
情勢激動 いま魅力増す赤旗⑥
安倍9条改憲の危険いち早く警告~発信力ある多彩な発言

シリーズ「安倍9条改憲 日本に何をもたらすか」と、インタビュー「許すな 安倍9条改憲」
「9条1、2項を残したまま自衛隊を憲法に書き込む」という安倍9条改憲提案に対し、「赤旗」は、いち早く2項の空文化と無制限の海外での武力行使に道を開く危険を警告してきました。
自衛隊明記による軍事化が、日本社会にどんな影響をもたらすかの特集にも取り組み、安倍政権のもとで攻撃的軍備の強化が進む実態を報じ、「自衛隊明記の危険がよく分かった」と声が寄せられています。
「許すな!安倍9条改憲」の連続インタビューには、映画監督や宗教者、市民運動に取り組む各地のリーダー、地方紙の社主、企業経営者など、立場を超えた幅広い人たちが次々と登場し、「『赤旗』は発信力がある」という反響が寄せられています。
自民党内での9条改憲の条文案とりまとめの経過と問題点も詳しく報道。22日の同党憲法改正推進本部で確認された条文骨格案が、2項の制限の及ばない自衛権の行使、自衛隊を認めるもので、無制限の海外での武力行使に道を開くものであることを告発しました。
9条改憲の基礎をシリーズで伝える「憲法の基礎」にも「たたかいの中で基礎を知ると力が出る。続けてほしい」と反響が相次いでいます。
「オール沖縄」市民・野党の共同、災害…~地方政治の動きわかりやすく

青森県での米軍機燃料タンク投棄(左端。以下右へ)、米山新潟県政の1年半を紹介する記事と五輪選手村の都有地売却をめぐるスクープ
沖縄で相次ぐ米軍機事故や佐賀での自衛隊機墜落、青森での米軍機燃料タンク投棄など、米軍・自衛隊による事件・事故を機敏に報道。日米安保条約の下でおきている米軍の無法ぶりを鋭く告発し、相次ぐ事故に怒る沖縄や全国の声を紹介しています。沖縄の新基地建設問題では、新基地建設に反対する「オール沖縄」のたたかいに連帯し、安倍政権による民意も法も無視しての新基地建設強行に立ち向かう沖縄の人々のたたかいを、全国紙で一番詳しく報道しています。
7年を迎えた東日本大震災、九州北部豪雨(2017年8月)など各地の災害では、現地の状況とともに被災者に寄り添う報道を貫いてきました。
「市民と野党の共同」で誕生した新潟県の米山隆一知事。就任から1年半近くなる3月16日付では、柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発の再稼働問題をはじめ、県民の暮らしや医療、教育、農業などで着実な一歩を踏み出した県政をくわしく紹介しました。
都議会では、日本共産党議員団の活躍を報道するとともに、スクープを連発。2月19日付では、都が東京五輪選手村の都有地を9割引きで開発業者に売却していたことを暴露、豊洲の追加工事で指名停止中の大成建設と随意契約した経緯(3月15日付)も解明しました。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2018年3月27日付掲載
自民党の改憲案が憲法9条2項を空文化・死文化することを早くから指摘。「憲法の基礎」シリーズは、そもそも論がわかる良いものでした。
市民と野党の共同で誕生した米山新潟県政についても、その実績を掲載。