい困ってしまう。
これがいかに無駄で、作業効率を落とすことだということに、最近気がついた。他に選択肢がなく、それしかやることがないのであれば後回しにしても仕方がない。さっさとやるのがいい。相手が、自分の相談なり、考えに対してどう考えるのか、どう対応するかなんて判りはしないのだ。それに自分の考えを変えようがないのなら、もうどうしようもない。
このことに気がついて以来、比較的多くのことを相手に早めに伝えて、あれこれ片づけるようになった。そうすると、何事も早く進むようになったのはもとより、悩んでいる時間が短くなり、精神衛生上にも楽になった。これまでの人生で、随分もったいないことをしてきたものだと思うのだが、それもこれまで、ずっとそうやってきたからこそ感じるものなのだろう。
自分勝手はいけません