恥ずべき傲慢 撤回を 「戦争法案」自民の修正要求
日本共産党の志位和夫委員長は23日の記者会見で、社民党の福島瑞穂副党首が参院予算委員会で安倍政権が推進する安全保障法制を「戦争法案」と述べたことに対して自民党が議事録修正を求めていることについて所感を問われ、「許しがたい対応です。国会の発言で『自分たちの立場にそぐわない』『けしからんから削除しようヒというのは許されない対応です。こういう恥ずかしい、傲慢(ごうまん)な姿勢はやめるべきで、撤回すべきです」と指摘しました。
志位氏はこのなかで、「国会の発言であきらかな事実誤認、公序良俗に反する発言なら削除の対象になるでしょうが、ある法案をどう評価するかはそれぞれの政党の自由な判断に属する問題です。
自由な言論によって是非を争うべき問題で、これがまかり通れば、国会は自由な『言論の府』ではなくなります」と語りました。
そのうえで、かつて日本共産党が周辺事態法(1999年)を「戦争法」と呼び批判の論陣を張ったときには、自民党から同様の要求はなかったことに言及。
「いまも私たちは『戦争立法』と呼んで論戦しようとしています。法案の本質を規定する、ふさわしい名称として使っています。
それは、それぞれの党の規定、判断です。気に入らないなら、『そうではない』と答弁や論戦で言えばいいわけで、問答無用で削除するのでは、国会が成り立たなくなります。横暴、傲慢、恥ずべき要求は取り下げるべきだと強く言っておきます」とのべました。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年4月24日付掲載
志位さんが言うように、「ある法案をどう評価するかはそれぞれの政党の自由な判断に属する問題」「まかり通れば『言論の府』でなくなる」というのはまさにその通り。
自民党は、間違っても共産党には修正要求は言ってこない。自民党の修正要求は許せない事だが、社民党もなめられたのもだと思う。
日本共産党の志位和夫委員長は23日の記者会見で、社民党の福島瑞穂副党首が参院予算委員会で安倍政権が推進する安全保障法制を「戦争法案」と述べたことに対して自民党が議事録修正を求めていることについて所感を問われ、「許しがたい対応です。国会の発言で『自分たちの立場にそぐわない』『けしからんから削除しようヒというのは許されない対応です。こういう恥ずかしい、傲慢(ごうまん)な姿勢はやめるべきで、撤回すべきです」と指摘しました。
志位氏はこのなかで、「国会の発言であきらかな事実誤認、公序良俗に反する発言なら削除の対象になるでしょうが、ある法案をどう評価するかはそれぞれの政党の自由な判断に属する問題です。
自由な言論によって是非を争うべき問題で、これがまかり通れば、国会は自由な『言論の府』ではなくなります」と語りました。
そのうえで、かつて日本共産党が周辺事態法(1999年)を「戦争法」と呼び批判の論陣を張ったときには、自民党から同様の要求はなかったことに言及。
「いまも私たちは『戦争立法』と呼んで論戦しようとしています。法案の本質を規定する、ふさわしい名称として使っています。
それは、それぞれの党の規定、判断です。気に入らないなら、『そうではない』と答弁や論戦で言えばいいわけで、問答無用で削除するのでは、国会が成り立たなくなります。横暴、傲慢、恥ずべき要求は取り下げるべきだと強く言っておきます」とのべました。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年4月24日付掲載
志位さんが言うように、「ある法案をどう評価するかはそれぞれの政党の自由な判断に属する問題」「まかり通れば『言論の府』でなくなる」というのはまさにその通り。
自民党は、間違っても共産党には修正要求は言ってこない。自民党の修正要求は許せない事だが、社民党もなめられたのもだと思う。