連日の大雪も一段落し、だいぶ雪も少なくなったので、久しぶりに山形市郊外の悠創の丘に行ってみた。そろそろ冬鳥たちも動き始めているのではないかと、期待しながら探鳥開始。まずは、東側の杉林の方に下って行った。ここでは、今季カヤクグリを観察しているので、もしかするとまだ居るのでは・・・と期待したが、大外れだった。連日の大雪で移動してしまったかな。代わりにと言っては失礼だが、シジュウカラの群れがやってきた。20羽ぐらい居るだろうか。その中に、慎ましくヤマガラが1羽交じっていた。かなり肩身が狭いのでは?と心配したが、元気にエサ取りに夢中のご様子。
<シジュウカラ、ヤマガラ>
さらに下の方に進むと、柿の木の下の地面から鳥が飛び立った。どうやら気づかずに驚かせてしまったようだ。シロハラだった。この時期は、木の下など雪のない地面でツグミ類がエサ取りをしている。うっかりだった。
<シロハラ>
来た道を戻る時、モズが杭にとまった。一応証拠写真を撮ることに。抜けが良く、すっきりした写真が撮れた。有難う、モズ男くん。
<モズ男>
どんぐり橋のところで、青い鳥さんが出てくれないか待ってみた。残念ながら声すら聞こえなかった。代わりに、エナガの群れが通過してくれた。とにかく動きが速い。何とかかんとか数枚撮ることができたので良しとしよう。
<エナガ>
エナガの次に出てくれたのは、コゲラ。こちらは、警戒心全く感じられず。あまりにも近すぎて、35mm判換算1,200mmのフレームからはみ出してしまった。でも、後頭部の赤い羽毛がしっかり確認できてラッキーだった。特に鳥さんの出が悪い時は本当に有難いコゲラくんだ。
<コゲラ>
そろそろ帰りの時間となるところで、最後に出てくれたのはツグミだった。今季は冬鳥が少なく、ツグミもなかなか出会えないでいたが、何とか姿を確認することができたのは良かった。
<ツグミ>
本日の鳥見は、大物は出なかったものの、超近かったり、超可愛かったりと、久しぶりの鳥見としては、満足の一言だった。