目が覚めると、爽やかな晴天。連休明けの5月8日に、新型コロナがインフルエンザと同じ5類の扱いとなるそうで、少なくともマスクが必須の状況ではなくなりそうだ。
そうはいっても、先週の冷え込みで崩した体調はやっと元に戻ってきたぐらいで、こういう気温の変化には今後も注意が必要。
なんといっても年なので。
今日はエンゼルスの大谷翔平がアスレチックス戦で先発だと、起きがけの頭であってもこういうことはすぐに思い出し、急いでテレビのスイッチを入れたら、3回の裏。
大谷自らが口火を切った大量5得点。
今日も大量援護に守られて、安泰楽勝かと思ったら4回表に、ピッチコムが不調のようで帽子に手をやりあれこれしたあと、死球、ワイルドピッチの末、2本のホームランを打たれ、追いつかれてしまった。
あれは、大谷が、まあ仕方ない、とでも不良のまま投げたのではないだろうか(大谷はこれは関係なく、手のサインでも同じようにしたい、と言っているようで、これがまた前向きでまたすごい)。
さしもの大谷も機械の不良とあっては実力を発揮するのは難しい。
その後はおさえて、突き放し、監督からの握手を断り本人は投げたかったようだが、勝利投手の権利をもったまま降板、次ホームランを打ったらサイクル安打だと期待しつつ仕事に出かけた。
職場につく前に、サイクル安打は逃したものの、なんとか逃げ切っての4勝目とのことでホッとした。
これで、今日の仕事にも身が入る。
去年のエンゼルスだったらこのまま力なく逆転負けしていたかもしれないのに、今年の変身ぶりには驚くばかりだ。
レッドソックスとの草野球のような試合もあったし、今日も肝心なところでエラーがあったみたいだが、チームにはこれまでになかった緊張感がある。
この分なら、あの悪夢の14連敗の再来もないだろう。
それにしても、WBC以来の大谷の影響力というのはすごい。
素人目に見ても、WBCによって野球の面白さが再認識されたのはいうまでもない。
細かい駆け引きは別として、結局のところ必死に頑張ることでしか勝利を得ることはできない。
スーパースター一人でも勝てないものの、そのスターがいてこそ最後の最後に勝つ。
さらには、一流のライバルの存在。
大谷対トラウトというのは日本人にとってはよく知っている選手同士の対決だから余計に分かりやすかったが、これがジャッジやゲレーロJr.であっても同じように盛り上がっただろう。
WBCの盛り上がりは、そのままレギュラーシーズンでも続いていて、NPBはもとより大リーグの人気も回復したという。
これは、WBC戦士の牽引力無くしては語ることはできないだろう。
ネットニュースでは、大谷とレッドソックスの吉田の一挙手一投足を掲載していたらそれで済んでいるように見える。
世の中の流れなんていうものはこんなことで簡単に変わってしまうものなのかと思うが、これぞスポーツ、とくに野球の持つ力なのだろう。
そして、
というニュース。
野球界のみならず、世界の野球に影響を与え、歴史を作ったし、何より沈みっぱなしの日本人に元気と希望をもたらしてくれたという点で、彼らの活躍は受章に値するものだった。
好試合を望む
応援よろしく
コメントお願いします!