こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

怒りの闇がまた爆発・・・まったくダメな私

2021年03月19日 | 生き方について考える
仮に新型コロナウイルスから逃げおおせたとしても、自分の命はそう長くないと思うことがある。このブログでも時々報告してきたことだが、昨日の帰宅時にもトラブルを起こしそうになった。

ホームを歩いていたら歩きながらスマホをいじっていた中年男性が私にぶつかりそうになってきて、邪魔そうに私を一瞥したものだから睨み返した。その御仁、自分の分が悪いと瞬時に悟り、決まりが悪かったのかすぐに視線を逸らせた。それで終わればよかったのだが、次の瞬間今度は目の前に両手でゲームをやりながらチンタラ並んで歩く少年が二人。スポーツクラブの帰りらしく、とても大きな荷物を背負っているものだから通路が塞がり追い越せない。"危ないよ"と後ろから声をかけたら驚いたような、注意されたことがとても意外だという顔をして私の方を振り向いた。少し隙間ができたので、構わずその間を抜けて前に出たら、別(同じグループ)の少年が、やはり同様にゲーム機をいじりながら歩いていて、今度は"ゲームやってんじゃないよ"と言った。その少年も同様に驚いた顔をして私を見上げたがが構わず追い越した。

彼らにしてみたら変なおっさんに文句を言われたという程度でおそらく次の瞬間にはゲームの世界に戻っただけだろう。そうすると、私が言ったこと、行ったことは一見ホーム上でのスマホ操作、ゲーム機操作ということが危険行為とされていることを背景とした怒りの発散ということにすぎなかったのではないかと自己嫌悪に陥ってしまった。怒りの発散とは、自分の邪魔なことに対する気持ちの表れでしかなく、さらに怒るということは気持ちの良いことであり、そんなことをするための行動だったということになるからだ。

スマホの御仁に対しても、スポーツ教室帰りのゲーム少年達に対しても、怒りなど発散せず、ただ単に視線をそらし、ゲーム少年達の後ろを従者よろしく黙々とついていくべきだったのかもしれない。なによりその御仁に殴り返されていたかもしれないし、少年達のオヤジ狩りの対象にされたかもしれない。そもそも私だって、ホームで歩きスマホを一度もやったことなどないとは言えない。まったくダメだ。

後悔先立たずではあるけど、一度口から出たものを引き戻すことはできない。そんなわけで、下手をしたら命が短くなってしまうようなことをしているのだと改めて自覚して、注意深く生きていきたいと、反省する。
マナーの悪い人が多いのも事実かと

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします


怒りのコントロールは私にとってとても深刻な問題で、これまでにも何度も考えてきましたが、結局こんなでなかなか上手になりません。
ご参考までに。