宿に荷物を置いて、さあ、鳥見のスタートだ小雨が降っているので、雨具を付けての鳥見となったコースは、白瀬沢ダムを上り、上の畑からスタート。そこから、ヘリポート~鼻戸崎~学校裏グラウンドと進んでいく。3の畑に出ると、大勢の人が集まっていた。何か出たのかと思ったが、鳥を見ている様子ではなかったので、ここは素通りすることにして、2の畑の方に歩きだす。すると、「○○さん、○○さん。」と自分の名前を呼ぶ声がしたので、振り返った何と、仙台のYさんだった今年はご一緒できないものと思っていたので、びっくりだった。そして、Yさんから鳥情報を聞いて、またまたびっくり何と、ここにマミジロキビタキが出ていると言う事だった。そして、ものの5分もしないうちに「出た~。」マミジロキビタキの登場だ鳥見をスタートして最初に出会ったのが、マミジロキビタキだ。しか~し、小雨のためシートをかぶせているので、とっても撮りづらい。 それに、このマミキビ、動きが速い。せっかくベストポイントにとまってくれても、こちらがピント合わせにもたついている間に飛んでしまう。周りの大砲付きのカメラのシャッター音が激しく鳴る中、自分だけが全然撮れないそうこうしているうちに、マミキビはやぶの中へと消えていくのでありました。全然だめじゃんかなりへこんでしまったので、しばらくマミキビから離れることにした。2の畑にはこれといった鳥は出ていないようだ。次の ごどいも畑では、ニュウナイスズメとコホオアカを見ることができた。そして、昨年マミキビと出会った奥の畑に行ってみた。特にこれといった鳥もいなく、アトリが1羽いたので見ていたら、ふわふわと羽ばたいて降りたった鳥さん、何とヤツガシラではありませんかかなり動揺したが、こんなチャンスは滅多にないとにかくバンバンシャッターを切った。でも、あとで確認すると、ほとんどがボツでありましたちょっと落ち着いたところで、先ほどのYさんに電話した。早くYさん来ないかなぁ・・・と、ヤツガシラを見ていると、ついに飛び立ち、ごどいも畑側に飛んで行ってしまった。一足違いでYさんがやってきた。ん~、残念こういうことは、鳥見の世界ではよくあるパターンだが・・・。雨も上がったので、再度マミキビポイントに向かった。皆さん一通り撮り終わったのか、移動されたようで、数人しか残っていなかった。 しばらくすると、早速マミキビの登場相変わらず動きは速いが、今度は雨も降っておらず、割合すばやくシャッターを切ることができた。時には、足元まで来ることもあって、とても近いたっぷり堪能することができたいくら撮っても飽きないが、いつまでもマミキビを撮っていると日が暮れてしまうので、次のポイントに移動した。途中、ノビタキにも出会った。マイフィールドでは、ノビタキ1羽でも出会えるとうれしい限りだが、ここでは、ノビちゃんは普通種であり、常連さんなのだ。しばらく進むと、道端でエサを探すキビタキを発見ここは、アンテナ畑からヘリポートに下る坂道。 毎年ここでキビタキに出会う「キビタキポイント」だ。もちろん、マミキビは珍鳥できれいな鳥だが、キビタキもやっぱりきれいだ。やはり自分はきれいどころには弱いキビタキが出ると、ついついカメラを向けてしまう。キビタキが飛び去ったところで、ヘリポートへ。ここでは、ホオアカとコホオアカをはじめ、ノビタキ、シメ、ツグミに出会うことができた。そして、初めてヒメコウテンシを見ることができたまた、ヘリポート下では、バーダー二人が何かを待っているようなので、何が出るのかなぁ・・・と自分も待っていたら、オオルリ♀だった。頭のところに青い斑点があったが、あれはオオルリだよという印だろうか?この後、鼻戸崎~グラウントと行ったが、これといった鳥は出なかった。それで、やや早めに旅館に帰った。 夜は、同席した関東の鳥見ご夫婦と鳥情報を交換しながら、海の幸を堪能した。今日は、朝からドタバタしてしまったが、マミキビ、ヤツガシラ、ヒメコウテンシなど、様々な鳥たちに出会うことができ、とても楽しい一日だった。明日に備えて、早めに布団に入った。
【出会った鳥たち】マミジロキビタキ・キビタキ・オオルリ・ヤツガシラ・ニュウナイスズメ・ノビタキ・ジョウビタキ・アトリ・シメ・ツク゜ミ・ヒメコウテンシ・ホオアカ・コホオアカ・アオジ・アカハラ・ホオジロ・メジロ・シジュウカラ