きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

悠創の丘②’24.12/25

2024年12月31日 | 村山地方

悠創の丘に行った3日後、一昨日から悠創の丘にクロジが来ているという情報をいただいた。せっかくこの前行ったのに・・・。その後に出るとは・・・、何というタイミングの悪さ。愚痴っても仕方がない。ここは、行くしかないでしょう。年の瀬に「クロジ」とは、何という縁起の良さ。9時半頃に到着。早速現場に急行。顔見知りの方に聞くと、今日は未だ出ていないようだ。土手の上の方の柿の木からメジロの声が聞こえる。ずっとクロジの出てくるのを待つのも時間がもったいないので、そちらに移動して、しばらくメジロに相手してもらった。

<メジロ>

次は、エナガの登場。これもやっぱりタイミングで、タイミングが合わないと、カラ類、エナガさえも出てくれない。という訳で、出会いに感謝して、有難く撮らせてもらった。超近くまで来てくれて、まん丸エナガがとってもめんこかった。

<エナガ>

エナガの集団が去ってしまうと、急に静けさがやってくる。必死に鳥影やら鳥の声を探すがなかなか出ない。今冬は鳥が少ないとあちこちで聞くが、全くの同感だ。鳥影を探し求めてうろうろしていると、シロハラを発見。今冬はシロハラとの相性はいいようだ。昨日、一昨日と雪が降ったので、エサ探しに苦労しているのかもしれない。こういう時は、やっぱり柿の木食堂が盛況だ。

<シロハラ>

シロハラを観察撮影していると、鳥友人が登場。連絡はしていなかったので、全くの偶然だ。しばらくぶりで鳥談義をして楽しむ。そんな時、杉林の中に鳥影を見つけた。双眼鏡で確認すると、クロジだった。やっと出てくれた。でも、杉林の中はとっても暗い。かなりの枚数撮ったが、ほとんどがボケボケで、証拠写真にしかならない状態だった。話によると、クロジは10数羽居るらしい。自分が見た所では、5,6羽は確認できた。何とか、明るいところに出てくれないかと根気強く待ったが、この日は出てくれずに終了となった。

<クロジ>

クロジを待っている間に出てくれたのが、キセキレイとモズだった。どちらもほんのちょっとだけの出番だったが、まあ、退屈しのぎには良かったかも。

<キセキレイ>

<モズ>

 

という事で、今年のブログ記事の更新は、これで最後となりました。

今年もいろんな鳥さんに出会うことができました。そして、この拙いブログにご訪問くださった皆様、有難うございました。

来年は、「巳年」。という訳で、来年は「長い物には巻かれろ」をモットーに、優柔不断に・・・いや、柔軟に時の流れに身を任せつつ鳥見を楽しんでいきたいと思いますので、来年もどうぞ、よろしくお願いします。

NOBU@管理人

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悠創の丘①’24.12/21

2024年12月28日 | 村山地方

天童市の舞鶴山と同じで、雪の積もるこの時期気になっていたのが、山形市郊外の悠創の丘。ここは、蔵王の麓に位置し、夏蔵王で繁殖した鳥たちが、雪が降ると麓に下りてくるのだ。そこで、今季一回目という事で、鳥知人を誘って行ってみた。午前10時頃到着し、お昼ごろまでの半日鳥見。まずは、ルリビタキが出るというポイントに行ってみたが、全然気配なし。時間がもったいないので、ここから「どんぐり橋」の方に移動し、さらに「見晴らしの丘」へ。どんどん歩き、あっという間に駐車場に戻ってしまった。というのも、全然鳥の声がしない。鳥影なし。いったい鳥さんはどこに行ったの・・・状態。カラ類の声さえしない。これは、今日は大ハズレか?とトボトボ駐車場に戻ったが、そこで、やっとシジュウカラの声が聞こえてきた。探すと、シジュウカラ、ヤマガラを見つけた。そして、そこに、「ジュリ、ジュリ。」と、エナガの声。急いでカメラを向けたが、何しろ動きがヤバい。何とか数カットだけ撮ることができた。その中で、運よく超近くに来てくれた正面顔を撮ることができた。超かわいい。

<エナガ>

下の畑の先にある柿の木にシロハラを見つけた。だいぶ柿の実はなくなっていたが、シロハラが来てくれてよかった。まずは、証拠写真を撮って、少し近くまで。そして、柿の木がたくさんあるところにも出てくれた。

<シロハラ>

最後の最後に鳥たちが出てくれて、少しは来た甲斐があったかな?という感じ。

最後に、鳥知人からおいしいコーヒーを入れてもらい、いろんな話をすることができ、楽しいコーヒータイムを過ごすことができた。Eさん、お付き合いいただき有難うございました。そして、おいしいコーヒー、ごちそうさまでした。

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舞鶴山’24.12/20

2024年12月22日 | 村山地方

すでに12月に入っているが、自宅周辺の積雪は今のところ5cmほど。このまま正月まで行ってほしいが、さてどうかなぁ。どうかなぁ・・・と言えば、例年この時期訪れている天童市民憩いの山・舞鶴山の柿の木はどうなっているだろう。そろそろ下見に行かねばと思っていたので、この日、天気もまぁまぁのようなので、行ってみた。車から降りると、風が冷たい。まず、矢場跡から下の柿の木をチェック。・・・、何もいない。小道を下っていくと、柿の木の上の方にメジロを見つけた。まずは、証拠写真。逆光なので反対側に移動すると、飛ばれてしまった。そして、近くにいたアオゲラにも飛ばれてしまった。飛ばれるまでアオゲラの存在に全く気が付かなかった。悔しい!でも、また来るだろうと思い、しばらく周辺をうろうろしていると、予想通りアオゲラくんが来てくれた。柿の実をおいしそうに食べているところを撮らせてもらった。

<アオゲラ、メジロ>

アオゲラが飛び去ったので、下の方に下って行った。歩きながら鳥の声に耳を澄ませたが、聞こえるのはヒヨドリの声ばかり也。とにかく鳥がいない。そんな感じだ。しばらくうろうろしていると、シジュウカラの声が聞こえてきて、その後、エナガの声も聞こえてきた。初めは高い樹の上の方で飛び回っていたが、しばらくすると、低木の方に来てくれた。これなら何とか撮れそうだ。それでも、やっぱり動きが速くてなかなかカメラが追いつけない。粘りに粘って、何とか数カット撮ることができた。今シーズン初めてのエナガ撮影だった。まあ、スタートはこんなもんでしょう。

<エナガ>

エナガを観ていると、そこにメジロもやってきた。これまた動きの速いメジロ。カメラワークの練習には最高の鳥さんだ。

<メジロ>

最後は、証拠写真をということで、シジュウカラとヤマガラを1カットずつ撮ってみた。

<シジュウカラ、ヤマガラ>

今日は、300mmレンズに2倍のテレコンを付けて持ってきたが、エナガもアオゲラもかなり至近距離で撮ることができ、これなら1.4倍のテレコンで十分だった。野外でのテレコン交換は、埃などが入るリスクがあるので、できれば避けたいところだ。なので、テレコンをどちらにするか、かなり悩ましいところだと思った。少しでも明るさが欲しければ1.4倍だし、できるだけ大きく撮って、トリミング不要にするなら2倍だしなぁ。まあ、場数を踏んでいくしかないかなぁ。

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原崎沼’24.12/2

2024年12月13日 | 村山地方

原崎沼(ばらさきぬま)はカモ類の貴重な越冬地となっており、沼は天童市の「天然記念物」に指定されている。以前は、沼の水面がカモたちに覆い尽くされ、それは見事な景色となっていた。「なっていた」という過去形なのは、現在はその風景は見る影もなく失われてしまっている。5年前、沼の堤防の耐震化工事が行われ、水は全て抜かれ約4年間全く水の無い状態が続き、沼は草ぼうぼうの状態となってしまった。工事終了後水は入ったものの、もちろん、カモ類が飛来することはなかった。昨年秋あたりから少しずつカモが入るようになってきたが、以前の1割2割といったところだ。そんな訳で、原崎沼には工事が始まった頃から行ってなかったが、先日、「原崎沼にアカエリカイツブリが入っているよ。」と教えてもらい、行ってみることに。沼の畔に車をとめ、沼全体を見ると、いくらかカモは入っていた。100羽プラスといったところかな。今日は天気が良いので、マガモ雄グリーンがとっても美しい。これは撮ってあげないとねぇ。

<マガモ>

カモは、沼の西側の奥の方に集まっているようなので、そちらに移動してみた。お目当てのアカエリカイツブリを探してが見当たらず、代わりにミコアイサの雌を見つけた。雄も・・・と探したが、雌1羽の単独飛来だった。カモも、たまには一鳥になりたいということかな。

<ミコアイサ雌>

一鳥と言えば、ミコアイサの近くには、ヨシガモの雄も居た。こちらもお一鳥様のようだった。まだ換羽が終わっていないようで、あのきれいなナポレオンハットでなかったのが残念。

<ヨシガモ雄>

ついでに、コガモが近かったので、これも載せておこう。今年はカモ類が少ないように思われるが、コガモは大丈夫そうだ。どこに行ってもコガモは居る。

<コガモ>

ある程度見たので、車の方に戻ってきた。水面に草が出ているところにヒドリガモがいた。天気が良いと、カモたちものんびりと気持ちよさそうだ。

<ヒドリガモ>

しばらくして、やっとアカエリカイツブリを見つけた。冬羽になっているので、残念ながら「アカエリ」ではなかったが、いつ以来か記憶にないくらい久しぶりの出会いだ。会えてよかった。

<アカエリカイツブリ>

その近くには、「ただの」カイツブリも居た。2羽仲良く一緒に泳いでいる。兄弟だろうか。

とりあえず、カイツブリも載せておこう。

<カイツブリ>

今日は、数年ぶりの原崎沼でのカモ探だったが、アカエリカイツブリにもしっかり出会えたし、いろんなカモたちをじっくり観察撮影することができ、楽しいひと時だった。

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ハイチュウ雌’24.11/20

2024年12月06日 | 県内の鳥見

鳥友人よりの耳寄り情報をもとに、この日やってきたのは、県内某所。ハイイロチュウヒの雄が来ているという。教えてもらったポイントに着いたのは10時頃。農道の一角に車をとめ、周囲を見回すと、丈の高い草原が広がり、いかにもチュウヒの好きそうな環境だ。鳥との出会いは運次第なので、あまり期待せずにのんびりと待ってみたが、なかなか猛禽類は飛んでくれなかった。それでも、1時間ほどして、草原の向こうに低く旋回する猛禽を発見。かなり遠いが、腰の白がはっきりと確認できた。ハイイロチュウヒ、通称「ハイチュウ」の雌だ。本当は雄を期待して来たのだが、雌が出てくれただけでもラッキーだ。この後、さらに1回飛んでくれたが、これもやっぱり超遠い。それでも、こちらに向かって低く飛んで来るハイチュウ雌の姿はわくわくする場面だった。久しぶりにハイチュウに出会うことができ、情報を寄せてくれたSさんに感謝だ。以下の画像は、35mm判換算2,000mmで撮ったものを、さらに少しトリミングしたものなので、ほぼほぼ証拠写真という事で・・・。

<ハイイロチュウヒ雌>

 

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