朝のうちの雨模様もじき上がり、あたたかくなりそうとのことで、ジャケットにマフラー手袋。
夜中のうちに花粉対策の薬は飲んでおいたが、雨のおかげで花粉も少ないはず。
週はもう明けて3月6日、啓蟄。
昨日ウグイスの声を聞いたのだから当然だが、日付の数字をみるとハッとする。
昨晩の南海トラフ地震を想定したドラマでは、地震そのものの恐ろしさよりも、地震の起きた時の人間の行動の大切さが描かれていた。
まず自分の身を守る、というところ以外は、発災時の避難の援助、避難所での暮らし、復興過程での相互の協力、など人間同士の協力がいかに重要かということがわかる。
だが、火事場泥棒は必ずいるものだし、避難所では限られた物資の奪い合いが起こるだろうし、復興に際しては利権が動くだろう。
災害という極限状態では、何事も一筋縄ではいかないが、それでも他人を信じ、初めて会話する人たちと協力して生きることしか私たちにできることはない。
それは例えば、この満員電車に乗り合わせた両隣の人かもしれないのだ!
そして、このことを忘れずに、自らがしなくてはいけないことを考え淡々と実行していかなくてはならない。
それにしても、日本地図が何度も映されるのをみて、この国の人が海岸線に張り付くように住んでいるものだと再認識した。
そして、この海岸線にあるのは先の大地震のあった終戦前後とはくらべものにならないほどの巨大なインフラで、これらが南海トラフ地震で一網打尽に失われたらこの国は破綻してしまうだろう。
私たちは海に育まれて国を大きくしてきたといっても過言ではないが、その海は時としてその海岸線を津波によって洗い流すことがあるということを覚えておかなくてはならない。
地球にとっては些細なこと
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