こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

臨床研修指導医講習会;2日目

2023年12月17日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨日の朝より雲は少ないが、その分今日は気温が下がるらしい。
とはいえ、今日の私は臨床研修指導医講習会の2日目。
朝から晩まで、書斎(かつての息子の部屋)に籠ることになる。

7時50分からウェブ上での受付開始ということで、53分に入室したが、結構多くの人がすでにいた。
当然と言えば当然なのだろうが、みなさん真面目だ。

患者さんの中には、医者のこと、医療のことを批判的な目で見る人もいるし、そういう目で見られても仕方のない人も中にはいるが、日々の研鑽を怠らず、さらにはこういう医師の養成、後進の育成に真面目に取り組んでいる人の方が圧倒的に多い。
それは厚労省などの役所もそうだ。
国民皆保険で、全国どこにいても同じ水準の質の高い医療を受けることができる日本という国はずいぶん住みやすい国だとつくづく思う。

それにしても1日中座りっぱなしで、食べてばかりなので、せっかく減らした体重が1キロも増えて戻ってしまった。
自分たちに向かってはこうして体の悪いことを強いているというのはどこか矛盾しているような気がしないでもない。
医師のプロフェッショナリズム

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臨床研修指導医講習会;1日目

2023年12月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
季節外れの陽気、獅子舞まで銀杏を見に行きたいところだったが、今日明日は臨床研修指導医講習会なるものがあり、WEBでの研修のため、1日中家に缶詰めだった。

参加者は50名。
今回が172回目ということで、これまでに8千人以上が受講したことになる。
結構な人数だ。

医学教育というよりは、初期研修医の教育で、こういったことを学ぶのは初めて。
今日と明日で、16時間。
8時半からみっちりで、終わったのは19時半。
正直、医師の働き方改革は一体どこへ、という感じ。

それはさておき、厚生労働省も、ちゃんとした医者の育成はどうしたらいいか、ということを考え、それには指導者もしっかり養成しないといけない、ということらしい。
考えてみたら、徒弟制度など時代遅れというかナンセンスで、医療の均てん化は教育から、ということか。

日本の医療、あれこれ言う人も多いけど、米国の医学教育の影響も一部あるものの、そっちの方がいいので、より良いものを目指して頑張っている。
もう、これ以上書く力は残っていないのと、明日も早くから続きがあるので、今日はこの辺で。

お尻が痛い

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なぜ忘年会なのか

2023年12月15日 | 日々思うこと、考えること
昨夜は忘年会。
大学の病理学教室の先輩やら後輩と新宿で飲んだ。
忘年会は2019年だから、実に4年ぶり。
職場の忘年会は今年も無いのでこれだけだが、年の瀬の繁華街の賑わいの中を歩くというのも楽しい。

結構な人気店で、店内はたくさんの人で賑わっていた。
大部分が忘年会のような大人数の集まりだった。
楽しそうにしている人もいれば、どうも今ひとつという顔をしている人もいた。
私たちは、同じ職場の者はおらず、ただの酒好き、喋り好きが集まっただけ。
情報交換などというようなことも大してなくて、どうでもいいことを皆が勝手にべらべら喋っていたら、あっという間に10時過ぎとなった。

コロナ禍で一度は消滅した忘年会だが、多少は復活してきたようにみえる。
忘年会なんていうのがどうしてあるのかよくわからない。
仕事をし始めてからこのかた30年以上、年末となれば飲んでいた。
なぜ、年末のこの忙しい時期にこんなことをしなくてはならないのか。
宴会好きの人が音頭をとっているのかもしれないが、あまり飲まない人が楽しそうに企画を練ってくれていたこともある。
酒宴というのは昔から人間にとっては楽しい催しの一つだった。
酒に飲まれず無事帰館。曇りでまたもや星空を見ることができないのは残念だったが、電車内のトラブル、歩行時の転倒などもなかったのは幸い。
ただ、今日はいつもより寝不足で、頭も少し痛い。
飲み過ぎには要注意

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できることは流れ星探しぐらい

2023年12月14日 | 日本のこと、世界のこと
去年の冬、ブロ友Sさんに贈った半纏の綿はこれぐらいに薄くなってしまっただろうか、それとももう使っていないだろうかと、雲の隙間から流れ星を探しながら思った。
ほんの薄い雲でも星はほとんど見えず、少しあった隙間もやがてほとんど消えしまった。
首は痛く、体も冷えてきたので流れ星を一つも見つけることができないうちに探すのを諦めた。
昨日今日明日あたりがふたご座流星群がよく見えるということがテレビのニュースで盛んに流されているが、世の中まるきりの新月で暗いニュースばかりだ。
流れ星とあとは、クリスマスとか年末年始の行事のことぐらいしか明るいニュースはない。

臨時国会が閉幕して政界に動きがあるだろうか。
政治資金規正法をザル法にするもしないも司法次第、地検はそれなりに頑張ってくれるだろうか。
今の与党が良いとか、野党に力が無いとかそういう問題ではない。
政治の腐敗が国民の政治離れを起こしているのということこそが問題だ。

何を言っても無駄、選挙で一票入れたところでそんなの役立たない。
政権交代で株が暴落したことを思い出せ。
そういった考えが蔓延することにより、人々は政治からどんどん離れていって、世襲議員にお任せということになる。
放っておいても経済が回っていた頃はそれでもよかったが今はそういう時代ではない。

一人について年間298万円かかるということで、3万人程度の人が使う見込みだという。
医療費はどんどん増える一方で、財源たる若年者は減る一方。
私なんかも医療費を喰う方に回るので、申し訳ないやらなんやらだ。
医療費とともに、防衛費も嵩む。
油断をしていたら、元寇以来のことが起きたっておかしくない。
不沈空母と思っていても、米国がどこまで面倒を見てくれるかなどわかりはしない。

だから増税というのはわからなくもないが、取り立てる方がこの体たらくでは、働く方の気が抜ける。
色々あるんだからしょうがない、ではなく、色々あってこれだけかかる、ということを公明正大にしなくてはいけない時代にきているということをよくよく自覚して政治家は襟を正さなくてはならないし、少なくとも国民を馬鹿にするようなことを平気で言うような政治家を輩出している選挙区の選挙民はよくよく考えて投票してほしいものだ。
今夜は晴れるか

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本屋はやっぱりいいところ

2023年12月13日 | 読書、映画、音楽、美術
たっぷり降った雨のおかげで、庭木は元気を取り戻していたが、庭は濡れ落ち葉に覆われて、連日掃き掃除に追われている妻は気の毒だ。
この数日弁当箱から汁が漏れるのでラップをしていたが、それでもこぼれてしまうので、おかしいと思ってよくよく見たらヒビが入っていた。
木製の弁当箱で、電子レンジにかけて使ったのが悪かったのか、とにかく、これでは鞄がびしょびしょになってしまうので勤め先の近くのターミナルの駅ビルで新しいのを買うことにした。
そのビルには大きな書店が入っていて、溜めていたポイントが年内に切れますよというメールがここ数回入っていて気になっていた。
わずか80数円分だったが、知性の劣化を食い止めなくてはと、久しぶりに行く良い動機づけになった。

死ぬ前に読んでおきたい名作を、というか、こんな名作をまだ読んでいなかったのかとバカにされそうだが、ジェイン・オースティンの『自負と偏見』を手に取った。
早速、帰りの電車で読んだが、テンポが良くてサクサク読みはじめることができた。
人の名前が分かりにくい、というか愛称が出てくるので、ちょっと戸惑った。
主人公のエリザベスがリジーとかイライザとかの愛称で呼ばれていることが推測されたので、ChatGPTで確認したら”はい、正確です”とのこと、スマホも使いようだ。
村上春樹はナイトキャップ代わりにして、2冊同時進行で読むことにした。

それにしてもやっぱり本屋はいい場所だ。
ネット書店だとその本しか見ることはないが、書棚の間を歩いてたくさんの作家の書いた、たくさんの背表紙のタイトルを眺めると、知性の海の中にいるようでワクワクしてくる。
そんなことに、どうしてこれまで気がつかなかったのだろう。


拙著の第2版もいよいよ12月26日に発売開始とのことで、Amazonでは予約注文が始まった。
医学書売り場にも並ぶだろうから、楽しみだ。
いまさらどうこうできるものではないが、これはこれで身の引き締まる思いがする。
一般向けも挑戦してみるか

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知性の劣化をどう食い止める

2023年12月12日 | 読書、映画、音楽、美術
朝から冷たい雨。
今日は1日降ったり止んだりが続くらしい。
気温は11月並みということで、それほど寒くはないようだが、体感はそれよりも低い。
結構降っていたので長い傘を持って出てきた。

最近、急速な勢いでバカになっている。
原因のひとつに本を読んでいないからというのがある。

とにかく本を読んでいる時間がない。
時間は作るものとはわかっているが、朝起きて、慌ただしく電車に乗り、それからの大半はブログか仕事の整理。
職場ではもちろん仕事だけだし、昼休みにはネットニュースを見ながら弁当を食べたり、ブロ友さんのところへ行ったりで、あっという間に終わる。
仕事帰りは、へとへとでぐったりしているので、仕事関連の論文を斜め読みしたりうとうとしながら帰る。
8時過ぎに帰ったらあとは風呂と食事。
ちょっとテレビを見たらあっという間に11時で、もう寝支度だ。

そんなわけで、本を読んでいない。
林望謹訳の源氏物語全10巻を読破した8年前はブログもそこそこ書いていた。
閑職にあって今ほど忙しくはなかったのは確かだが、それにしてもだ。

この間の村上春樹の新刊がボトルネックになっているということもある。
あの本を読了しないと次に進めないような気がしているのだが、なんとも読めない、昨夜も冒頭の4ページあたりまで読んだところで寝落ちしてしまった。
また、最初から読み直さなければならない。
村上春樹、いつもなら買って一週間もしないうちに読み切ってしまうのだが、今回はダメで、まだ、冒頭の1、2ページで止まっているのはつまらないからか、私の感性が鈍ってしまったのか。

それはさておき、これまでにも書いてきたことだが、ブログを書くにしても知性を蓄えておかなくてはならない。
人間一人の経験など高が知れているから、他人の経験を追体験するのが本読みだが、それができていない。

あとは、小説の類いが急激につまらなくなってしまったのは現代社会の激変のせいがあるのかもしれない。
古典を読んでも、そこにある”普遍的”な善悪が現代では崩壊しているということ、また、近現代の作品を読むと技術的な進歩が作品中の事物を陳腐化されているということがある。

短小軽薄なハウツー本とかエッセイ集が本屋の店先に平積みされているが、多くはお金と生き方について、あとはブログのような文章をまとめただけで、立ち読みをしてもわざわざ買う気にはならないし、そんなのよりもよほど気の利いた文章を書いているブロ友さんはいくらでもいる。

困ったものだと思いつつ、毎日が流れていく。
ブログに書きたいことはいまのところ出てくるものの発想の偏りが怖い。
知性の劣化を食い止めるには、時間との折り合いをつける必要もありそうだ。
いっそのこと本だけ持って無人島に1ヶ月ぐらい行ったらいいかもしれない。
村上春樹と歎異抄

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2023/12/12 76.2Kg

職責をまっとうしてもらいたいがその資格が無くては

2023年12月11日 | 日本のこと、世界のこと
朝焼け。
今日はこのまま曇りで、夜には雨となるそうだ。
旅行で体重が少し増えたかと心配していたが、今朝は76.9Kgで、危険域の77kgはかろうじて下回った。

テレビニュースのトップは相変わらず、自民党の政治資金問題だが、疑惑が指摘されている要職についている人たちは、”そほとぼりが覚めた頃に適当な内容の調査結果を報告するから、いまのところこの役職は辞めないよ”、と言っている

でも、今のご時世そうはいかない。
職責をまっとうしてもらいたいのはやまやまだが、あなたたちにはその資格がないのだ。
それは、医療従事者などが資格を取る際に問われる”欠格”事由と同じだ。
あなたたちのような人たちがが日本のトップにいるから日本はどんどんダメになっていのだと言いたい。
裏金なんてことが関係ない世界で、まともに仕事をしている人間が物価高だの高い消費税だので苦しんでいるのに、そんなものをはるかに上回る金を内緒で受け取って政治家なんか務まるとは思えない。
パーティーに呼ばれて集まる企業も企業で、そんな金があったら従業員の福利厚生に回したらいい。

世の中にはハラスメント問題があふれ、こんなこともハラスメントになるのか?というような時代となっているのに、政治の現場だけは金金金が許されているのはなぜか。
政治に金がかかるから、重責を担っているからと議員や閣僚の給料を上げ、文通費だってそのままにしている。
寝技、裏取引、そんなので票を買い続けているからいつまで経っても政治体制は変化しないし、変化しないから野党が育たない。
もちろん、今の段階で、政権交代が起きたりしたら日本は大変なことになるのはわかっているものの、自民党は大量の血を流して改革する覚悟が必要だ。
それは日本人一人一人にも求められていることでもある。

政権の後ろ盾である安倍派を切るのは相当勇気の要ることだが、ここまで問題が拡大してはもうどうしようもない。
これまで後手後手できた岸田政権は起死回生の手を打つことができるだろうか。
美味しい蜜に群がる人がいる限り

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信州一泊旅行

2023年12月10日 | 通勤・交通・旅行
蓼科の温泉旅館で都合3回湯に浸かって、ぐっすり寝たら英気が養われたような気がする。

朝食を済ませて、まずはバラクライングリッシュガーデンへ。
お花のない季節だからと入場料は400円。
それでも、冬の庭もそれなりに楽しめた。
昼を上諏訪駅近くの蕎麦屋で食べたあとは、諏訪大社春宮と万治の石仏へ。
諏訪には以前はよく通っていたのだが、諏訪大社を訪れるのは初めて。
御柱も初めて実物を見た。
すぐそばの万治の石仏、友人にパワースポットだと言われていたので、拝んだら、確かに全て丸く収まるような気がした。
今回の旅行は、還暦祝いということで妻からのプレゼント。
あれこれやりくりしてお小遣いを貯めてくれていたようで、とても嬉しかった。
すごく豪華ではないけど

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今日は骨休め

2023年12月09日 | 日々思うこと、考えること
昨日、11月30日締め切りの原稿を無事脱稿した。
午前中に野暮用を済ませ、午後から妻と蓼科の温泉宿にやってきた。
中央高速から見た八ヶ岳はいつにも増してスッキリと美しかった。
今日明日はほんのちょっとではあるが久しぶりの骨休め。
夜は冷えるみたい

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私はどう進化していったらいいだろう

2023年12月08日 | わたしのこと
今日で60歳。
朝、出がけに妻と息子が祝ってくれた。
先週末に食事会を開いてくれたので、今日は普通の朝を迎えるものと思っていたのでびっくりした。

これが還暦というものかと思うとそれなりに感慨がある。
ずいぶん長く生きてきたものだ。
まずは私を産み育ててくれた両親と、妻とそしてこれまで私に関わってくれたすべての人に感謝しよう。
もちろん、このブログを読んで応援してくださっている読者の方々にもお礼を申し上げる。

高血圧の薬を飲んでいて、あとは腰痛と、奥歯の治療中であることを除けば今のところ健康に問題はない。
よその国からのミサイルが落ちてきたり、交通事故か通り魔にでも出くわしたりしなければ、まだしばらくは生きながらえることができるだろう。

齢を重ねるというのは、死に近づくというわけではない。
80歳で死ぬということが決まっていればそうなるが、寿命というものは人それぞれのものだから、また1年生き延びた、といった方が適切だ。
かといって、そんなにたくさん残っているわけでもなく、もう一周生きるということはない。

その延びた命を生かすも殺すも私次第。
子供二人は自立してくれたので、放っておいていい。
妻とは互いに誠実に裏切らずに暮らしていったらそれで十分だ。
あとは、社会的な自分の役割で、それこそがいわゆる”晩節”となる。
幸か不幸か晩節を汚すことになるような枢要な地位にはいないが、かといってまだ何もしていないわけではない。
今日も仕事だし、それは明日からもしばらくの間続く。
そんな私の命は私だけのものか。
存在意義がどうとかいうことではないが、人様に使ってもらえる部分はないだろうか。

処理能力の衰えを経験でカバーして仕事をしている。
その経験をどう次世代に残すかの一つは、拙著の第二版の出版でできたと思う。
あとはどうしたら病理医の働きやすい環境を構築していくことができるのかということだ。
そんなことを考えながら生きることが私の次の人生の命題なのだろうと思っている。

頑張ろうと思っても若い人と同じような頑張りはできないので、違った意味での頑張り方を模索するのも良い。
ゆったりした生き方で

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日本の未来を左右する最後の砦はインバウンドの活用

2023年12月07日 | 日本のこと、世界のこと
今日は二十四節気の大雪。
ずいぶん寒そうな名前の日だが、季節外れの暖かさで数日気温の高い日が続くらしい。

昨晩、娘の夫の大学院の学位授与式があった。
パイプオルガン、ブラスバンド付きの厳かかつ明るい式で、無事PhDを取ることができた。
就職先は決まっていないが、良い論文を書いているようなのでなんとかなるだろう。
式の様子はYouTubeで生配信されて、ちょうど帰りの電車に乗っていたので最初から最後までみた。
娘も修士課程に在籍したことのあるイギリスの大学だが、中国人のほか、イスラム系、アフリカ系など多種多様な人種の男女が学んでいたことがわかる。
これほど多彩な人材が当たり前に集まっているというのは日本では考えられない。
日本がいかに東洋の離れ小島かということを強く認識される。

最近よく半導体不足のことを聞く。
この前など、どこかから半導体を供給してもらうとの約束を取り付けた、なんてニュースがあって、さらにはそのことをアナウンサーが喜んでいたのには愕然とした。
日本という国はもはや、資源以外も他の国に頼らなくては立ち行かなくなってしまったのかと思うと悲しい。
そのせいもあってか、、このところの外交面でのプレゼンスの低下も著しい。
ロシアによるウクライナ侵攻でも、パレスチナ紛争でも、日本がなにか重要な役割を果たしたかというと何もない。
武力による解決が依然として世界の趨勢で、平和主義国日本の行動にそれなりの制約があることは仕方ないが、それでもなにかできることがないのか模索しているだろうか。

ラグビーのリーグワンに外国の大物選手が続々と参戦してきてビックリしている。
報酬のほか、日本の治安の良さ、便利であることなどさまざまなことが理由に挙げられているが、これなら世界からの注目も集まるだろう。
ラグビー選手だけではなく、コロナ禍明けの海外からの旅行客の著しい増加は周知のとおり。
人手不足でアップアップのところもあるようだが、インバウンド需要が確実に伸びているのは、私の住む鎌倉を少し歩いたら一目瞭然だ。
外国人観光客との交流がなかなかないのは残念だが、どこかの地方ではそういった企画もあるようで、なかなかの人気らしい。

日本が世界から置いてきぼりをくわないためには、このインバウンドをいかに有効に使うかで、そのためにも日本中で”おもてなし”の心を世界に向かって発信していくことが必要ではないか。
もう、日本の先進産業は後発国によってあらかた奪われてしまった。
まさか、日本が観光で生きていくことになろうとは思っていなかったが、この最後の砦を失ったら本当に世界から見向きもされなくなってしまうのではないかと、不安を感じる。
本当の意味での開国を

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還暦からの巻き返しダイエット

2023年12月06日 | スポーツ・健康・ダイエット
今度は自民党政治家のパーティー券問題に振り回されて国会はまた空転しそうで、うんざりする。
そういう政治家を許している有権者にも責任があるし、パーティー券を買う業界にも問題がある。
いい加減、馴れ合いはやめたらいいのに、”持ちつ持たれつ”の関係はどこまで続いていくのだろうか。
いいのか悪いのかはわからないが、とにかく、政治家が家業化されていくことは間違いないだろう。

政治家のことをあげつらっている場合ではない事態に陥ってしまった。
というのも、冬物のズボン2本が穿けなくなってしまった。
2年前には、痩せただのと自慢していたのに、この体たらく、自己管理が甘いとしか言いようがない。
理由は明白で、娘の結婚式でギリシャに行って以来、漸増傾向にあって、9月10日から3ヶ月足らずで2キロ近く増えてしまった。
2021年の3月からは5キロ増。
これはまずい。

食べ過ぎが原因なのは明白なので、間食厳禁として、ウィークデイは禁酒、夕飯は豆腐サラダ程度とすることにした。
犬たちがいなくなって散歩の機会が減ったのは痛いが、なんとか工夫したい。
それにしても、普通にしているつもりでも体重が増えていくというのはいったい現代人というのはどれだけ無駄なカロリーを摂取しているというか摂取させられているというか、馬鹿馬鹿しくなる。
冬場のダイエットは厳しいが、還暦を迎えるというのもいい機会で、とにかく頑張ってみよう。
電車でも立つのを苦にしない

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12/06  77.2kg

好きなことをお金に換算するようになったらおしまい

2023年12月05日 | 生き方について考える
寒い朝、お日様は厚い雲で遮られて、気温はあまり上がりそうにない。
週の後半には気温が上昇するらしく、辛抱するのは明後日あたりまでか。
昨日、歯の詰め物が取れて、歯科に駆け込んだら虫歯ではなく接着剤の劣化とのこと、ホッとしたもののこれからはこういう体の劣化があちこちに始まるのかと思うと、先が思いやられる。

”政府は少子化対策の財源確保に向け、75歳以上の後期高齢者の医療費の窓口負担引き上げを社会保障の改革工程の原案に盛り込む”とかいうよくわからない社会保障改革を行うそうだ。
お金は天から降ってくるものではないので、何かに使うときはどこかから撮ってこないとならないので、これはこれでそういうことなのだろう。
後期高齢者の医療費を少子化対策に使うというのも聞こえはいいが、果たして有効に使うことはできるか。

それはさておき、その医療費、先日知り合いの病理医と話していたら、医者の収入もどんな科で何をやっているかでずいぶん違うということ、ずいぶん儲けている人もいればそうでもない人もいるというような話になった。
病理医の場合、ごく例外的な開業病理医でない限り、純粋に病院からの給料しかもらっていないので、儲けるということとは縁遠い。
それなのに、もっと余録があって儲かる別の科に移らなかったのは、やっぱり病理の仕事が好きだったからで、後悔はない。

 ”結局ね、好きなことをお金に換算するようになったら、その時点でそのことは好きなことではなくなっているんだよ。”

彼がそう言ったところで、この話は終わった。

私人逮捕が話題になっているユーチューブ。
あれだって、最初の頃は好きなことを録画してネット上に流して楽しむということが目的で、収益目当てで始めた人などいなかっただろうが、あっという間にユーチューバーとかいう職業が生まれ、今や”やらせ”のような逮捕劇があり、話を聞いていると恐ろしくなる。
ああいう人たちは、最初っから収益を上げることを目的としていたのかもしれないが、世直しが好きで始めたというのであれば、それが収益目的となった時点で好きなことではなくなったということか。

昨日のブログについてのこともそうで、好きなことをお金と引き換えにすると失うものも大きい。
好きな仕事にしても、分相応の報酬で満足しておかないと失ってしまうかもしれない。
その辺りの見極めこそが好きなものを守るためん大切なことなのだろう。
貧すれば鈍する

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私に向いてるblogサービスはどれ?

2023年12月04日 | 電脳化社会
今朝の写真、お日様が昇ってから撮ったらピンボケで、ちょっと困ったのだが、横須賀線上りの大船の手前のカーブから富士山が見えたのでそちらに。

昨日、テレビである配信サイトが紹介されていた。
投稿したエントリーから収益を得ることのできるもので、トップクラスの人は相当な売り上げがあるそうだ。
お金を払ってまで手に入れたいコンテンツというのはお金と同等かそれ以上の価値が必要ということで、番組内で紹介されていた人は、金融動向を逐一発信・解析していた。
工芸やスポーツといった特殊技術を紹介して売っているという人もいたし、ずいぶんいろいろなものがお金に換算されるものだと思いながら見ていた。

日本ブログ村とブログランキングというののバナーを貼っていて、そのランキングをみるとgoo ブログ以外にもたくさんの会社がある。
私がなんでgooブログを選んだのかなど、すっかり忘れてしまったが、とにかく日頃感じたこと、考えたことを綴って内省し自分をより良い人間にしたいと思って始めたのは覚えている。

紙の日記帳とは異なり、携帯・スマホで文章を書き残すことができるのはきわめて簡便であり、おかげでずいぶん長い間続けさせてもらっている。
人様のブログを読ませていただくと、ためになるものも少なくない。

さて、そのブログで小遣い稼ぎというのだが、匿名の日記にお金を払ってくれる人がいるとは思えないので、私の場合はあり得ない。
芸能人でもないのに、見ず知らずの人の還暦祝いの話を誰が読みたいだろう。
それに、気が向かなかったら書かなくてもいいようなものでは誰も相手にしてくれない。
ポツポツと、お金になる記事はそっちで書いたらいいのだろうが、日記ブログは無償がデフォルトだ。

そんなわけで、こういう日記ブログでお金を稼ごうなんてことは考えず、せっせと毎日更新するのが楽しく続けられる私に向いているブログサービスと言えるだろうと考えるに至った。
明日からもせっせとコツコツ

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このあと人生何周できるか

2023年12月03日 | わたしのこと
来週、還暦を迎えるということで、今日は家族がお祝いをしてくれた。
取り立ててそんなことしなくてもいいと思っていたのだが、一生のうち2度とあることでは無いのでありがたく祝ってもらうことにした。

人生の節目というものいろいろある。
年齢的な区切り、結婚などイベントの区切り、仕事の区切り等々いろいろだ。
年齢による区切りは七五三、成人式ときて次は還暦となる。
年に"つ"の付く子供は弱いから、成人式は一応大人になる区切り、ということで、それを過ぎるとあとは還暦まで特段のことはない。

今度は逆にいよいよ身体が弱っていくので、古希、喜寿、傘寿、米寿と区切りがまた増える。
実際にはこの間に、就職、結婚などのイベントが入り、それに付随した区切りが入る。

12年で人生一周とするならば、これまでで五周。
この先、あと何周することができるだろう。

今日のお祝いは、都心のホテルで、先日85歳の誕生日を迎えた母のお祝いと一緒にした。
久しぶりに家族みんなで集まり、たくさん食べてたくさん喋った。

無事これ名馬で

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