昨日は、スピードスケート男子500mで長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルの活躍で沸いた一日でした。普通の社会人の私は仕事中だったので、夜放送されたダイジェストでようやく映像を見ました。
スピードスケートは、比較的古くからの種目で、陸上トラックとほぼ同じ長さの400mを競馬の馬と比べても遜色ないスピードで回るという、一般人の常識からは想像もつかないスポーツです。
事実、私は長野五輪でスピードスケートを見に会場のエムウェーブに行ったのですが、スタンドの大きさや逆サイドの見え方などは、今は知っている方は少ないでしょうが、改修前に1万人収容だった駒場スタジアムとほぼ同じでした。
おそらく、競馬の馬がそんな小さな曲率を回ったら多くの馬が故障してしまうでしょう。人間にそういうことが可能なのは、鍛え上げた筋力で遠心力に打ち勝つコーナリングが可能だからです。
それでも、トップレベルの選手でも遠心力に振られることはあるようで、長島の二回目の滑りでは最終コーナーで隣のレーンに踏み越していました。怪しげな記憶をたどると、リレハンメル五輪銅メダルの堀井も最終コーナーで膨らんでいました。
それでも、無理に抑えつけてレーンを踏み越さないよりも速いことがあるのはスピードスケートの面白いところで、長島の銀メダルも踏み越した二回目で34秒台を出した逆転の銀メダルです。ただ、隣のレーンの選手より十分なリードを奪っておかないと接触の危険もありますが。
また、なぜ500mは二本のレースの合計タイムで競うのか、ご存知ない方もいらっしゃるでしょう。実は、以前は一本のレースで決着をつけていた時代があります。しかし、インコースがアウトコースに比べて有利なのはおかしい(事実アウトコースの金メダルはほとんどなかったそうです)という議論が起こり、怪しげな記憶では1994年リレハンメル五輪からインコースとアウトコースの二本の合計タイムで競う現在の方式になりました。
ただ、微妙なルール改正はどんなスポーツにも常にあります。以前は2日かけて二本のレースを走っていた500mですが、今は一日で二本を走ることになりました。整氷作業の遅れで一本目と二本目の間隔が開きましたが、それをはねのけた長島、加藤両選手の集中力はさすがでした。
スピードスケートは、比較的古くからの種目で、陸上トラックとほぼ同じ長さの400mを競馬の馬と比べても遜色ないスピードで回るという、一般人の常識からは想像もつかないスポーツです。
事実、私は長野五輪でスピードスケートを見に会場のエムウェーブに行ったのですが、スタンドの大きさや逆サイドの見え方などは、今は知っている方は少ないでしょうが、改修前に1万人収容だった駒場スタジアムとほぼ同じでした。
おそらく、競馬の馬がそんな小さな曲率を回ったら多くの馬が故障してしまうでしょう。人間にそういうことが可能なのは、鍛え上げた筋力で遠心力に打ち勝つコーナリングが可能だからです。
それでも、トップレベルの選手でも遠心力に振られることはあるようで、長島の二回目の滑りでは最終コーナーで隣のレーンに踏み越していました。怪しげな記憶をたどると、リレハンメル五輪銅メダルの堀井も最終コーナーで膨らんでいました。
それでも、無理に抑えつけてレーンを踏み越さないよりも速いことがあるのはスピードスケートの面白いところで、長島の銀メダルも踏み越した二回目で34秒台を出した逆転の銀メダルです。ただ、隣のレーンの選手より十分なリードを奪っておかないと接触の危険もありますが。
また、なぜ500mは二本のレースの合計タイムで競うのか、ご存知ない方もいらっしゃるでしょう。実は、以前は一本のレースで決着をつけていた時代があります。しかし、インコースがアウトコースに比べて有利なのはおかしい(事実アウトコースの金メダルはほとんどなかったそうです)という議論が起こり、怪しげな記憶では1994年リレハンメル五輪からインコースとアウトコースの二本の合計タイムで競う現在の方式になりました。
ただ、微妙なルール改正はどんなスポーツにも常にあります。以前は2日かけて二本のレースを走っていた500mですが、今は一日で二本を走ることになりました。整氷作業の遅れで一本目と二本目の間隔が開きましたが、それをはねのけた長島、加藤両選手の集中力はさすがでした。