フラットコーテッドレトリバーのナイトの元気がない。いつもゴロゴロしている。
朝、近くに行ってもしっぽを振るだけで、すぐには起きてこない。
朝の散歩の途中で、急に動かなくなってから1年あまり(ナイトの手術のこと 2018年9月3日)。犬猫病院の先生には、もって半年だろうと言われたが、それよりもずっと長く生きていてくれる。この前は、久しぶりに海の見える老人ホームの慰問に行った。ホームまではいけたけど、すぐ疲れてしまって、お仕事には出られなかった。友達と遊んで帰ってきたけど、ナイトの元気そうな顔を見て、みんなは喜んでくれたみたいだった。
夕食の時、娘が「ナイトもみんなと一緒にいたいのよね」と頭を撫でながら言った。
そう、ナイトも自分の体の調子がいまひとつなのはわかっているけど、みんなと一緒にいたいから、みんなのそばにいてくれる。
車の荷台に飛び乗るのもしんどそうで、ときどき乗り損ねる。こっちにおいでと胸を出してももう立ち上がれない。散歩に出ても100か200メートル歩いたところでバッグをくわえて帰ろうとする。放っておいたらどこまでだって歩いていったナイトではない(ナイトのおかげ - 2012年11月25日)。
それでも、やっぱり可愛らしい仕草で心を和ませてくれる。いつまでも元気でいてほしいと願うばかりだ。
ずっと一緒に